あなたには、魂の響き合う友はいますか…?
ゲーム概要
バンダイナムコゲームスによる『サモンナイト』シリーズのナンバリングタイトル5作品目。
開発元であるフライト・プランの解散により続編の発売は不可能かと思われていたが、旧フライト・プランのスタッフが新たに立ち上げたフェリステラより開発・発売が発表された。シナリオは後にライトノベル「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」を手掛ける枯野瑛氏が担当。
ストーリー
リィンバウムと、それを取り巻く四つの異世界、果ては名も無き世界までも巻き込んだ狂界戦争が終結して幾星霜。リィンバウムと四つの異世界は響融化を果たし、結界は取り払われ、部分部分で融合した。
結界を越え、召喚獣たちを呼び出す古き召喚術は失われ、リィンバウムには新しい召喚術、響命召喚術が普及。
異世界交流が以前よりも活発となった世界で、その際に起こる様々ないざこざを響命召喚術で鎮める調停召喚師に憧れる主人公は、ある日、友人ギフト・ブラッテルンを探しに森へと入っていく。
兄エルスト・ブラッテルンと、その響友ガウディの協力もあり、ギフトは無事に発見された。
これで一安心、と思ったのもつかの間。ギフトを追うようにして、謎の『泥の怪物』が出現する。正体不明のそれをエルストは引き受け、その内に主人公とギフトは逃走。
しかし、その際に主人公はギフトとはぐれ、彼を探している内に主人公は異世界への門へと誤って落ちてしまう。どこまでも沈んでいく先に見えたのは、悍ましい見た目の泥の海。
「誰か助けて!」
その声に応えたのは、ぼんやりしているせいか、何故か姿のはっきりしない光だった。
だいじょうぶ――
ここに――いるよ――
響きあう想いが紡ぐ、魂の絆の物語は、この十年後に始まる。
主な登場キャラクター
主人公
「境界都市・セイヴァール」にある、召喚師たちの総本山「異世界調停機構(ユクロス)」に所属する若き「召喚師」。マイペースでお調子者だが、助けを求められたら放っておけない性格で、ここ一番で本領を発揮する熱いハートを持っているため、仲間からの信頼は厚い。
主人公は男・女のどちらかを選択する。
フォルス(戦闘CV:神谷浩史) 男主人公。赤のツンツン髪が印象的の青年。
アルカ(戦闘CV:遠藤綾) 女主人公。赤のロングぱっつん髪が印象的な女性。
響友(クロス)
主人公のパートナー的存在。
警察騎士団(シルヴァリエ)
セイヴァールの治安を守る警察騎士団の一員で、主人公とは学生時代からの友人。あまり勤勉とは思えない言動もあるが任務には極めて真摯で市民の平和を守る警察騎士という仕事に誇りを持っている。
類稀な体術の資質を持ち、鬼妖界のシノビの戦闘術を修めている。眼鏡スーツ忍者。
騎士団のエリート、特務騎士の一員として団本部よりセイヴァールに派遣されている。生真面目な性格ゆえにマイペースな主人公とは噛み合わないことも多いが、その人の良さに好感を持ち始めている。
実は甘い物が好きなど女の子らしい趣味もあるが、周囲には恥ずかしいので内緒にしている。
冷静な瞳、細身なのに巨乳、黒髪ぱっつんのツインポニテと、素晴らしい逸材。
異世界調停機構(ユクロス)
ユクロス所属の先輩召喚士の1人。主人公達チームのまとめ役的存在で、イジワルなところもある姉御肌・・・だが見た目は幼女。
一部に非常に人気の高い属性であるロリババァとしての期待が高まる。銀髪おかっぱ。ちやほやされるのが好き。
響友である霊界サプレスの悪魔「フローテ(CV:能登麻美子)」とは姉妹のような関係。
ユクロス所属の先輩召喚士の1人。曲がったことが嫌いな真っ直ぐな性格で仲間想いだが、調子にのってやりすぎることも。
