概要
眠れる獅子。崩壊前の小三角島で出現するモンスターである。崩壊前に出現するモンスターの中では屈指の強敵である。
エンカウント直後は必ずバニシュ状態で登場する。「眠れる」、という言葉を冠してはいるが実際に眠っているわけではない。バニシュ状態の間は何も行動してこないが、魔法を命中させるなどしてバニシュを解除すると魔法防御無視で全体攻撃のメテオで反撃した後、「ねむりにつく」で再度バニシュ状態になる。ちなみにこのメテオは主人公等が習得する魔法とは異なり特技扱いとなっており、演出も異なる(前作の演出に近い)。
HPはなんと32000であり、崩壊前に出現する敵の中では最大である。なんと、崩壊前のラスボスであるアルテマウェポンより高い。その上、属性魔法は効かない為、攻撃手法は必然的に無属性魔法などに限られる。あるいはストップを掛けた上で物理攻撃を行うという手もある。ただしストップが切れるとメテオが飛んでくるが。
しかも残りHPが一定を下回った時、なんと「逃走」と言う予想外の行動に出るため、時間と手間を掛けて弱らせても詰めを誤ると全てが水の泡である。
正攻法で戦うと崩壊前ではまず勝てない程の強敵であるが、SFC,PS版であれば禁じ手で倒してしまうことができる。そのため、高い魔法習得値(10)を得られる点から稼ぎの為乱獲された個体は数知れず。ごく稀に死亡時にメテオを使ってくるが、こちらは対単体であるため、最後の一人でなければ全滅することは無いだろう。GBA版では禁じ手が効かなくなったので崩壊前の撃破はかなり困難だが、魂の祠で出現することがある為、崩壊前に倒せなくても大丈夫である。
崩壊後であればメテオのダメージもそれ程怖くないだろうし、アルテマなどの強力な魔法を用いれば、魔法攻撃でも十分対抗出来る為、それ程の強敵ではないだろうが、崩壊後に戦う為には、崩壊前に倒した上で獣ヶ原で出現させるしかないため注意。