シールド隊
しーるどたい
テレビアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」に登場する部隊。ワルキューレとは違い、大神オーディンの加護を受けていない為、主な任務は英霊機到着までのピラーの足止めを含む時間稼ぎやジェット機を利用しての先行による情報収集等のアシスト、及び戦闘中の英霊機の護衛。
文字通り戦乙女を危難から守る盾となるのが彼らの仕事。
英霊機でなければ歯が立たないピラーの攻撃を潜り抜け、護衛の役割を果たせる非常に技能の高い優秀なパイロットたちである。
一言で言えばワルキューレファンクラブ筆頭とでもいうべき存在であり、推しのワルキューレはそれぞれ異なる。
そんな彼らだが、意外にも彼女達との関係に深入りする事はなく、常に一歩引いた立場から彼女達をサポートしている。まさにファンの鏡と言うべき行動を貫いている様がまた憎めないのである(これは作中の男性キャラ全般に言える事であるが)。
館山基地隊
「なんだ、うちに来た死神は美人だ!」
「「「俺たちゃよっぽど引きがいい!!」」」
館山基地に所属する男性パイロットで構成された護衛部隊。本名はスタッフロールや公式ページですら明かされず、渾名で記載されている。搭乗機は、F-15J。
館山基地の男たちの中でも特にキャラが濃く、毎回ノリのいい次回予告を務めている。
第4話ではピラーの索敵範囲を避けるため、ワルキューレたちを基地へ送り届けるため他の男共と奮闘していた…褌一丁になって。
早い話が三馬鹿(公式の愛称でもある)。
メンバー
- ロン毛(メインイラスト左端)CV:中村悠一
性別 | 男性 |
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年齢 | 29歳 |
誕生日 | 2月20日 |
身長 | 183cm |
血液型 | B型 |
長い髪に赤いバンダナ、無精ひげがトレードマーク。
バイクも運転でき、第3話では宮古を先導して病院へと送り届け、瀕死の隊員を彼女に看取らせることの罪深さをクラウに悔悟している。
- 金髪(メインイラスト中央)CV:杉田智和
性別 | 男性 |
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年齢 | 28歳 |
誕生日 | 10月11日 |
身長 | 185cm |
血液型 | B型 |
角刈りにした金髪がトレードマーク。
金髪北欧美女を嫁にしたいらしい。
- グラサン(メインイラスト右端)CV:マフィア梶田
性別 | 男性 |
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年齢 | 27歳 |
誕生日 | 10月14日 |
身長 | 192cm |
血液型 | A型 |
宮古推しで、第4話では男軸で踏まれなかったことを嘆いていた。
中の人と誕生日、身長、血液型、外見が完全一致。中の人がMCを務める公式生配信では散々弄られていた。(外見以外の設定はキャストが決まってからの後付けと思われる)
前日譚「Sakura」にも登場する。
天塚隊
「「「アイ・マム!」」」
第5話から登場。戦乙女・天塚・弥生専用のシールド隊。『弥生隊』とも。
優秀で屈強なパイロット3名だが、館山基地のシールド隊とキャラが似通っており、初めて顔を合わせたときにはライバル心をあらわにして睨みあっていた。
弥生が海軍機を操縦するからか、了解の返事が海軍式である。
一大反抗作戦となった富士プライマリー・ピラーへの突入作戦にも従事。
その後、弥生と共にピラー内部に取り残された戦力を救出するため、生きて帰る事を約束して杯を交わし出撃、突入寸前、仲間うちで弥生の唇を賭け軽口をたたきあう。
弥生と3人はリズベット・クラウンの救出には成功する。しかし約束を果たすことはなく4人とも未帰還兵になってしまう。
以下最終話のネタバレ注意
館山基地のシールド隊は第2次ラグナロク作戦にも参加。富士ピラー内部では煙幕で各部隊の支援を行いつつ、機動部隊へと合流。アズズを先に進ませるため、トール撃破を狙う宮古機を護衛。
虎の子の勇者砲は残弾残り一発。雷雲の壁に守られたトールへ確実に当てるには突破口がいる、と必死になる宮古に、三馬鹿達は「雷雲は気にするな」「トールに向かってまっすぐ飛べ」「ミコちゃんは俺たちが必ず守る」と自分たちの覚悟を告げる。
宮古「……わかった。みんなの命、あたしにくれる?」
グラサン「おう!ミコちゃんの為なら」
ロン毛「安いもんだ!」
金髪「ああ!飛行機乗りやってて……」
「「「漢に生まれてよかった!」」」
渦巻く雷雲の中、襲い来るいくつもの電撃から宮古を自らの身を挺して守り続け、三馬鹿達の機体は次々に脱落していく。
3人の言葉を信じてまっすぐ飛び続けた宮古機は、ついにトールの目前まで迫る。だが、その頭上には巨大な槌が振り下ろされんとしていた。
そこへ負傷で素顔を晒したグラサンの機体が現れ、槌へと全速力で特攻。
機体の爆発と衝撃が一瞬の隙を作り、最後の一撃へのアシストとなった。
彼らはワルキューレを守るための盾として、その職務を全うしたのだ。
エピローグではその意思を受け継ぐ後輩達が、戦没者の慰霊碑に祈りを捧げるシーンがあった。
ちなみにこの展開は最初から決まっていたとの事。