図鑑データ
「金剛お姉さまの妹分、高速戦艦、比叡です。経験と、この改装で! お姉さまに少しでも近づきたいです、はいっ!」
概要
2020年4月23日の艦これ7周年記念日に合わせて実装された比叡の第三改装。
第三改装と銘打っているが提督間で言われる「改三」ではない(改三は二次創作の造語であり、運営からは一度も改三等の言葉は使用されていない。)
先行して実装されていた金剛改二丙と同仕様。
改造可能レベルは90で、「改装設計図x2+新型砲熕兵装資材x2+戦闘詳報+開発資材x330」が要求される。
容姿
衣装・艤装とも基本デザインは金剛改二丙に準じており、相違点は改二以前から引き継いだスカートの柄とリボンの色程度と言える。もう誰が見ても文句のつけようがない、堂々たる「お姉さま譲りの装備」である。
改までの左手、改二での両手に対して改二丙では右手を握ってガッツポーズを決め、開いた左手を後ろに引いている。開いた左手を突きだし、握った右手を引いている金剛改二丙とは手の位置だけが逆転した形である。
中破で胸元が派手に破れるのは改二以前と同様。改二時代と変わらず豊かな南半球を見せてくれる。
性格
出撃時ボイスが「改金剛型戦艦、比叡、抜錨!」へ変更。
中破/大破時には「お姉さま譲りの、この第三改装艤装をこんなにして……っ! 絶対に、許さない!!」と明確に同仕様である事を臭わせる。
特殊攻撃には「戦艦比叡、気合!入れて!撃ちます!」とより勇ましい。
性能
火力:98、雷装:47、対空:85、装甲:90、耐久:86、索敵:53、回避:73、運:15/88、搭載数:8(2/2/2/2)
初期装備:35.6cm連装砲改×2、21号対空電探★+5、53cm連装魚雷
備考:新たに各種魚雷・水上戦闘機(二式水戦・強風等)・小型ソナー・WG42が装備可能
最大の特徴は47に達して戦艦最強に躍り出た雷装値で、その夜戦火力はなんとあの武蔵改二に匹敵する。反面、装甲は姉をも下回り改二戦艦の中でもワーストタイ。金剛以上に攻撃特化型の能力値と言える。
なお、上述の通り搭載可能装備の種類も増えているが、水上爆撃機しか積めない金剛に対してこちらは水上戦闘機のみとなっている。
僚艦夜戦突撃
実装時アップデートで追加された、初の夜戦限定特殊砲撃。
金剛改二丙でも発動可能だが、比叡改二丙での発動には以下の条件が必要となる。
- 比叡改二丙が艦隊旗艦(連合艦隊では第二艦隊旗艦)であり、二番艦が金剛改二丙もしくは霧島改二であること(榛名改二ではNG)
- 自身を含め水上艦5隻以上を編成していること
- 陣形は単縦陣(連合艦隊では第四警戒航行序列)であること
- 夜戦であること
- 旗艦・二番艦ともに中破未満(小破以下)の損傷であること
以上の条件を満たす場合に、一番艦および二番艦が一発ずつ砲撃を行う(事実上夜戦での艦隊の砲撃回数が1回増える)。
なお、練度や運の値、および特定の装備群の搭載により発動率が上昇することが判明している。装備については彼女の場合、高性能水上電探または大型探照灯の搭載が効果的で、特に後者は大幅な発動率上昇が見込めるものの、装備枠がほぼ固定されるうえ、集中砲火を受けやすい探照灯それ自体のリスクと上述のステータスを踏まえると、道中に夜戦マスがある海域では扱いづらく、大破に伴う修復コスト増加の確率も上がってしまう。
また、実装当初の発動は他の特殊砲撃と併せて「一出撃一回」の勘定。このため連合艦隊ならば発動条件自体はビッグ7による特殊砲撃のどれかと同時に満たしうるものの、一回の出撃で発動できるのはいずれか一つのみであった。
その後2021年8月4日のアップデートで、弾薬消費量の軽減、一出撃二回までの発動の解禁、一出撃中の他の特殊砲撃との併用の解禁という、大幅な仕様の改善が図られ、連合艦隊における使い勝手が大きく向上した。
こうしたリスクを伴う反面、この特殊砲撃それ自体は基礎倍率が1.9倍かつ単縦陣での発動であり、単純計算でネルソンタッチすら上回る威力が見込める(あちらは基礎倍率2.0倍×複縦陣による倍率0.8倍、しかも必然的に艦隊全体の攻撃力も×0.8倍となる)。
つまり、条件さえ整えば他の僚艦の火力を昼戦・夜戦とも落とすことなくキャップ値に到達する圧倒的な大火力砲撃2連発を敵艦に向けられることとなるうえ、仮に発動しなくとも陣形による艦隊全体の砲撃・雷撃の威力低下がないのである。
総じて他の特殊砲撃とは良くも悪くも大きく異なる特徴を持った見敵必殺の大技と言えよう。
関連イラスト
関連タグ
比叡(艦隊これくしょん)⇒比叡改二⇒比叡改二丙
金剛改二丙:彼女より一年早く「改二丙」の姿を手にした姉。上述の特殊砲撃は二名揃っての同時実装となった。