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「祖母を不幸にした原爆を、この国に三度も落とす行為を

私の祖国にさせたくないから。」


演:石原さとみ

概要編集

映画「シン・ゴジラ」の登場人物。

アメリカ大統領特使。

日本人祖母を持つ日系3世であり、父は上院議員であり名家の出身。

家柄・容姿・能力全てに恵まれたパワフルな女性であり若くして大役を担う。


その内面には将来の大統領を目指して邁進する上昇志向の強さと、祖母の故郷である日本に思いを寄せるナイーブさを持ち合わせている。

その家柄と能力・野心は米政府高官も一目置く程で親のコネも必要とあらば容赦なく使うと評されており、40代での大統領就任も目論んでいる。

ネイティブの英語交じりで会話する、矢口敬語をやめてほしいと頼むなど日本語の扱いについては完璧とまではいかない様子。


巨大不明生物日本上陸に際し日本に派遣され矢口と接見。アメリカが持つ巨大不明生物の情報と引き換えに、とある人物について調べるよう依頼してくる。

余談編集

本作が公開当時は「名門出身の大統領特使の日系美女」という設定を非現実的とみるファンも少なくなかった(別の角度としては古くは昭和シリーズの怪獣大戦争から直近のファイナルウォーズまで外人キャストは珍しくなかったはずなのに、アメリカ特使まで日本人で埋めるような排他的とまで言えるほどに不自然なキャストの日本人縛りに違和感を持つ声も)。

しかしその後、「モデル経験もある現職大統領の娘である東欧系の金髪美女補佐官」というフィクションばりに出来すぎた人物像をリアルで体現したイヴァンカ・トランプという実在人物が出たことで、twitterなどでは驚きとともに比較ネタ画像がよく作られている。


アニメ映画『GODZILLA』の前日譚「怪獣黙示録」では、このカヨコの設定を意識したと思われるアメリカ軍女性兵士が語り部の1人として登場。

ただし、その内容は 「原爆を日本に落とすようなことはしたくない」というカヨコの台詞を覚えている人であれば悲痛な気持ちになること間違いなしのあまりにも残酷な結末を迎えるものとなっている。


関連タグ編集

シン・ゴジラ マフィア梶田:ボディーガード役で共演

葛城ミサト:監督繋がり。「優秀だが独断的でサバサバ系、自分勝手な印象もあるタイプのキャリア女性」という共通項がある。(これは「シン・ゴジラ」のカヨコ・アン・パタースンにも言える)。庵野監督作品によく登場する傾向があり、監督本人も「ミサトとシンジが主人公」語ったこともあるほど思い入れがあるため、こうしたキャラクターをメインキャラとして好んでいるのかもしれない。

サソリオーグ:英語混じりの日本語を話す美女繋がり。ただしこちらは日本生まれ日本育ちの日本人である。

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