戦時中の特攻隊(特別攻撃隊)とは何も関係なく、変形学生服などが起源と言われている。
尤も暴走族にとっての粋なので、名前そのものは特攻隊(≒死さえ厭わない)が元と思われる。
かつては暴走族ファッションの典型として知られていたが、
現在は暴走族そのものの下火に伴い減っている。
暴走族以外の特攻服着用
何故か人気ミュージシャンやアイドルのコンサートでの着用が見られ、
しかし矢沢永吉のコンサートでは禁止となっている。
'70年代文化だが、未だハロプロやAKB48などのアイドルグループにも特攻服着用のファンがいる。
また初期のヴィジュアル系はヤンキー文化が色濃かった事もあり
首から上はメンバーのコスプレ、服装は特攻服という集団がよく見受けられた。
若手のヴィジュアル系バンドのライブ会場では滅多に見かけなくなったが、たまにいる。
ライブに着ていく特攻服には、贔屓メンバーの名前や歌詞等が刺繍されているのが定番である。
と言うか、その刺繍が無いとただのコートであり特攻服とは呼べない。
なお元ネタの方はチーム名や心意気(夜露死苦や仏契(ぶっちぎり)等)の他、ヤクザの彫り物(刺青)みたいに虎や龍の刺繍が入っている。