概要
ファイナルファンタジー6,11,12で登場する魔法。英語のBanish及びVanishが語源である。
ファイナルファンタジー11では攻撃魔法であるが、6,12では補助魔法。効果の意味合いを考えると11ではBanish(追放、払い除ける)という意味合いが語源となっており、6,12ではVanish(消える、見えなくする)という意味合いが語源となっている。
初出でもあるファイナルファンタジー6でのバニシュの印象が強いと思われる。
FF6
1人の姿を消し去り、物理攻撃を完全に無効化する魔法。FF5のブリンクの強化版とも言える魔法である。ブリンクと異なり回数制限は一切無いため、物理攻撃しか行ってこない相手であれば事実上無敵である。
一方でバニシュ中は「魔法攻撃が必ず命中してしまう」という弱点も持ち合わせている。これは魔法回避率を無視するだけでなく、バニシュ中はリフレクが効果を及ぼさず、デスやブレイクなど命中率が低い魔法も必ず命中し、SFC,PS版であれば耐性すら無視する為、魔法に関しては完全に無防備になってしまうという事を意味している。これを逆手にとってボスであってもバニシュが効く相手であればバニシュを掛けてデスを使うことで強敵でも簡単に倒す事が出来る、通称バニシュデスという裏技も生まれた(GBA版では耐性がある相手には効かなくなったため、この裏技は無くなってしまった)。また、何れの場合であっても魔法を1度ぶつけるとバニシュは解除される。
その為、魔法が猛威を振るってくる中盤以降になると下手に使うと逆に敵の魔法の危険に晒されることになるリスクも孕んでいる魔法となっている。
FF11
神聖魔法に分類される攻撃魔法。アンデッド相手に有効。
FF12
姿を半透明にし、敵の視覚感知を無効化する補助魔法。ドラゴンクエストシリーズの忍び足や、テイルズオブシリーズのホーリーボトルなどが近い。
但し何かしらのコマンドを入力すると解除されるため、戦闘しようとすると必然的に解除されることになる。
余談だが、店頭に並ぶ際には「バニシュ」「デス」という順番で並ぶが、これはスタッフが敢えて6の裏技を意識したのだろう。
DDFF
プリッシュのブレイブ攻撃の一つである。光の弾を飛ばす。隙が小さく牽制攻撃に最適である。
関連タグ
ねむれるしし……FF6で登場する。出現時にバニシュ状態
バニシュ→デス……FF6の裏技の一つ