概要
本作のヒロインで主人公バンジョーの妹。
明るくて心やさしい性格で、音楽が好き。
オープニングではバンジョーとカズーイやマンボ・ジャンボといっしょに楽器を演奏している(チューティはピッコロのような横笛を吹いている)。
冒険旅行に行く為兄(バンジョー)の家に向かう途中でグランチルダにさらわれてしまう。
さらわれた理由は、グランチルダが自身の容姿にコンプレックスがあり、チューティは「世界一美しい」美貌の持ち主であったため、彼女の美しさを部下の発明品で我が物にせんとするためであった。
ゲームオーバー時のデモではグランチルダに美しさを奪われ(そして醜さを押し付けられ)、左右の眼が不揃いで体は太った、緑色の手の長いゴリラのような醜い姿に変わり果ててしまっている。
最終的にはグランチルダのクイズショーをクリアしたバンジョーとカズーイに救出され、エンディングでは夕焼けのビーチでバカンスを楽しんだ。
なお、チューティが登場するのは『バンジョーとカズーイの大冒険』のみで『バンジョーとカズーイの大冒険2』以降は写真などでのカメオ出演に留まっていたが、兄のバンジョーが客演している『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にて久々に登場。クルクルやまステージの隅っこに小さーく現れ、何故か畑を荒らして行く。またスピリットにも登場している。
余談
バンカズのヒロインキャラは当初「ピッコロ」と言う名前でバンジョーのガールフレンドと言う設定だった。
途中で方針が変わり最終的にバンジョーの妹チューティに決まった模様。
開発中の構想ではプレイアブルキャラクターになる予定であった。
ジンジョネーターから最後の一撃を受けたグランチルダがやぶれかぶれで放った最後の魔法は結局バンジョーの頭上を通り過ぎて無駄射ちに終わるのだが、もともとはこれが命中してバンジョーが蛙に変化させられてしまい、これを助け出すために今度はチューティを操作してこれまでの全ステージを巡回して冒険をするものだったという。
ガレージ大作戦にてバンジョーが一瞬だけログに蛙にされてしまったのはその没要素を拾ったものと思われる。
『2』ではバンジョーの家にある写真で姿が確認出来る他、スカイぱらだいすにあるゴミ箱の中にチューティの顔が描かれた牛乳パックが存在する。
だがよく見ると「MISSING TOOTY LAST SEEN IN BANJO KAZOOIE」の英文が書かれており、その英文を翻訳すると「行方不明者チューティ・最後に見たのはバンジョーとカズーイの大冒険」となる。
つまり『2』ではチューティは何故か行方不明扱いとなってしまっており、自身をさらった張本人であるグランチルダやせっかく助けてくれた兄・バンジョーでさえその事に一切触れず扱いが悪くなってしまっている。ガチで行方不明になったのか、製作陣の自虐ネタなのはか不明。
しかし前述通り『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で他のバンカズキャラと共にステージの背景キャラやスピリットで登場しているので存在自体は失われていない。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
バンジョーとカズーイの大冒険 バンジョー(バンジョーとカズーイの大冒険) 熊 金髪ツインテール ケモロリ