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マフィア梶田

まふぃあかじた

日本のフリーライター。ラジオパーソナリティやイベントMCとしても活動している。また、俳優・声優としてもいくつかの作品に出演している。
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経歴編集

1987年10月14日生まれ。

中国上海出身、三重県育ち。本名は梶田隆基(かじた りゅうき)。


親の仕事の都合で、中学卒業まで上海の日本人学校に通い、時折日本と往復する生活であった。

初めて触れたゲーム機は父が買ってきた3DOである。数少ない日本のコンテンツに触れるきっかけとして、衛星放送などでアニメを見ており、当時流行していたプレイステーションを友人らとプレイしていた。


帰国後、全寮制の高校に入学。ミッション系の学校で規則が厳しく、娯楽が制限されていた中、こっそり持ち込んだノートパソコンで友人から借りた『新世紀エヴァンゲリオン』のDVDを見て「人生観が変わるぐらい面白かった」ことから、アニメなどに興味を持つ。

一方で、抑圧されていた環境から自棄になり、一時は「ヤクザにでもなってやろうか」とも考えていた(「中国の知人を通じて、大陸系マフィアと顔を合わせるところまで話が進んでいた」と発言)が、作文が得意であったことや、学校生活の中で数少ない楽しみであった『ファミ通』の記事でバンタンゲームアカデミーの広告で「ゲームライター」という仕事を知り、ライターになることを選んだ。

2年生の終わり頃に通信制高校に転校。その後は半分引きこもり状態になりながら、ますますアニメやゲームマンガにのめり込んだ。


高校卒業後、バンタンゲームアカデミーのゲームライター学部に入学。そこで、声優雑誌に寄稿していた先輩ライターの紹介で杉田智和と出会い、以降親交を持つようになる。当時は声優に詳しくなかったため、杉田のことは「アナゴさんのものまねが上手い人だなあ、ライターか?」と思っていた。


専門学校卒業後、4Gamer.netでライターとしての仕事を始める。編集長との面接には上下白のジャージに、背中に英語で「学業なんかくそくらえだ」と書いてあるシャツを着用し、本人曰く「とんだDQN」な状態で挑んだが無事採用された。


活動編集

主にゲームサイト「4Gamer.net」や声優情報誌などで記事を執筆しているほか、『RADIO 4Gamer』などでラジオパーソナリティとしても活躍中である。

杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』第100回までは「SP田中」という別名義で助手として出演していたが、第101回以降は「マフィア梶田」として正式にパーソナリティーとなった。曰く、SP田中は自身のペルソナ(別人格)であるらしい。また杉田によれば、もともとラジオ内のミニドラマにおける役名として名付けたものであるとのこと。


後述するようなインパクトある容姿を生かし、俳優としても活動している。

2010年には浪川大輔が監督を務めた『Wonderful World』にチョイ役で出演。なお、本作のキャスティングは声優が中心である。

2016年公開の映画『シン・ゴジラ』では石原さとみ演じるカヨコ・アン・パタースン米国大統領特使のSP役として出演。

作中一言も台詞が無い役にもかかわらず、その外見から強烈な存在感を放っている。

そもそも、最初はキャストですらなく、あるアーティストのライブで、招待されていた庵野秀明夫婦と出会ったのがきっかけである。その日は庵野と「どのゴジラが一番好きか」という話題で語り合い、お互いに「初代ゴジラが至高である」と会話が弾んだという。2〜3日後に、もともと少し面識のあった安野モヨコを通じて出演オファーがあったという経緯を明かしている。

大林宣彦監督の遺作になった『海辺の映画館―キネマの玉手箱』にも出演した。


本人役、もしくは本人をモデルとした役柄を中心に、声優活動も時おり行なっている。


プラモデル雑誌『モデルグラフィックス』での連載がきっかけで、ワンフェス2015冬で本人をモデルにした1/12スケールフィギュアが発売されたところ、即日完売となった。その後誌面販売・ウェブ通販もされたが売り切れとなっている。

2021年にはマックスファクトリーから、本人を3Dスキャンして制作した1/20スケールプラモデルが発売された。


2021年3月、『わしゃがなTV』の構成を務めるなど親交の深い漫画家大川ぶくぶとともに、株式会社ボスラッシュを設立。二人のマネジメントのほか、コンテンツプロデュースなどを行なっている。


2024年Netflixで配信された実写映画『シティーハンター』で海坊主こと伊集院隼人役で出演を果たす。


人物編集

サングラスに長身(192cm)のスキンヘッド(※もともとは色付きメガネであったが、ICLの手術を受けて視力が回復したためサングラスになった)という威圧的な容姿をしており、周りからは「ハードな元ヤン」と勘違いされることが多い。本人の出演するラジオでは悉くこの事がネタにされており、最近では自分自身でもネタにするようになってきた。

しかし実際は、自身のコラムやラジオなどで、アニメゲームなどいわゆる二次元への愛を熱く語るなど、外見とのギャップが激しい趣味を持っている。アニゲラでの名(迷)言に「二次元に入りてーんだよ!!」・「現実の俺はアマガミにいるんです」・「ラブプラスは生活です」「俺は今、現実という名のクソゲーをプレイしているにすぎない……」などがある。ちなみに、『アマガミ』では棚町薫、『ラブプラス』では小早川凛子と付き合っている。


