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  1. Apple社の開発したメディアプレイヤー「QuickTime」。
  2. サガシリーズに登場する術。本項で解説。

効果

ロマサガ23の場合、使用したターンは敵全体行動停止。

その後数ターン先制(ロマサガ3は使用した際の残りJPに依存して)。

地味に攻撃が必中になるという効果もある。

ミンストレルソングの場合、使用した時点でターン終了+次ターン敵行動不可。

リベンジオブザセブンの場合、使用したターンは何も起きず、次ターンからタイムラインで先手が取れる。

連発すれば敵の行動を完封することも可能な凶悪な術。

敵が強すぎてクリアできない人への救済処置、とも呼ばれる。

事実、ミンストレルソングでは公式でそう言っている。

ロマンシングサガ2では、このクイックタイムを毎ターン連打し、敵の行動順を飛ばし続けて何もさせずに倒すという戦法で完封することができた。

必ず味方の行動が先手になる陣形「ラピッドストリーム」と組み合わせた場合、1ターン目で全滅させられるという可能性もなくなりいっそうカンペキになる。

まっとうなプレイの場合まず禁じ手なのだが、ラスボスの場合、特に初見ではこの方法に頼らざるを得ない場合が多々ある。

···が、後に発売された携帯電話版のロマサガ2の追加ボスの中には、この術を跳ね返すやつがいる。ドレッドクィーンが扱うその技名は「クイックタイム返し」。そのまんまである。

リメイク作のリベンジオブザセブンでは敵行動キャンセルの効果がなくなったため、ラピッドストリームと組ませる意味がなくなった。そのかわり他の陣形を合わせることでシナジーが生まれるように設計されている。原作に比べて大幅に弱体化したが、それでもなんだかんだで『先制を確定する』効果は強力で、敵が危険な行動をしてくることを予測して、この術を使ってから守りを固めるという戦法は有効性が高く、特にラスボス戦では非常にわかりやすい使いどころがあったりする。

ドレッドクィーンのクイックタイム返しも専用ボイス付きで健在。

さらに今作は敵側にも使用者がおり、恐妃の都で戦える過去の七英雄の幻影バージョンのボクオーン……の召喚する人形が使ってくる。マリオネットとの組み合わせは悪夢である。

ロマンシングサガ3では1回の使用で全ポイントを消費する(=1回の戦闘で1人一度しか使えない)仕様に変更され、この「必勝法」は使えなくなった。

とはいっても相変わらず強力な術であり、使い方次第ではボスを比較的楽に倒すことも可能。

特に味方の行動の矛先を変えてくる最終ボスの最終形態ではこれがあると楽になる。

ミンストレルソングでは消費LPに注意したい。どうやっても消費LPを1未満に抑え込めないので、連発はLPと相談しよう。類似術の「オーヴァドライヴ」を代わりに使うのも手。

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