概要
アプリゲーム版『ウマ娘プリティーダービー』で2021年5月から始まった対人戦「チャンピオンズミーティング」の「タウラス杯」「ジェミニ杯」において、プレイヤー(トレーナー)にゴールドシップが重宝され、出走しては勝ちまくったことから生まれた言葉。
ジェミニ杯が開始した6月14日には「ゴルシゲー」がツイッターでトレンド入りした。
チャンピオンズミーティングは3人のトレーナーがそれぞれウマ娘を3人ずつ出走させて対戦させる形式で行われるが、ある統計によると、ジェミニ杯の決勝で使用されたウマ娘のうち、25.2%がゴールドシップだったという。これは、
- 約76%のトレーナーが出走メンバーにゴールドシップを選択した
- ゴールドシップが3体揃うレースが約44%あった
ということを意味する。
ゴールドシップの採用がここまで多くなった理由としては、
- 中~長距離かつ人数が少ないレースで追込脚質が強力であること
- ジェミニ杯当時、追込適性Aを持つ実装済みのウマ娘はゴールドシップとナリタタイシンの2人だけだったこと
- ゴールドシップは初期配布されるため全トレーナーが所持しており、またゴルシウィークでピースを集めて勝負服の開放まで漕ぎ着けたトレーナーが多かったこと
- ゴールドシップは成長率補正がスタミナ20%・パワー10%となっていて、中~長距離向けに育てやすいこと
- ゴールドシップの固有スキルは中盤で位置取りを上げることができ、差しのウマ娘よりも前に出た状態でスパートに入れること
などが挙げられる。
フリーバトルにあたるルームマッチ機能が実装されると、メジロマックイーンを17人のゴルシが追いかけてくるというカオス極まったレースまで組まれており、ルームマッチを悪用した例(誉め言葉)として話題となった。
キャンサー杯、レオ杯、ヴァルゴ杯は他にも強力なウマ娘が台頭したことでゴルシゲーではなくなった(それでもゴルシは常に強キャラの一角を占めていた)が、ライブラ杯は圧倒的追込有利の環境となりゴルシゲーが復活。
どのレースもゴルシだらけ、勝つのもゴルシだらけの惨状が再び繰り広げられた。