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概要編集

バンジョーとカズーイの大冒険2のボスキャラの一人でマンボ・ジャンボ型のロボット。二つ名は『ワルいメカまじないし』。

本シリーズの世界観において、魔法と科学はたやすく融合するものであることを、自身の存在を以って証明するキャラクターでもある。


『スカイぱらだいす』のボスで2つあるガイコツやしきのどちらかにいる。

初回の戦闘前の会話シーンでは、マンボに変装した状態で、不意討ちを仕掛けてくるため、必ず1ダメージ受けた状態で戦いに挑むこととなる(フォローするためか、この部屋にははちみつエネルギーが1個置かれている)。こちらのHPが1の状態で会話シーンが発生すると、会話シーンが打ち切られその場でミスとなる。


戦闘時は、誘導弾で攻撃してきて、数発放つとその場で休む。しばらく休むか攻撃を加えるとワープを行う。後半戦では、誘導弾単発とワープを繰り返すようになりなかなか休まなくなる。ダメージを与える度に変装が剥がれていく。

この誘導弾が曲者で、放たれてから途中で1度だけ追尾しなおすため、1発あたり2度の回避行動を必要とする。光線弾なのでタマゴによる迎撃も不可。


正面から戦うとなかなかの強敵だが、1ダメージでも与えた状態でタイミングよくローリングアタックを当て続ける・ワンダーウイングの体当たりを続ける・ドラゴンカズーイの炎で攻撃すると、ミンジージョンゴは抵抗できぬままHP0まで減っていく。特にHP4以下の行動パターンの変化からが厳しいため、それをまるまるすっ飛ばして瞬殺できる貴重な機会となる。


リプレイモードでは誘導弾が追尾しなくなっているため、正攻法でもまったく問題ない。


人心を知り尽くした初見殺し編集

このボスが待ち構えている場所だが、単に偽物のマンボやしきという点のみならず、絶妙な匙加減で巧みにプレイヤーの警戒を解いた上でハメるための、緻密な罠が仕掛けられている。


ここに来るまでの道のりにおいて、プレイヤーは数多くミンジョーの襲撃にあっている。そして、かわいらしいジンジョー姿のキャラがダミ声を上げて襲ってくるこの状況がトラウマになった人も少なくない。


この時、プレイヤーは「簡単に辿り着ける場所にいるのはたいていミンジョー」という法則を学んでいくことになる。初登場のみならず、数多くのステージの各所において、ほとんどこの原則は破られず、トラウマを与え続けた。


そんな中、マンボやしきの出入口すぐの場所に陣取っているのが、まさかの本物のジンジョー。てっきりミンジョーが襲ってきて当然、むしろミンジョーでないほうがおかしい位置にジンジョーがいる。

襲撃なしのシチュエーションに拍子抜けしてホッと胸をなでおろし、この時プレイヤーの警戒心は完全に解かれていることだろう。


そして、無警戒のまま2Fへと上がり、そのままミンジージョンゴの襲撃に遭うこととなる。



この偽物やしきだが、本物との違いとして、入った瞬間に現在地(マンボのがいこつやしき)表記がない。つまり、「ここはマンボやしきではない」という伏線が堂々と張られているのも特徴。堂々と伏線を仕掛けておきながら、それでなお、上記の緻密なシチュエーションに引っかかったプレイヤーは世界中で後を絶たなかった。また、ステージでの初回訪問時に限りグロボーの数が表示されなかったり、ゲームでの初回訪問時以外は昼寝していないので、寝息が聞こえるのも、明確な違いである。


余談編集

没イベントデビルボトルズでは、ボス戦にもかかわらずボトルズの姿が一切消えない。もしも消えてしまった場合、「この屋敷にいるマンボは偽物であり敵だ」とプレイヤーに感づかれてしまうため。しかし対決中でも頭上に陣取っているため大変視界が悪く、結果的にかなりの妨害効果を持っている。


また「ミンジー」といえば、本場の英語版においてはミンジェラの通称でもある。姉妹ともども、ミンジー(ミンジェラ)、ブラビー(ブラウベルダ)、グランティ(グランチルダ)というわけであるため、名前からしてミンジェラが製作に携わっていたりするのだろうか。


初代の開発初期ではマンボ・ジャンボが悪役として考案されため、その没案が再利用された形となった。


関連タグ編集

バンジョーとカズーイの大冒険2 マンボ・ジャンボ 偽物


ゾロアーク…ダメージを与えると変装が剥がれるキャラ繋がり


T-800…擬態繋がり&正体のデザインが酷似している。

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