曖昧さ回避
実在する姉妹の女子テニス選手。⇒ビーナス・ウィリアムズ(姉)、セリーナ・ウィリアムズ(妹)
概要
ウィリアムズ姉妹とは、『鉄拳』シリーズに登場するニーナ・ウィリアムズとアンナ・ウィリアムズが
セット、またはカップリングで描かれたイラストに付けられるタグ。
姉のニーナはシリーズ皆勤賞で、妹のアンナも準皆勤賞と行ったところでシリーズを代表する姉妹である。
そして、この姉妹を表現する言葉としては、とにかく仲が悪い事が挙げられる。互いに相手をかなり嫌悪しており、病床の父親の必死の説得も虚しく終わった程である。
しかも、お互いが骨法、合気道を操る格闘家であり、また暗殺術にも長けるため、その様相は喧嘩の域を超えた「戦争」とも呼べる惨状となる。具体的には、寝室に機関銃をブチこんだり、相手の車に爆弾を仕掛けたり、市街地でロケットランチャーや時限爆破式ボウガンをブッ放してみたりといったところ。はた迷惑な話である。
一方で、シリーズの家庭用に収録されたエンディングでは、一緒にプールに行ったり、なぜか映画に出演したり、ビリヤードに興じたりと、実は仲がいいのでは?とも思える描写もある。尤も、大抵は姉の嫌がらせがオチとなって終わるのだが。
また、鉄拳TAG2における新システムであるTAGレイジ(試合で闘っているキャラクターが一定ダメージを受けることで、控えのパートナーが怒って攻撃力が上がるというシステム)の発動条件が、一般的な組み合わせよりも厳しくなっている。
一方で、二人で協力して繰り出す専用のタッグ投げや特殊技(前者は協力というよりは獲物の奪い合いのようにも見えるが)が用意されていたり、専用の勝利ポーズがあったりと、なんだかんだで息が合っているような描写も見受けられる。
また、ニーナを主人公としたスピンオフ作品である「デス・バイ・ディグリーズ」では、やはりいつもどおり命掛けの姉妹喧嘩を繰り広げるものの、最終的には互いに協力し、爆発炎上し沈みかけた客船からの脱出に成功している。尤も、この作品の時系列は鉄拳シリーズの前日譚にあたるため、その後の骨肉の争いを繰り広げていることに違いは無いが。
いずれにせよ、基本的には常識から著しく逸脱した仲の悪さであり、まったくもってどこかの姉妹とは正反対である。
ここまでの仲の悪さにもかかわらず、むしろこの仲の悪さ故にか、百合姉妹としてカップリングされたイラストも多数存在する。いいぞもっとやれ。
おまけに…
『2』のプロフィールの「好きなもの」覧を見ると、その内容もきっちり正反対になっている。