分類
和名 | ヒトハナケメクジ |
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分類 | ケメクジ科 |
解説
地下洞窟である「シャワールーム」のボスたる生物で、「百戦錬磨の穴」でも中ボスとして登場する。完全に殻を脱ぎ捨てた貝の一種。
オリマーまたはルーイ(あるいは社長)のビーコンの光に対して反応して旋回し、口から幾つもの触手を伸ばして目の前のピクミンを捕食する。
ヌメヌメした上に弾力のある身体部分には攻撃が通じず、背中から尻尾のように伸びたエラ部分が弱点であるのだが、非常に旋回の動きが素早く背後を取るのが難しい。
また、ゲキニガスプレーで石化させると、ダメージが通らなくなってしまう。
一見難敵に見えるが、反応しているのはピクミンでなくあくまでリーダーのビーコン光であるという習性上、リーダー変更を行うと連れているピクミンの有無にかかわらずケメクジはそちらのほうを向こうとする。
この切り替えに若干時間がかかるため、例えばルーイ(社長)を単騎で囮役としてプレイヤーを切り替え、目が青く光ったタイミングで再度オリマーに切り替えれば目とエラが赤く光るまでの間、ケメクジは隙だらけになる。二人をケメクジを挟むように配置すれば背後を取ることも容易。
この特性さえ気付いてしまえばそれほどの強敵ではなく、一匹の犠牲も出さずに倒すことも十分可能である。逆に気付けないとピクミンを捕食しようとする一瞬の隙を付いて背後を取る、もしくはわざとピクミンを捕食させて捕食している隙に攻め込むしか無いため無犠牲で倒すのはかなり難しいという両極端な強さとなる。
リーダーと同じ色に光る点以外は一見ノーヒントに見えるが、実はシャワールーム突入前のドルフィン初号機のアドバイスが地味な伏線となっている。あるいはチャレンジモードの「巨人のトイレ」にて2人プレイで挑戦した際には一定間隔で追尾するリーダーを変える性質があるため、こちらの挙動を見て気付いたプレイヤーもいるかと思われる。
実は胴体部分に紫ピクミンを落下させてもダメージを与える事が可能。ただし落下後にケメクジに群がる紫ピクミンが食べられてしまう危険もあるので、ゲキニガスプレーを併用するといい。
ゲキニガスプレーで石化した場合でも、紫ピクミンによる落下ダメージは有効。気付くと一気に楽に攻略できる。
また口元に攻撃判定はないので、オリマー達が単体で密着すると延々と攻撃をし続けるケメクジをノーダメ状態でやり過ごせる。(当然こっちも攻撃できないので、やる時はおふざけのネタか囮役と割り切ろう)
倒すと窒息したのか泡を吹き、そのまま一瞬で溶け果てて消滅。体内に飲み込んでいたお宝と傷ついたエラだけが残される。
因みに亜種のツブラメケメクジと言う何とも可愛らしい仲間がいる。ケメクジとは違って光に反応しないため単独でも戦いやすい代わりに、エラが低い位置にあり当てづらい上に振り払いがエラの真下まで届くなどケメクジには無い厄介な側面もある。
ルーイメモによると、特に新鮮なエラを天ぷらにすると美味しいとの事。また、エンガワの刺身には酢味噌が合うらしい。
余談
シャワールームのボスフロアは固定では無い。そのためケメクジがいないマップが生成されることもある。(約21億分の1という超低確率)
亜種のツブラメケメクジはピクミン3、4でも続投し、旧作の原生生物が多数復活した4ではやや原始的な種のハナガサケメクジも登場したが、本種は再登場がかなわなかった。4では操作切り替え対象がビーコンを持たない宇宙犬だからだろうか。