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ニーナ・ウィリアムズ

にーなうぃりあむず

ニーナ・ウィリアムズ(Nina Williams)は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)より発売された3D対戦型格闘ゲーム『鉄拳』シリーズに登場するキャラクター。
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プロフィール編集

キャッチコピー『サイレント・アサシン』
国籍アイルランド
格闘スタイル骨法合気道をベースとした暗殺格闘術
年齢20歳(『1』の時)→22歳(『3』の時)→24歳(過去にコールドスリープを受けたため、戸籍上は43歳)
身長 168cm
体重56kg
誕生日7月25日
血液型A型
好きなものトムとジェリートムミルクティースコッチ(『1』の時)→記憶になし(『3』の時)
嫌いなもの記憶になし(『3』の時)
趣味旅行(『1』の時)→記憶辿り(『3』の時)
仕事暗殺(『1』の時)→風間仁の暗殺(『3』の時で洗脳によるもの)
代表的な技アッパーストレート、ディバインキャノン、双掌破、クリークアタックコンビネーション、アイボリーカッター、サブミッションスペシャル
声優冬馬由美(鉄拳〜鉄拳TT、Bloodline)→リーソル・ウィルカーソン(鉄拳4)→メアリー・エリザベス・マクグリン(鉄拳5〜)
高山みなみ(OVA、ドラマCD)
田中敦子(鉄拳 BLOOD VENGEANCE)
小林ゆう(ストリートファイター X 鉄拳)
平野夏那子(実写映画・日本語吹替)


概要編集

初代鉄拳から登場するキャラクター。

シリーズ全作品に登場する皆勤キャラクターで、ストリートファイター×鉄拳(cv:小林ゆう)にも登場する、シリーズを代表する女性キャラクターと言える。

事実、当シリーズ全ての作品に登場している女性キャラは彼女だけである。

ちなみに、鉄拳2~3の間には19年の月日が流れているが、彼女と妹であるアンナ・ウィリアムズコールドスリープによって若さを保っている。


一流の暗殺者を父に持ち、その父から暗殺術として骨法を、母からは護身術として合気道を学び、抜群の格闘センスを持っており、彼女自身もまた暗殺者として一流の腕前を持つ。

鉄拳シリーズのほか、スピンオフ作品である『Death By Degrees』でも主人公を務めた。


人間像編集

性格は無口冷徹。基本的にクライアントを選ばず、また依頼された仕事は確実に遂行することから、「最強のスイーパー(始末人)」とも言われる。

ただし、鉄拳シリーズにおいては、何度かトーナメントの主催者の暗殺依頼を受けて参加しているが、いずれも失敗している。

また、何事に於いても一歩引いた視点から見る冷静さを持ち、基本的に(後述するアンナとの姉妹喧嘩以外は)自分の感情を持ち込む事なく雇主の意志に忠実に従って行動するビジネスライクなクールビューティーであるが、鉄拳6から7までの時期における雇用主であった風間仁に対しては何かしらの思い入れがあるのか、6のシナリオキャンペーンにおいて、全てが終わった後にラース・アレクサンダーソンに対し「仁の行ったことは本当に正しくなかったと言い切れるのか?」と問いかけたり、7において新たな雇主からの命令による捕獲作戦に失敗した後、仁を守ろうとするラース達の行動を見て、彼らを見守る事にして三島財閥から離脱している。


また、妹のアンナ・ウィリアムズとの仲は最悪で、ひとたび喧嘩となれば、相手の寝室に機関銃をブチ込んだり、車に爆弾を仕掛けたりと、さながら戦争の如き争いに発展する

この姉妹戦争の様子は、前述の「Death by~」の他、家庭版『鉄拳5』のオープニングムービーでも垣間見ることができる。上記の通り、冷静沈着な暗殺者らしい性格ではあるが、妹が絡むと何が何でも自分が上でないと気がすまないという大人げない一面も垣間見える。

この他、上記のコールドスリープ中に、彼女の卵子によって体外受精で生まれた、いわば息子であるスティーブ・フォックス『鉄拳4』より登場しており、肉体年齢は3歳差でありながら実の親子という複雑な関係となっている。


