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シグムント(インアン)

しぐむんと

ゲーム『インフィニットアンディスカバリー』の登場人物。仲間キャラクターであり同作の重要人物。
目次 [非表示]

概要

声優は杉田智和

月を鎖から解き放つべく「解放軍」を率いて戦う青年。人々から「光の英雄」と称されるが、偶然か主人公カペルとは瓜二つの容貌を持つ。

本作物語の中核に関わる人物であり、作中の最重要人物の1人。


17歳。身長は180cm。設定上のジョブは騎士

単に強力な戦士というだけでなく冷静な判断を下せる優秀な指揮官。類まれなカリスマで人々を引きつけまとめあげている。

使命感が強く、ぶっきらぼうで素っ気ない態度をとることが多い。しかしときに優しさや思いやりのある一面も垣間見せるなど、ただ冷たいだけの人間というわけではない。

大地に打ち込まれた鎖の楔を断ち切る特別な力を有し、この力に人々は期待を、封印軍は警戒を募らせている。

初対面時にカペルからシグミントと名前を間違えて呼ばれたことからファンからはこの名で呼ばれることもある。


前日談

インフィニットアンディスカバリー』の世界では月は特別な力を持ち、人々はその恩恵を受けて暮らしていた。しかしゲーム開始時点から7年前、突如現れた闇公子レオニードは王不在だったカサンドラを奪い取ると、天に浮かぶ月に鎖を穿ち大地と結びつけた。さらに自身の軍団「封印軍(シール)」を組織したレオニードは、月を縛りつける新たな鎖を世界各地に打ち込んでいった。

鎖の先端部である楔は周辺から大地の力を奪い、魔物を呼び寄せた。土地は荒廃し、人々は動揺し恐怖し不安を募らせていった。


それから5年後、ゲーム開始時点からは2年前に当たるシグムント15歳の年、シグムントはハルギータ女皇国で共に育ったユージンらとともに決起し、封印軍に戦いを挑みハルギータに打たれていた鎖の切断に成功した。それ以前からハルギータは国として封印軍と交戦状態にあったが、領内に鎖を打ち込まれその影響を受けていた。

この最初の戦いでシグムントは傷を負い1年の療養を余儀なくされたが、傷が癒えるとハルギータの女皇スバルの後援も得てシグムントらは世界の他の鎖も断つべく解放軍としての戦いを本格化させた。またこの休養期間中にバルバガンが解放軍に加わっている。

海を渡ったブルガス王国にて解放軍は2本の鎖を断ち、この際エドアルドが仲間に加わった。

またケルンテン連邦では鎖を1本切断し、ミルシェがシグムントに従うようになった。


鎖を断てるシグムントの登場に封印軍は危機感を覚え、各地の鎖にそれを守護する戦力を置くようになった。またそれに伴い拠点をいくつかの地点に構えるようになった。

こうした動きに、解放軍は大規模な封印軍の拠点ヴェスプレームの塔攻略を図りフェイエール首長国に上陸した。

アーヤも仲間に加えた一行は塔を攻撃するも、待ち受けていたレオニードに敗北、解放軍は散り散りとなってしまった。

ここまでがゲームの前日談であり、タイトル画面放置で見ることができるムービーはこの第1回ヴェスプレームの塔攻略戦の様子を描いている。


ゲーム内の活躍

行方不明となったシグムントと勘違いされたカペルが封印軍に囚われ、同じく勘違いしたアーヤによって救出されたのち、ブルガスの地で解放軍は再結集を果たす。

ブルガスの軍勢と共に封印軍の拠点プレヴェン城を攻撃した解放軍はこれを攻略し、ブルガスに残っていた鎖の切断に成功した。

この戦いの褒美としてシグムントはブルガス王より祝福の儀を授けられ、新たな月印(ルナグラム)をその身に宿した。


シグムントら解放軍は続いてフェイエールへと向かい、ショプロン村に打ち込まれていた砂漠の鎖を断つ。この際、楔を断ち切る力がカペルにも備わっていることをいつの間にか見抜いていたシグムントは、カペルに鎖切断の重役を任せている。この特別な力を有していたことはカペル自身も気がついてはいなかった。

