概要
波の荒い海岸近くの岩場の潮間帯付近に繁茂する褐藻類ホンダワラ科ホンダワラ属の海藻で原産国は日本、韓国、中国。長さは50cm-100cm前後で主枝から葉と小枝を出す。葉はへら状で葉縁はノコギリのようにギザギザしている。
主に東アジア圏で煮付けとして食べられており、小売店では加工品や乾物として見かける。独特の食感と見た目から子どもが嫌厭しがちな食材ではあるが、脂肪燃焼を促進してくれるなど健康食品として認識されているためしばしば給食に登場する。
ヒ素含有による発がん性への懸念
身近な海藻として東アジアでは健康食材として重宝されているが、発がん物質であるヒ素の含有量が高く欧米圏では食べないよう厚生機関がお触書を出す国も多い。
しかしながら、日々大量摂取でもしない限り発がんする可能性は極めて低いので普段の食卓に添えられても大方問題はない。