機械のメンテナンスが趣味であり、機械たちに好評。ツナギバンダナ系男子。響友は機界ロレイラルの騎兵で「メテオラ(CV:大川透)」で、カリスを「坊チャマ」と呼ぶ。
ユクロス所属の先輩召喚士の1人。半妖の青年。
女性と見紛うような美しく穏やかな容姿であるが、その実は容赦のない戦いぶりである。
仲間に対しても厳しいが、その正しさと自身にはより厳しく律しているため素直に受け入れられる。
白く美しい長髪で袴を着ており刀を振るうなど、素晴らしい統一感。
響友のカズラマル(CV:手塚秀彰)はその血の祖でもある妖狐。
主人公たちの担当管理官(マネージャー)。
異世界調停機構の膨大な量の情報管理システムを担う機械人形の一人。
特別な名と容姿を与えられて生み出されており、感情豊かで朗らかな性格の持ち主。
淡く緩いウェーブのかかった髪に眼鏡をかけた優しそうな雰囲気の女性。趣味は読書。
セイヴァール響界学園
セイヴァールの街にある召喚師を育成する学園の生徒で、主人公の学生時代の後輩。主人公のことを目標としていて、センパイと呼び慕っている。遺跡「那岐宮の街」の民の末裔で、槍を使う。
マイペースで無邪気な小動物系の少女。ふとももが眩しい。やや、ちっぱい属性。
幻獣のプリモ(CV:小岩井ことり)はとあるきっかけで出会った友達。
セイヴァール響界学園の幻の大校長と目される人物。サモンナイト3の主人公であり、外部作品への出演はこれが初となる。
外見年齢は3の時代とほとんど変わっていないが、髪の毛先と瞳が抜剣時のような緑色に染まっている。
若くして誓央連合の議員、並びにとある人物の代理人を務める女性。故あって臨時で「セイヴァール響界学園」の学園長代理をも兼任することになってしまう。
貧乏くじをひかされる苦労性の役どころだが、持ち前の包容力とおおらかさで受け入れている。
ナギミヤ市民の末裔であり、ルエリィの姉でもある。
ルエリィのクラスメートで親友。
暴走しがちなルエリィをいつもたしなめている。おでこ。
その他のキャラクター
若き天才鍛冶師。パートナーは炎トカゲの「アンヴィル(CV:小林ゆう)」で、鍛冶仕事の相棒でもある。
最も優れた技術を持っていたとされる「ワイスタァン鍛冶師」の末裔。
天才肌で生意気な言動も多いが、武器鍛造に一途で高い向上心を持つ努力家でもある。
ネクタイにベストにチェックのハーフパンツと紺を基調としている。
犯罪集団「真紅の鎖」
「真紅の鎖」の中でもかなりの古株であり、支部の元締めを務めている亀の獣人。
実利主義者で、快く思わぬ相手であろうと、有益であるうちは手を組み
利用し無用となれば切り捨てることもいとわない。支部のボス。
アトシュ(CV:浜田賢二)
戦闘集団を率いる若頭で、真紅の鎖が起こす犯罪の矢面に立って戦う粗暴かつ破壊的な男。
悪党のメンツにも厳しく、相手が警察であろうと怯むことは許さない。
力ある者と戦うことには喜びを感じるが、正々堂々などという言葉は弱者の
言い訳と考えており、卑劣な罠をしかけることにも抵抗はない。短剣のついた鎖を用いる。
「真紅の鎖」の工作員としてともに行動している双子の少女。
いつも二人一緒で、こだまのように会話する。
歌うことが好きだが、アトシュたちにはあまり相手にしてもらえないので不満に思っている。
また、その歌声は魔力を持っており、聞く者にさまざまな影響を与えることができる。
上半身はビキニ水着で下はフリル付きチェックのミニスカートに縞ニーハイと破壊力は抜群。
主題歌
オープニングテーマ「星たちのRendezvous~Ready To Fly~」
作詞・作曲:藤田千章/歌:Emiko Blue
エンディングテーマ「青空のRequiem」
作詞・作曲:藤田千章/歌:Emiko Blue
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