概要
格付けチェックの問題において2017年から追加された選択肢。
「これは間違えるはずがない」という名目で追加されるテーマから大きく外れた選択肢で、選んだら2ランクダウンとなる(不正解は1ランクダウンのまま)。ただし過去にはチームのランク事情を省みて正解を1ランクアップ、不正解はそのまま、絶対アカンを1ランクダウンにしたこともあった。正解、不正解、絶対アカンの選択肢は全チームで統一され、全チームのチェック後、マスターは先に不正解の部屋の扉を開け、次に正解の部屋の扉を開けて入る(誰も選ばなかった部屋がある場合は先にここに入って発表し、次に正解の部屋に入る)。食材を始め、楽器や料理問題などで登場した。
基本的には1問ずつしか登場しないが、2021年の食と芸術の秋SPと2022年・2024年の通常版では絶対アカンあり問題が2問登場するという異常事態が起きた。前者ではその影響か後述の絶対ありえへんが存在していなかった(3・6問目に配置されていた)が、後者2回では絶対ありえへんが存在する(絶対アカン自体は3問目両方と2022年4問目、2024年5問目に配置)という超危険な問題構成に。幸い後者2回では片方の問題で絶対アカンが選ばれていないが、それでもその影響は甚大なものでいずれも半分も生き残っていない。
2023年食と芸術の秋SPおよび2024年BASICでは未登場。(前者は最悪の選択肢が絶対ありえへんになっているのみだが、後者では3択問題が最終問題のみとなっていた。)
※1:2020年の食と芸術の秋SPからは、選ぶと即消える「絶対ありえへん」が「絶対アカン」表記となりつつあるため、この記事では絶対ありえへんが選択肢に無い上の3択問題の中の2ランクダウンのみを絶対アカンとする。
これまでの絶対アカン選択肢
絶対アカン食材・料理
正解の食材 | 絶対アカン食材・料理 | 備考 |
---|---|---|
カニ | かにかま | 登場直後でいきなり絶対アカンが選ばれてしまった(※2) |
真鯛 | シシャモ、フナ、ボラ、ティラピア | |
トリュフ | ひじき、マッシュルーム | |
ウニ | 醤油プリン、鱈の白子 | |
キャビア | トンブリ、ランプフィッシュの卵 | |
フカヒレ | 春雨、寒天 | |
アワビ | カタツムリ、冷凍イカ、タコ | |
フグ | カエル | |
ウナギ | ゲホウ(深海魚)、ウツボ | 不正解もアブラカレイやナマズ |
マグロ | アカマンボウ、はんぺん | はんぺんはBASICでの出題(※3)。はんぺんの回は不正解ですらブリ |
伊勢海老 | ザリガニ | |
フォアグラ | マンボウの肝臓 | |
牛肉 | サメ | BASICでの出題。不正解も馬 |
味覚三択(カニ・ホタテ・ウナギ) | ほぼシリーズ | 2021年食と芸術の秋での出題。この回は少し特殊であり、1度に3種類の料理が出され、そのうちの2種類が絶対アカンという構成だった(※4) |
高級寿司屋の茶碗蒸し | ヒロドアナが初めて作った茶碗蒸し | 不正解はくら寿司の茶碗蒸し |
ミシュラン1つ星料理長の一流料理 | ほとんど料理をしないヒロドアナの失敗料理 | 不正解は料理学校の生徒が一般的に作った料理 |
ミシュラン料理長の海鮮チャーハン | 浜田チャーハン | 不正解は街中華の料理長の海鮮チャーハン(※5) |
※2:2021年の通常版でも似たような問題が出題され、その時はこの回と違い誰一人かにかまを選ばなかった。
※3:BASICアカマンボウの回は正解が1ランクアップ、不正解がそのまま、絶対アカンが1ランクダウンになった(通常版は通常ルール)。
※4:2023年BASICにも似たような構成の問題が出題されたが、その時の不正解は1ランクダウンであった。
※5:2024年の通常版では7組中5組が絶対アカンを選んでしまった。
その他の絶対アカン選択肢
正解 | 絶対アカン | 備考 |
---|---|---|
尺八 | 穴を開けた水道管 | |
ギター(300万円以上) | オークションで手に入れたジャンク品(7000円) | |
アルトリコーダー | プラスチックの教材用リコーダー | |
ハーモニカ | プラスチックの玩具用ハーモニカ | |
フルート | 穴を開けた水道管 | |
三味線 | 人工皮三味線 | |
ピッコロ | 穴を開けたちくわ | |
琴 | iPadで打ち込んだシンセサイザー | |
プロトップレベルの社交ダンス・アルゼンチンタンゴ・ベリーダンス | 趣味で嗜んでいる社交ダンス・アルゼンチンタンゴ、3時のヒロインかなでのベリーダンス、川崎麻世&阪口珠美(乃木坂46)の社交ダンス。 | ベリーダンスはBASICでの出題。不正解はアマチュアトップレベル。ベリーダンスの回のみプロトップレベルの弟子(※6)(※7) |
プロ4人組のヒューマンビートボックス | プロ2人が遠藤章造と金ちゃんにすり替え | 不正解は遠藤のみすり替え |
トランペット、トロンボーン、サックス、ドラム | プラスチック製のトランペット、ドラムに水道管で作ったサックスとトロンボーン、一人だけ口で演奏、子どもが演奏 | いずれも秋の食&芸術チェックでの出題。一人だけ口で演奏は2021年度、子どもが演奏は2022年度の出題。不正解もトロンボーンがプラスチック製に替わっただけのもの |
※6:絶対アカンとしては珍しく2問目での出題だったものの、危険性では最も低い。それどころか皆無に等しい。実際、絶対アカンには触れもしない挑戦者が続出した。2023年食と芸術の秋SPにも似たような問題が出題されたが、こちらは4問目にもかかわらず絶対ありえへんとしての出題となった。
※7:2023年BASIC・食と芸術の秋のものほどではないが、出演者全員が誰も選ばないほどには絶対アカンの危険性においては低かった。
その他の『絶対アカン』
医師・薬剤師国家試験
通常、試験問題は正解すれば加点・間違えたら0点という加点方式で行われるが、医師や薬剤師の資格を得るための国家試験では選択肢問題において禁忌肢と呼ばれる、選んではいけない選択肢が出ることもある。
これは間違った薬を選んだり、治療法を誤ったりすると患者の命に関わる事が生じる可能性があるためである。
禁忌肢を選んだ際のペナルティにも『減点される』『一定数選ぶと失格』『一発で失格』など、問題によって様々な度合いがある。
その他のクイズ形式
特にマナー系の問題を実践する形式の場合には、基本加点方式だったとしても重大なマナー違反をした場合は即失格になる事もある。
過去には高校生クイズで行われたテーブルマナーを実践する問題において、フィンガーボールの水を飲んでしまった為、一発退場となってしまったチームがあった。
関連タグ
絶対ありえへん:選ぶと即消える選択肢で、2020年から導入されたが、2022年に「絶対アカン」名称で登場すること場合も出てきた。