ベルティゴ
べるてぃご
形式番号 | RMSN-008 |
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頭頂高 | 18.5m |
重量 | 7.2t |
武装 | ビームサーベル、内蔵型ビームライフル、マシンキャノン、ビット |
パイロット | カリス・ノーティラス ランスロー・ダーウェル ジャミル・ニート |
第7次宇宙戦争時に宇宙革命軍が投入したニュータイプ専用モビルスーツ。
両腕は広げる事で簡易飛行形態をとる事ができ、内部にフラッシュシステムを介して脳波コントロールされるビットを12基搭載する。
コロニー落とし作戦が行われる数か月前に宇宙革命軍が計画した地球降下作戦「ライラック作戦」に投入された。ライラック作戦はベルティゴ5機とMAパトゥーリアを地球の南米へ降下させ、先に地球に降下していた情報将校のナーダ・エル少将率いる潜入部隊と合流、連携して南米にある地球連邦中枢部を殲滅すると言う段取りであった。
しかし地球降下直前に作戦を察知した連邦軍(その先鋒を切ったのは当時のジャミル・ニートとガンダムX)の襲撃により、ベルティゴ部隊は壊滅し、パトゥーリアも軌道を外れて北米に落下した。もし作戦が無事に成功していれば戦争は革命軍勝利で終わっていたと言われている。ライラック作戦による短期での戦争勝利の目論見が外れた革命軍はコロニー落とし作戦に戦略を切り替えることとなった。
尚、ライラック作戦に参加したランスローが当機に搭乗し、ジャミルの乗るガンダムXと交戦している。
カリス・ノーティラスが乗る機体は、戦後に開発スタッフの一人であったドーラッド博士がライラック作戦時にパトゥーリアの内部にあった予備パーツから組み上げた機体である。
劇中では、ビットによるオールレンジ攻撃により、一度はガンダムXを圧倒して、機体のサテライトキャノンやシールドバスターライフルを破壊した。しかし、ガンダムXディバイダーとの戦闘ではビットを全機撃破され、敗北を喫している。
ジャミルが使用した際や物語後半で再登場した際は、損失したまま補充できなかったのかビットを一度も使用してはいないが、基本性能はガンダムタイプのMSに匹敵するものを持っている。
スーパーロボット大戦
『α外伝』・『R』・(無印の)『Z』で参戦。後半において仲間になるカリスの機体として味方機として使える他、一部作品では革命軍兵も乗ってくる。
ガンダムVSシリーズ
エクバ2の全国大会が近い時期である2019年8月末より参戦。中コストの2000。パイロットはカリスなのだが、担当声優である水谷優子が2016年に逝去したことから、今作から遠藤綾が後任を担当することになっている。
ニュータイプ専用機らしくビットを自身の周囲→順次発射orオールレンジ攻撃が可能。また、ビット展開時こそ足が止まってしまうがそれからの派生行動は足が止まらないことを活かして、いくつかの硬直するアクションを打ち消し可能であり、事前準備すれば隙の少ない射撃戦も行える。
最大の特長として格闘不可になる代わりにビット単体射出や照射ビームといった専用の射撃武装が使えるようになるホバーモード。移行時に誘導切り効果があるので隙が少なく、この状態からのビットは(本作においてオールレンジ兵装が強化された機体らと比べても)取り付き性能がとても優秀で、ホバーモードになるチャンスを与えると避け辛い弾を撃ち込んでくる。
その遠距離から厄介な攻撃を仕掛けてくる様から、前作の時代で全国大会に近い時期に参戦し猛威を振るったAGE-2ダークハウンドよろしく、早々に多くのプレーヤーらから要警戒機体として認識されてしまい、9月5日アップデートでホバーモード移行時の誘導切り効果削除及び同モード中のファンネル弱体化と下方修正されてしまった。また、機体参戦から1週間で緊急修正を受けたのは同じく新機体として参戦したライトニングガンダムフルバーニアンに並ぶ最速タイである。
さすが強すぎたのか、続編以降はホバーモード移行時の誘導切り効果は復活させる代わりにファンネルを一度に展開できる数に制限が設けられた
しかし、最速タイ記録を破って3日で性能が下方修正となった機体が現れることになろうとは……誰が予想しただろうか? 記録は存在する限り、いつか破られるという事なのかもしれない。
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VSベルティゴ/カリス・ノーティラス(機動新世紀ガンダムX)
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