容姿編集

背中ほどまである美しいブロンドの髪を後ろに纏めた、金髪碧眼の美女。

西洋系の女性ではあるが、意外にも設定上の身長は風間準よりも低い。


衣装は、1P側はシリーズによって細かい違いはあるものの、全作品を通してボディラインのくっきりと出るボディスーツで、また鉄拳4以降は迷彩柄となっている。

また、基本的に紫色のものを着用し、ニーナのイメージカラーともなっている。例外的に、『鉄拳タッグトーナメント』においては、色違いの赤いボディースーツに銀髪というカラーがデフォルトカラーとなっている(通常の紫色のカラーも選択可能)。同様に、『鉄拳5DR』でも、デフォルトカラーがグレーを基調とした迷彩柄となっている。


2P側はシリーズごとに大きく異なるが、鉄拳シリーズ共通のコンセプトとして、2Pカラーは私服であることが多い。

『鉄拳』では黒のタンクトップスウェットのようなパンツという出で立ち。

『鉄拳2』では、迷彩柄(こちらは普通に緑系の一般的なもの)のライダースーツに黒のブーツで、胸元が大きく開かれている。

『鉄拳3』および『鉄拳タッグトーナメント』では、濃い赤色の豹柄のノースリーブのジャケットに、黒のインナー、紺のパンツにハイヒールで、本格的に私服のような服装。また、鉄拳TTでは1Pコスチュームと同様に色違いのカラーが存在し、豹柄のジャケットは青く、パンツは白くなっている。また、貴重な銀髪のニーナが拝めるのもこの作品のみ。

『鉄拳4』では、やはり胸元の大きく開いたピンク色のライダースーツに、白いブーツ、ピンク色のサングラス、紺色のグローブ。また、このライダースーツというコンセプトは、後の鉄拳6のカスタマイズアイテムに敬称されている模様。

『鉄拳5』では、ノースリーブの金色のパンツドレスに銀色の手袋、ミュールというパーティドレスのような服装。また、この作品からキャラクターカスタマイズが導入され、コスチュームのカラーチェンジも可能になっている。また、バージョンアップ版である『鉄拳5DR』では、デフォルトカラーが紫に変更されている。

『鉄拳6』では、赤茶色いジャケットに白いインナー、白いパンツに、ヒールの高いサンダルで、この作品でもカラーチェンジが可能。また、この他にナース服や『Death By Degrees』ので着用したレスリングウェア、バージョンアップ版の『鉄拳6BR』ではスチュワーデスの制服や前述のライダースーツなど、さまざまなカスタマイズアイテムが用意されている。

ちなみに、家庭用鉄拳6などのムービーでは、普段束ねている髪を下ろしているが、キャラクターカスタマイズでは不可能。何故だ。

また、「シナリオキャンペーン」モードにおいては、上記の2Pコスチュームの色違いで登場し、上下ともに色が黒に変更され、またサンダルではなく底の厚い靴を履いている。

『鉄拳7』では三島財閥を抜けフリーランスのアサシンとなったニーナはクライアントからマフィア殲滅を依頼され、結婚式会場潜伏のために純白の花嫁衣装で登場する。

『鉄拳8』でこれまでのイメージビジュアルを一新。髪を短くし、サングラスと紫のドレスを身に纏い登場。今度は三島一八率いるG社に雇われた模様。

『Death By Degrees』においては、おなじみの紫のバトルスーツの他、グレーの迷彩柄のボディースーツである鉄拳衆スーツや、ビキニ水着、カクテルドレスなど、さまざまなコスチュームが用意されている。また、ストーリーの進行に合わせて細部が破れていくなど、紳士に嬉しい仕様となっている。

また、コスチュームの他、髪は本家と比べると非常に長く、腰の辺りまで伸びている。また、髪型自体も、カクテルドレスではシニヨンに纏め上げ、そのほかでは三つ編みにしているなど、後のシリーズでは見られないものとなっている。

この他、隠しコスチュームとして、オープニングムービーの格闘大会で着用していたレスリングウェア(一般的なものとは大きく違い、露出が多く、ランブルローズアナスタシアの服装に近い。)や、『鉄拳2』のコスチューム……ではなく、鉄拳2のポリゴンモデルも用意されている。


ゲーム上の特徴編集

多彩な連携技と優秀な小技を駆使した接近戦を得意とする。

『鉄拳5』までは、「ワンツーパンチ」や「アッパーストレート」「クリークアタックコンビネーション」などの多彩な連携技での固めが強力だったが、その『鉄拳5』において、ゲームバランスを崩しかねないほどに強力な性能を持ってしまった(もっとも、鉄拳5自体、割と世紀末なバランスだったのだが)ために、バージョンアップ版の『鉄拳5DR』からは大きく路線が変更されてしまった。