そして大陸に残る最後の鎖を目指して解放軍は再度ヴェスプレームの塔攻略に挑む。

塔の最上階にてシグムントは再びレオニードと激戦を繰り広げ、最終的には閃光とともに両者が姿を消すという形で戦いは決着する。

シグムントを失いながらも塔の鎖は切断した解放軍だったが英雄の消失は大きな動揺を与えた。

しかしそれでも残りの鎖を切断するという使命を果たすべく、そっくりな容姿と鎖切断の能力を持つカペルを影武者に仕立て上げ、解放軍は英雄健在を装って次なる鎖へと行軍を再開させるのだった。


ゲームとしては以上でシグムントは退場する。

しかしシグムントの生い立ちはゲームの中核に関わっており、物語を進める中でカペルやプレイヤーはその真相や隠された思いを知ることになる。


なお、物語本編とは関係のないゲームクリア後のエクストラダンジョン「セラフィックゲート」では、特定エリアに立ち入るとシグムントが敵として登場し戦闘となる。カペル一人で戦うこの戦闘に勝利するとシグムントが仲間に再び加入する。物語の結末まで見届けた上でのシグムントとの共闘には一層の感慨が伴うだろう。また、再加入時のシグムントは離脱時とは異なる強力な装備に変更されている。加えて、この再加入後のシグムントは町などには登場しない。

シグムントの再加入にはXBOX360実績として「英雄の帰還」が設定されている。しかしこの実績は49Gと中途半端なゲーマースコアとなっている。これは「シグ(49)ムント」の語呂合わせだろうと考えられているのだが、帳尻を合わす「1」で設定されている実績「神を斬り伏せし者」が最高難易度「ベリーハード」での最強の隠しボス「イセリア・クイーン」の撃破を条件とするため、ゲーマースコアの末尾が端数では気持ち悪いと感じるプレイヤーからは罠実績として扱われることがある。


戦闘

装備武器は片手剣、防具には重装備のものを装備する前衛キャラ。装備はカペルと完全に共通している。

習得するバトルスキルは途中離脱キャラという性格もあってコネクト技を含めても4つと他の仲間キャラに比べ少ない。「シグムント」の名前自体が北欧神話から引用されていることもあり「レヴァンティン・バッシュ」、「レギンレイブ」、「グリン・ヴァレスティ」、「アールブヘイム」といずれも北欧神話にちなんだ名前となっている。

シグムントのAIは他の前衛キャラクターであるエドアルドバルバガン同様に、両者ほどではないものの、敵を発見次第攻撃する為に突っ込んでいく傾向にある。ゲーム上敵に気付かれる前に攻撃できれば「奇襲」のアドバンテージを得ることができるのだが、前衛キャラの接近は敵に気取られる可能性が高く、奇襲を成功させるにはコネクト等を用いてこうした突出をうまくコントロールしてやる必要がある。


パーソナルスキルにはコネクトスキルとして「観察眼」が、アイテムクリエイションと特性両方に関連して「英雄」が設定されている。この他の特性、好みとして「手負いの獣」、「スープ好き」、「弱点トマト」が設定されている。

「観察眼」によってシグムントとコネクト中はターゲットした敵の属性耐性を知ることができる。

また「英雄」はパーティメンバーへの2%バフを与えるが、さらにICレベル3相当で鍛冶、調理、錬金、執筆の全てのクリエイションも可能としてくれる。他に複数のICを可能とするキャラクターはおらず序盤では便利なキャラクターと言えるだろう。

「手負いの獣」は瀕死時にシグムントの能力を大きく上げ、「スープ好き」は食べ物のうちスープ類の効果を強めてくれる。

そして「弱点トマト」はトマトの入った食べ物の効果を減少させるのだが、英雄唯一の弱点としてしばしばいじられたりもする。


関連タグ

シグムント インフィニットアンディスカバリー

カペル

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