プロフィール
キャッチコピー | 『反逆のくノ一』 |
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国籍 | なし(元日本) |
格闘スタイル | 卍忍術 |
身長 | 173㎝ (初代) |
体重 | 58kg (初代) |
誕生日 | 3月15日 (初代)/1月13日(二代目) |
血液型 | O型 (初代) |
代表的な技 | 忍法卍葛(にんぽうまんじかずら)/クナイ駆け/土噸(どとん)/唸り勾玉(うなりまがたま) |
CV | 原田勝弘(無印)/菊池志穂(2~TT)/豊口めぐみ(TT2)/早見沙織(7) |
概要
『鉄拳』シリーズの無印から登場している人物。義賊集団「卍党」の元党員。
当初は性別が不明もしくは男性だと思われていたが、『2』以降性別は女性で固定された。
『2』以降消息がわからなくなった経緯から、ファンの間では彼女の復活を望む声が根強かったが、『ストリートファイターx鉄拳』において ステージ背景にいるモブ として復活した。
のちに家庭用『鉄拳タッグトーナメント2』にてDLCとして参戦することが決まった。使用可能になったのは鉄拳タッグトーナメントから4作ぶりである。
また寺田克也氏によるコラボコスチュームのモデルにも選ばれた。
苦無(くない)を所有しており、それを使用したガード不能技を使うことができる。
復活まで時間がかかった理由としては、彼女の使用率が非常に悪かったとされ、その事で開発スタッフが再登場をさせることに対して難色を示していたとされている。
『鉄拳7』シーズン4では娘が二代目を就任して参戦。
略歴
義賊集団「卍党」に所属していたが、私利私欲の為に窃盗を行った為に破門されたくノ一。
鉄拳では三島平八が強奪したネイティブアメリカンの財宝を狙う為、鉄拳トーナメントに参加した。
鉄拳2では、刀鍛冶である祖父の為に吉光が所有している「妖刀吉光」を狙い、参加した。
その後は消息不明だったが鉄拳7の二代目州光のプロフィールにて詳細が語られていた。
結局のところ、妖刀は手に入れらずに祖父も亡くなったことで盗みを辞めるほど失望してしまう。
そんな時に一人の忍者と結婚し、娘を授かった。
この娘が後の二代目州光である。
彼女は先代である母から盗みの技術を上手く授かったことで大企業や政府から盗みの依頼を請け負うようになるまでの実力を見せている。
そのため二代目は、病気になった母の名を継ぎ「怪盗州光」と名乗っている模様。
また表としては三島工業高校専門学校の学生として所属しているが、三島財閥の調査及び工業系に興味を持っていたことから。
そんな活動の最中に病で伏せていた母の病気が悪化し、その見舞いに行った際に妖刀吉光の話を聞いたため、母を元気づけるために妖刀吉光を狙うため、吉光の跡を追う。
性格
初代は無口かつ顔が詳細不明のキャラクターだったこともあり、祖父のために妖刀を狙う以外は謎だらけだった。
卍党の元上司であり、因縁の敵である吉光とは対峙すれば決闘するという好戦的な部分もあるが、妖刀を目的としているためにそうなっているだけで普段としてはどう思っているのかも互いが語らないため分からずじまい。
『鉄拳TAG2』のエンディングで吉光から妖刀を奪った際は「日進月歩(=着実に成長している)」と評価された。
二代目は登場時に「怪盗州光、参上です。」と言って不敵な笑みを浮かべたり、レイジアーツ発動時に「鬱陶しいですね…。」と毒づいたりと、母とは違い口数は多いタイプの模様。また、挑発技では笑いながら手で狐を作ったり、勝利時に「案外簡単でしたね。」と言ったり、ダウンした相手の耳元で「盗みのご依頼なら、いつでも受け付けますよ。」と囁いたりなどのメスガキ要素も持ち合わせている。
武器持ちキャラクターの武器に興味を持ち、勝利時には頂こうとするあたりは母親譲りである。
容姿
『1』の時は、般若のお面を被り、全身タイツのような姿をしている。この時はどちらかと言うと男性よりの体型をしていた。
『2』以降は、狐面を被り、髪型はツインテールで、服装はノースリーブの忍び装束を着こみ、露出度はないに等しい状態であった。
『TT』では3Pカラーとして『1』の全身タイツが大幅にリニューアルされて実装された。前面の露出によって胸の谷間が大きく見える他、ぴっちりスーツによってナイスバディが浮き彫りとなっている(因みに腹筋も浮き出ており、エロカッコイイとは正にこの事である)。
『TAG2』で復活した際は服装もリファインされた。狐面は下半分が露出するようになり、青を基調とした忍び装束で、何よりふともも部分が大胆に露出するようになった。
ぴっちりスーツもリファインされた上で引き続き実装されている他、専用水着としてスイカ柄ビキニも実装され、見事なスイカップを披露している。
更にチートコードを使用して仮面の中の顔を見ると目を閉じており、失明していたことが判明。
これに関してはスタッフ側がチートコードを使用することを読んだうえでの策略だった。
『鉄拳7』での二代目は紫交じりの黒髪のポニーテールであり、服も狐のしっぽ付きで和風っぽくアレンジされているバトルスーツと現代風になっている。
無論、初代の衣装もある他、鉄拳7の吉光に対抗したエイリアン風や狐のパーカーを着てガスマスクを装着するものまである。
ちなみに初代は鉄拳の女性陣としてはシリーズ中でも高身長だが、
二代目は逆に鉄拳7で最も身長が低いキャラクターとなっている。
性能
上記の通り、基本的には吉光のパチモン。
『鉄拳TAG』までは、吉光をベースにしつつも、刀よりもリーチの短い苦無を武器にするためか、全体的に性能が劣る、いわゆる弱キャラであった。一応、ガード不能技が全プレイヤー中発生の早さが髄一という特徴こそあるものの、キャラランクを押し上げるほどの要因にはならなかった模様。
『TT2』で復活した際は、元の吉光が大幅に性能が変わったためか、こちらも大幅にリニューアル。もはや吉光とは完全に別物の性能となった。
唯一の強みであったガード不能技の性能こそ落ちたものの、全体的に小回りがきくようになり、また前進しながら繰り出す攻撃が多いためリーチが長く、コンボ火力も高め。全体的にモーションもスタイリッシュになり、一気にカッコよくなった。
欠点としては、下段攻撃がやや貧弱で隙も大きく、コマンド投げも貧弱なため、崩しや立ち回りに難があること。
卍芟や卍葛を最後まで出し切った後に目を回してダウンするモーションも吉光と完全に差別化され、非常にセクシーなモーションが実装された。
『鉄拳7』シーズン4の2代目は武器が小太刀へと変更。
TAG2の初代をベースに更に技が追加or変更され、派生の択も豊富に増え、特に背向け技がかなり増えている。
技の豊富さと見栄えの良さは初代以上ではあるが、TAG2同様に崩しが苦手で下段がやや弱いのは相変わらず。
また卍葛等で目を回すのもしっかり引き継がれるという良くも悪くも初代を少し強くしたぐらいの性能となっている。
格ゲーの祭典EVO2023の決勝では州光のミラーマッチであり、格ゲープレイヤーどぐら氏も「相当なキャラ。小技が強い。」と評している。