路線変更後は、「シェイクショット」から派生する特殊動作をさらにキャンセルする「シェイクキャンセル」といった、細かいレバテクが必要な性能となった。

『鉄拳6』からは、「フラッピングバタフライ」という新技を利用し、長い距離を運ぶ通称「フラコン」が可能になったことにより、ますます空中コンボの火力が増した。また、バージョンアップ版の『鉄拳6BR』からは、この空中コンボの威力に加え、多彩かつ優秀な小技での接近戦能力の高さから、いかなる状況にも対応できる万能キャラとして、キャラランクの上位に君臨している。

最新作である『鉄拳TT2』では、主力技であった「アイボリーカッター」の弱体化などを受けたものの、依然として小技の性能、フラコンを用いたコンボ火力は高く、ホーミングアタックである「サイドステップスタブ」の性能強化などもあって相変わらずキャラランク上位にいる。ただし、コンボについてはその性質上、壁を用いない限りタッグシステムを利用した火力の底上げが難しいという難点も。


この他、「掌握」「失脚」といったコマンド投げから派生し、連続でコマンドを入力することで多彩な関節技を極める「サブミッションスペシャル」も使用可能。

また、ニーナは、当時コンパチキャラであったアンナとともに、シリーズで初めて、上記のような「投げコンボ」が可能なキャラクターであった。

この他にも、さらに2つのコマンド投げや当て身技(ゲーム中の表記は「返し技」)を持ち、投げキャラのような側面も持つ。


ニールキック編集

鉄拳1から実装されている、ウィリアムズ姉妹のみが使える足技性能モーションポールの浴びせ蹴りに近いが、発動後に背中から着地して仰向けダウン状態に移行するのが主な違い。


1では発動フレームが短い上にダウンからの起き上がり速度が非常に速く、ガード崩し硬直が異常に長かった1の特徴もあって非常に強力な技だった。


2では見直しが図られ、発動フレームが長くなった上に着地時の衝撃で若干身体が浮き上がるモーションが追加され、起き上がり速度が遅くなった。ガード崩し硬直が短くなったのも相まって全体的に隙の多い技となり、前作から大幅に性能が低下した。


3では再度発動フレームが短くなり、再び強力な技になった…かと思いきや、本作からサイドステップが導入された事で避けられるリスクが大幅に増した。それに加えて本作から避けられた場合は何と自滅ダメージ(5)が実装され、更にリスクが増した(一応ボタン入力で無効化可能)。

アンナは2から性能モーションを完全に引き継ぐ事で差別化が図られた。当てやすさならニーナ、リスクの低さならアンナと言った所だろうか。


5ではコンパチキャラを脱したアンナが再登場し、当然ニールキックも使えるのだが、こちらはモーションが大幅に変更され、発動後は前転して立ち上がるようになった。当然自滅ダメージは無し。なんでやねん


鉄拳シリーズのナンバリング作品では、投げ抜け以外で自滅リスクのあるを持っているのは彼女以外ではポール(サマーソルトNG)のみである。ポールストーリー上ではギャグ要員としての立ち回りも多い為ある意味納得は出来るが、ニーナはギャグ要員として描かれる事はほぼ無い為、同じ自滅でも受ける印象は大きく異なる。


因みにダメージを受けた後は、眉間に皺を寄せて体をくねらせながら悶える割と長めのモーションが追加された。余程地面に打ち付けた背中が痛かったのだろうか…。ボタン入力でキャンセル可能な為通常プレイ時にお目に掛かる事は滅多に無く、そもそも何の為に導入されたのかすら良く分からないが


暗殺生業とする冷酷非道クールビューティーが自身のを避けられて自滅し、痛みのあまりに悶える無様な姿が見たい」


という一部の変態紳士からは大いに喜ばれているとかいないとか…。




関連タグ編集

アンナ・ウィリアムズ スティーブ・フォックス ウィリアムズ姉妹

鉄拳 格ゲー

ゼロスーツサムス:金髪、ポニーテール、ボディスーツなど共通点が多く容姿が似てるためかスマブラSPではスピリットの素体になっている。


関連イラスト編集

ニーナ・ウィリアムズニーナセンシティブな作品センシティブな作品センシティブな作品Nina Williams (Commission)ニーナ ウィリアムズセンシティブな作品

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