東京BABYLON
歴代当主の中でも一際強い能力を持ち、現代日本に現れる様々な霊障を祓う。
CLAMP学園高等部在籍の高校生。しかし仕事の方が忙しく、進級が危ぶまれている。
他者への思いやりにあふれた少年で、他人の痛みを我がことのように感じる繊細な性格。
姉・皇北都の強引なノリと、星史郎のそういう意味でのアプローチに振り回され気味。
両手の手袋は、12代目当主である祖母の言いつけにより、人前で外したことが無い。
その理由は幼い頃のとある出来事による。
X-エックス-
「天の龍」の一人。結界は星型。
かなりの実力者でありながら、周りとはあまり協力をしたがらない。
主人公・司狼神威の境遇にかつての自身の姿を重ねている。
北都を殺した星史郎に復讐するため、彼を追い求めているように思われたが、実際は彼に殺される事を願いその為に星史郎を追っていた。
”「地の龍」の神威”となった桃生封真との戦闘により右目を負傷、失明する。
星史郎が姉の術により亡くなり、守るべきものを失ったため、結界を張れなくなった。
同時に「天の龍」の資格を失い、唯一星史郎の遺体から回収できた左目を封真から受け取り、桜塚護を受け継いで「地の龍」側につく。
「地の龍」となった後は封真と行動を共にする。
神威の真の願いを知る者の1人で、「地の龍」になって以降は自分の存在価値に興味を無くしてはいるが、自分と似ている神威の事は気にかけている様子。
劇場版では星史郎を憎んでおり、序盤に星史郎と戦い相討ちで死亡。
TVアニメ版では一時廃人となるが、夢で北都に諭され神威に心を動かされて、残っている僅かな力で東京タワーに結界を創造し、傷つく神威に助言をし彼に全てを託す。世界の終末=神威の願いを見届けた後、自身を取り戻し彼なりの道を歩む。(抉られた右目は失明したまま)
タロットは吊された男 (12)。
ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-
CV:下野紘
吸血鬼ハンターである星史郎が追っている双子の吸血鬼の片割れとして登場(画像右)。
もう一方の片割れである神威(画像左)からは危なっかしいと思われており、過保護にされている。