2022年1月、後述のチャレンジャーでのドライブ動画の撮影中に野良猫を保護。その後、各種保護団体に連絡し里親探しを依頼している。なお、保護した際猫にチャレンジャーからとった「チャル」と名付けており、「里親が見つからなければ自分で飼う」と宣言している。


声優の杉田智和中村悠一岡本信彦安元洋貴神谷浩史らと仲が良いことがラジオやブログなどから窺え、杉田や中村とは度々旅行に行っていたり、杉田と正月に里帰りしたりと仲良しエピソードには事欠かない。

SP田中時代から中村や神谷には本名の「梶田君」としか呼ばれていない。

ある飲み会で大川ぶくぶふぁっ熊と知り合い意気投合し、その後すぐに3人でハワイに遊びに行った。もともと大川の漫画のファンであったことを明かしている。


ライターという本来表舞台に登場しないはずの職業でありながら「アニゲラ」等でのトーク力の高さで話題を呼び、本人が出演していないにもかかわらず声優のラジオでネタにされ、フリー素材と言われたこともある。


RADIO 4Gamer』ではしこりんこと岡本君とのファッションホモに毎度いちゃいちゃ励んでいる。


4Gamer.net」のTVCMでは犬と杉田智和と共演している。ナレーションも杉田、ゲーム風画面にも「マフィア」「すぎた」の記述がある。


「学生時代は友人が少なかった」とのことから、いわゆるリア充を敵視している。岡本が学生時代の文化祭の思い出を楽しげに語った際には、自身が文化祭に参加しなかった(できなかった)こともあって恨めしげに岡本を見つめていた。

一方でライターとして活動し始めてからの交友関係は幅広く、2016年2月18日の『アニゲラ』ではプライベートで知り合ったという松山ケンイチを、2021年2月18日配信の『わしゃがなTV』では共通の知人を介して知り合ったという星野源をゲストに呼び、番組関係者やリスナー/視聴者を驚かせていた。


家族については、父(故人)は日本人、母は中国人であることを明かしている。一歳下の妹がいる(何度か自身のYouTube動画に顔出しで出演している)。祖母は元三重県名張市議員の梶田淑子。ほかに、歳の離れた従妹がおり、大変に可愛がっている。

父は文部科学省のスポーツ功労賞を受賞したこともある登山家であり、2009年ごろ山での落石事故により亡くなったことを語っている。梶田によればエキセントリックな人物とのことで、ある時突如梶田の通う学校に現れ、連れ去るように空港に向かいチベットに直行。梶田は訳もわからないまま学ラン姿のままチョモランマのベースキャンプで一夜を明かしたこともあるとのこと。


かつては自動車などには興味がなく、もっぱら二輪車(ハーレー・ショベルヘッド・チョッパー)に乗っていたが、中村悠一の影響で自動車免許(AT限定)を取得。

見た目で決めたというダッジ・チャレンジャーの「SRTヘルキャット」が最初の愛車。しかし、2020年に追突事故により廃車となり、2代目として1969年式のシボレーカマロSSを購入。同時にモストレッドを行っており、その埋め合わせとして2021年8月に1970年式ダッジ・チャレンジャーRTも購入したことを公表。

さらに2022年7月には自身のYouTubeチャンネルで、2018年式ダッジ・チャレンジャー「SRTデーモン」(3300台限定車)を購入したことを公表。

ショップの担当者曰く、「即決だった」とのこと。


関連タグ編集

SP田中 梶田隆基 作家


大川ぶくぶ:友人。梶田原案の『GOHOマフィア!梶田くん』の作画担当。わしゃがなTVでは構成作家を担当していたり、動画に映るイラストを描いたりしている


オベロン(Fate):もともとイラスト担当の羽海野チカと知り合いであり、羽海野とTYPE-MOON奈須きのこ武内崇との3人の席をセッティングしたところ、二人が羽海野のファンで、熱烈なオファーを送ったことでイラストを手がけることが決定した。ちなみに梶田本人は以前から『Fate/Grandorder』をたびたび羽海野に薦めており、その影響もあって羽海野もプレイしたところ大ハマりしたという。なお、本業が漫画家で事務所などに所属していない羽海野の起用にあたっては、梶田がマネージメント・プロデュースを担当した。


Yostar:社長の李衡達氏をはじめ、マフィア梶田の同志たちが集ったような会社で、アズールレーンの生放送ではMCとして度々参加。水を得た魚のごとく、毎回登場するエ〇ゲ作品のような紳士グッズを用いて放送BANギリギリ(というかほぼアウト)な使用例を披露する。


外部リンク編集

マフィア梶田の二次元が来い! (4Gamer.net)

マフィア梶田と中村悠一の「わしゃがなTV」 (YouTubeチャンネル)

公式Twitter

Twitchアカウント

本人が半生を語っているインタビュー記事 (インサイド)

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