概要
海藻サラダによく入っている赤紫のアレ。形がニワトリのとさかに似ているのでこの名前がついた。
「ノリ(海苔)」という名前だが、焼き海苔や佃煮などに使うスサビノリ(ウシケノリ目ウシケノリ科)とは別のグループであり、サラダとして生食(ないしボイルして賞味)したり、成分を抽出してシャンプーに使われたりする。
緑藻・褐藻・紅藻と分けられるうちの「紅藻」に属し、海中で大部分を占める赤い光を受けて光合成を行う。しかし火を通すと緑色になるのは海苔やワカメと同じ。
ちなみに茶色く見える海苔も紅藻であり、昆布やワカメが褐藻、青のり(アオサ科)の仲間が緑藻である。
関連
ケイトウ:鶏頭。これもニワトリのとさかに見立てて名付けられた花。
テングサ:寒天・心太の素材として有名な食材。これも紅藻。