CV:橋詰知久(リメイク版)
LIVE A LIVEの幕末編の主人公。
概要
とらわれの男を尾手城から救出するために派遣された炎魔忍軍の若手の忍。
幕末編では尾手城の中でのみ物語が進行していくが、場内の様々な仕掛けと多様なキャラクターによるやり込み要素が強く、プレイヤーを飽きさせない作りになっている。
幕末編で最も特徴的なのは100人斬りであろう。幕末編では人間の敵キャラクターを倒すごとに「○人斬り」と表示され、最大で100人の敵を斬ることができる。
反対に人間の敵を一人も殺さない0人斬りも可能。どちらも成功させるには、試行錯誤を繰り返してどのようなルートで攻略していくかに頭をひねることになるだろう。
また2体の隠れボス、「岩間さま」と「魔神竜之介」も真正面からでは敵わない手ごわい相手である。
戦闘能力
ステータス
レベル | HP | 力 | 速 | 体 | 知 | |
---|---|---|---|---|---|---|
初期能力 | 2 | 99 | 22 | 27 | 12 | 15 |
能力成長 | - | 18~26 | 2 | 3~5 | 0~3 | 3~6 |
LV補正→被側面攻撃時:-1 被背面攻撃時:-2
回避属性→精神技
※場の属性と回避属性が一致すると、その次に喰らう攻撃のダメージを半減する
解説
素早く忍術を使いこなす忍者らしく速と知に優れ、技も強力なものが多い。
単独で密命をこなす忍びだけあって近・中・遠と全ての間合いで使える技を持っており、範囲攻撃が多く、石化などの状態異常攻撃も持っているという頼りになるキャラクターである。
特筆すべきは『砂ジンの術』で、溜め時間こそ長めではあるが、攻撃範囲が広く、敵のレベルと知力を大幅に下げつつ足を固めて向きまで変えてしまうため、幕末編ではとらわれの男のいかく射撃との連携で敵を一方的にハメる事も可能になる。このゲームではレベルそのものが攻撃・防御・命中・回避に大きく影響するステータスの一部になっているので、レベルダウンの恩恵は非常に大きく、砂ジンを使用する事で影一文字の石化率も大幅に上がり、強敵魔神竜之介や岩間さまとの戦いの難易度も大きく変わってくる。
ただし、力と体はあまり高くなく、打たれ弱いのが弱点。配置ミスによりあっさり戦闘不能になってしまうことも。反撃技を習得しない事もあり、近距離戦よりは中~遠距離戦の方が向いている。
リメイク版ではレベルデバフという概念が無くなり、また知力が特攻と特防に分化したことで、砂塵の術は特攻・命中・回避デバフに弱体化。まあ元が強すぎただけであり、これでも十分使える技である。
弱点属性・耐性属性の追加に伴い、多彩な属性を使いこなせる点、キューブ・アキラよりも高火力技で弱点を突けることが増えた点が新たな個性となっている。
余談
その他の特徴として、素早い忍者ゆえかダッシュの速度が他のキャラの2倍となっている。
最終編でもおぼろ丸を主人公にした時のみ4倍速ダッシュが可能になる。リメイク版ではこのダッシュ速度2倍は廃止された。
また、幕末編では敵から姿が見えなくなる「隠れミノ」を使用可能で、敵をやり過ごすことができる。アイテム扱いのため最終編には持ち込めず使用できない(もっとも、最終編はランダムエンカウントなので隠れても意味はないが…)。
なお、最終編で仲間になる前は魔王山の前の看板を調べると襲い掛かってきてどの主人公を選んだ場合でも戦闘になる訳なのだが…幕末編で小判を使って「忍法矢車草」まで覚えていると主人公によっては強敵となりかねない。最終編の主人公をオルステッドにしていた場合も同様であり、操作するガマヘビ変化のスペックがそこまで高くないことから、オルステッドのレベルを事前にかなり上げていないと勝つのは難しい。
キャラクターデザインを手がけたのが名探偵コナンなどで有名な青山剛昌氏であるため、ファンからは「バーロー丸」と呼ばれる事もあったり無かったり。(見た目や雰囲気的にはYAIBAの方が近そうだが。)
青山氏によると、ちょうどYAIBAの連載が終わり、コナンの連載が始まるまでの約1ヶ月間の間に行った仕事で、キャラデザインのモチーフは「サイボーグ009」だそうだ。(髪型的に彼がモチーフ元だろう。)