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フォクシー(KOF)

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ふぉくしー

SNK対戦格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」に登場する架空の人物である。 「KOF2000」から登場するキャラクター。

プロフィール

格闘スタイルフェンシングを基本とした剣術
誕生日12月9日(年齢28歳)
出身地不明
血液型A型
身長181cm
体重61kg
スリーサイズB87・W61・H88
趣味みつばちプラント
好きな食べ物フォアグラ(食べたことがないけど)
得意スポーツフェンシング
大切なもの組織&部下
嫌いなものエリート幹部(自分はたたき上げだから)
声優池澤春菜

「ネスツは、世界最大の暴力機構よ」

人物

初登場は『KOF2001』・・・と思いきや、実は『2000』のED及びクーラのアナザーストライカーとして登場していた。

秘密結社ネスツ古参の叩き上げの上級幹部だが、改造手術などは受けておらず生身の人間。

一部のファンからはべっぴんさんと呼ばれている。

おまけにCVはなんと麻宮アテナの中の人の池澤さん。こういったタイプのキャラも演じられるということに驚いた人もいただろうか。

衣装

白銀の髪を太い帯状の青紫色の布を巻いた一見変わった髪型に見えるが、帯状の布で纏めているだけで実際は長髪である。因みにこの布、旗にもなる。肌は褐色。

衣装はベージュ色の長袖トップスとスリットが入ったカーキ色のスラックスと赤い袖なしの長い上着を着用している。武器はネスツ製の特注サーベル。

ちなみに『2001』の初期のイラストでは赤の上着の下は何も着けていないというアンヘル並みに際どい衣装になっていた。

性格

性格は、冷淡かつ生真面目な性格で組織に仇なす者には容赦無い反面、身内や仲間に対しては深い愛情を表している。

組織を私物化し私利私欲の為に走るイグニスに対しては怒りを露わにし、勝利セリフの「上がバカだと下が苦労する」 などの意味深な言葉は、倒産前の旧SNKの社内事情を皮肉った開発陣の心の声だったと見ることもできるだろう。

地味ではあるが、深読みするとなかなか面白いキャラである。

主な活動

『2000』では、反乱を起こそうとしていたゼロ(クローン)を止めるために一人では行動できないクーラのサポート役として同僚のダイアナとアンドロイドのキャンディーと共に戦線に投入される。

『2001』では監視役としてクーラと共にK9999アンヘルとチームを組んだがそりが合わず、その後は二人の裏切りに遭い重傷を負うが致命傷には至らなかった。

※それ以降はストーリーに出てこなくなったため一時は死亡説も流れたが、おそらくネスツの壊滅によって今まで以上表に出る必要が無くなっただけと思われる。

実際に『XIII』ではクーラの超必殺技や勝利ポーズで登場することがある。

ちなみに小説版では準決勝で飛行船を強奪したK'チームをエイダスまで追ってきたK9999の腕の暴走によって負傷した彼女は、ウィップにクーラを託す。その後はダイアナと合流しエイダスから脱出した。

『2002UM』では新生ネスツチームのチームリーダーとして登場した。チームストーリーではクローンチームの存在に不安を抱きながらも、ネームレスについて注目している様子が描かれた。

関連人物

氷の能力を持つネスツの改造人間。ダイアナと共に後見人、監視役として彼女の面倒を見ており組織の道具としてではなく、自分の娘のように愛情を注いでいる。

親友であり同僚でもあるネスツの上級幹部。フォクシーと共にクーラの後見人、監視役として、クーラの登場、勝利デモや技の一部として登場する。武器は鍔に蝶を象ったレイピア。

クーラをサポートする女性型ロボット(クーラのプロフィールにおける「キャンディーに落書き」のキャンディーとは、このアンドロイドの事)。『2000』ではクーラをストライカーとして選ぶと彼女のかわりに登場する。

  • エリート幹部

フォクシー&ダイアナの嫌いなもの。実力で上級幹部までのし上がってきた二人にとっては名ばかりのエリート幹部が気に入らない、その為一部のエリート幹部とは折り合いが悪い。

父ネスツを殺害後、首領となったネスツ編の黒幕。終盤ではその目的が明かされた。

性能

得意スポーツであるフェンシングをベースとした剣術がファイトスタイルなだけに大抵はサーベルを使った攻撃をしてくる。

サーベルを用いた攻撃はリーチが長く、必殺技もトリッキーながら、飛び道具・無敵対空技・突進技と一通り揃っている。

「2001」のフォクシーはネスツ編みんなのトラウマともいえる凶悪設定となっている。

何故かというと、

  1. 連続技が強力なのに加え、しゃがみ弱パンチは高性能な上に連打も効き、対空技・プレニルニウムはほとんど隙がなく、出掛かりから発生前までながらも完全無敵。さらに知恵の樹で地を這わない飛び道具は全て潜り抜けられる。
  2. 垂直ジャンプ強キックの異常なまでの攻撃判定の強さと下に大きく延びているために中段技として機能する。同じモーションの空中ふっとばし攻撃も異常に強く、無敵判定の無い技なら一方的に潰せる。さらにふっとばし攻撃にはカウンターワイヤーが掛かり、成立すればそこからの即死連続技も可能。
  3. さらには小足を連打するとガード不能になるバグ、しゃがみ弱キック後すぐにレバーをニュートラルにしてふっとばし攻撃を出すと2段技になりガード不能になるバグ(どちらもPS2版では修正されている)も手伝って、ほぼ全てが高性能で弱点が皆無といっても過言ではない。おかげでこのキャラを使うともれなくリアルファイトとなる。
  4. KOFの大会で史上唯一使用禁止となったキャラである。KOFにおいて、レギュラーメンバーから使用禁止キャラが出る事は前代未聞であり、大会によっては当日にいきなりフォクシー使用禁止が通達されるケースもあった。当然、フォクシーで出場するつもりだった多くの選手が涙を飲んだとのこと。一部の大会では、攻撃手段等を自主規制する方向で出場を認める大会もあったようだが、参加者からの苦情が多すぎた為に結局禁止する流れとなっている。

さすがに2002UMでは弱体化されたが、やはり火力は高くノーゲージでも3割、1ゲージあると6割ほど奪える(難易度はやや高い)。

ちなみに彼女の超必殺技のひとつ「みつバチ」はなんと自爆特攻技

ガードされると負け確定、当たれば相打ちに持ち込めるという、格ゲーの中でも一風変わった性能となっている。

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