概要
2021年8月27日にSteamにて価格790円で発売。
ダウンロードコンテンツでアートブックが価格205円で発売(DLCの中身はゲーム内ではなく溶鉄のマルフーシャのファイル内に追加される)。
2023年4月6日にNintendo Switch・PlayStation 4・PlayStation 5・XboxOneにて価格1180円でダウンロード版発売。
こちらはDLCに相当するギャラリーモードが同梱されている。
イラストレーターhinyari9氏がUnityで開発をした2.5Dのインディーゲーム。
ディストピアな世界観で、迫り来る敵から拠点を防衛するタワーディフェンスとシューティングゲームを組み合わせた様なゲーム(主にはシューティングゲームとして述べられている)。
簡単な操作でテンポよく遊べる事から「ハイテンポシューティング」と銘打たれている。
本ソフトはUnityで制作されたゲームであり、hinyari9氏曰く「Unity開発初心者の為、バグが多いと思い返金覚悟で溶鉄のマルフーシャを発売した。」と述べている。
Steam版にてDLCのアートブックを購入した際、溶鉄のマルフーシャの公式グッズ(アクリルフィギュア)が通常の価格より安価で購入出来ると述べられている。
ストーリー
経済格差の激しい国カゾルミアでパン屋を営む主人公マルフーシャが、兵員不足で徴兵により国境の門を防衛する任務に就く事に成り、義妹のスネジンカとはぐれ兵員の一人と成る。
仕事熱心であるマルフーシャは税金控除で少ない給与の中、敵機械兵が襲撃する世界でその給与を使い国境の門を防衛をしていく…。
ゲームシステム(steam版)
銃を構えたキャラクターを操作して、銃を撃ちながら門(拠点)を破壊してくる敵を一日一日と倒し、門を防衛していくタワーディフェンスとシューティングを合わせた様なゲームシステム。
キャラクターはAキーとDキーで左右移動、マウスでポインターの操作をして左クリックで銃を撃つ操作が基本。
Eキーで弾丸をリロード(弾丸が0に成るとオートでリロードされる)、スペースキーで所持している兵器や防壁を使用したり配置をする。
この様に単純な操作であり、PCゲーム初心者でも遊び易い作りに成っている。
一日をクリアすると総支給額のボーナスを入手をする事が出来、取得した給与で新たな銃を購入したり、キャラクターを強化したり、仲間を雇ったり、兵器の購入などの防衛手段を増やす等、防衛の強化をして翌日の襲撃を迎える。
ただし強化出来るのは、上記の3つ以内でどれかランダムで登場をし、ランダムで登場した上記を一日に一つしか選ぶ事の出来ない運要素もある(勿論何も購入せず資金を翌日以降に持ち越す事も可能)。
登場キャラクター
本作の主人公。パン屋の店員であったが兵員不足により防衛任務に就くことに成った。
マルフーシャの義妹。夢は姉のマルフーシャとパン屋を経営する事(イラスト左の人物)。
続編ではマルフーシャと同じく主人公を務める。
監査官。メインモードで様々戦闘のアドバイスをしてくれる。
清楚系不眠症スナイパー。ちょっと世話の焼ける性格。
トゲトゲ世話焼き衛生兵。所謂ツンデレさん。
ジト目曇り顔科学マニア。こう見えて科学大学卒業なので賢い。
小動物系卑屈なポイントマン。自分を責める事が多い。
元気系ナルシスト突撃兵。赤い髪が自慢だが…。
ぼんやり系機関銃手。常に何考えてるか分からない。
モード
メインモード
メインストーリーと成るモード。
門の防衛40日間を二回、自身の防衛を20日間、
計100日間の間に襲撃をしてくる敵を倒し、100日間防衛をし続け生き延びるモード。
ゲームオーバーに成っても続きから再トライ出来る(但し40日以内にゲームオーバーをしすぎると…)。
チャレンジモード
エンドレスに敵が続けて襲撃してくる中で、何日防衛を出来るかと言ったモード。
長く防衛を続ければ続く程、敵が強化されていき、門を破壊されてしまうとリトライ不可能で即ゲーム終了と成る。
何日間防衛をしたのか、記録を競い合うモードである(世界ランキングも存在する)。
このモードのみ、操作キャラをマルフーシャ以外に選択出来る。
コレクション
使用した事のある味方・武器のプロフィールを閲覧が出来、メインモードの視聴した事のあるエンディングをいつでも見る事が出来る。
またチャレンジモードの成績もここで閲覧可能。
ギャラリーモード
Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/XboxOne版のみ存在する機能。
主にはSteam版の追加DLCであるアートブックがここに収録され閲覧出来る。
続編
溶鉄のマルフーシャの続編としてマルフーシャの義妹であるスネジンカが主人公となる『救国のスネジンカ』が2024年8月27日にリリース。
前作同様のゲームシステムに加え新システムが追加された。
余談
没案
溶鉄のマルフーシャの制作開始より以前からアイデアを出していたのかは不明だが、
『HOSTPIA』というゲームを制作予定もあった様子。
没にした理由は不明だが、ジャンルはホラーゲームの予定もあった様子。
今後、再制作をするかは不明。
元ネタ
マルフーシャ達の名前は、(現実世界での)各国の宇宙開発にて宇宙へ送られた動物の名前が元ネタである。
地球へ生きて帰って来た動物もいれば、死亡してしまった動物も存在する。
アッシュアームズのコラボにてマルフーシャ達の着せ替えで動物と一緒に居る宇宙服が存在していたのも恐らくここからの元ネタである。
元ネタの動物達の詳しい詳細はWikipediaより「宇宙に行った動物」を参照。
マルフーシャ達が扱う銃器は、上級類の武器以外は実在する銃器が元ネタになる。
関連動画
関連イラスト
関連タグ
Steam Nintendo Switch PlayStation 4 PlayStation 5 XboxOne Unity
表記揺れ
熔铁少女…中国版タイトル名
Marfusha…英語版タイトル名
熔鉄のマルフーシャ…誤字。「溶」が「熔」に成っている。
コラボで登場した作品
※公式の企画によりコラボ専用タグ「カゾルミアから来たマルフーシャ展」が存在する。
影響を受けた作品
プレイヤーが1980年代の架空の共産主義国家における入国審査官に扮して主に、入国希望者の書類審査を行うアドベンチャーゲーム。
相田裕のガンアクション漫画作品。
魔王と成ってダンジョンを作成し、侵入してくる勇士達を撃退するスマートフォン用ゲーム。