概要
オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド(Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde)は、アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。
世紀末文学の代表的作家で、芸術のための芸術を提唱。イギリス伝来の風俗喜劇を復活したことでも知られる。
代表作は、戯曲『サロメ』、小説『ドリアン・グレイの肖像』、童話『幸福な王子』など。
享年46歳。晩年は不遇だった。
名言
「老人はあらゆる事を信じる。中年はあらゆる事を疑う。青年はあらゆる事を知っている」
「大衆とは素晴らしく寛容だ。天才以外の全てを許す」
「楽観主義者はドーナツを見、悲観主義者はドーナツの穴を見る」
「男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる」
「他人の悲劇は常にうんざりするほど月並みである」
「俺達はみんなドブの中にいる。でもそこから星を眺めている奴らだっているんだ」
「心は傷付けられるためにある」
「社会は罪人を許すことはあるが夢想家を許すことは決してない」
「ほとんどの人間は他人である。思考は誰かの意見、人生は物真似、そして情熱は引用である」
「人生には選ばなければならない瞬間がある。自分自身の人生を十分に、完全に、徹底的に生きるか、社会が偽善から要求する偽の、浅薄な、堕落した人生をだらだらと続けるかのどちらかを」
創作でのオスカー・ワイルド
オスカー・ワイルドを題材にした人物、またはモチーフにしたキャラクターが登場する作品。
乙女パズルゲームの攻略キャラクター。→オスカー・ワイルド(ラヴヘブン)
女子を欲しがった母により女の子の格好をさせられて育った。
その為か、美意識は人一倍高い。(ゲーム内プロフィールより)
異世界の危機を救うため、主人公により召喚された。
主要人物の1人である美剣サキの「古き友」の一人として名前が登場。彼の名言が何度か引用されている。