CV:石原夏織
概要
異世界調停機構(ユクロス)と敵対する犯罪組織『真紅の鎖』に所属する双子の工作員。片割れのエクセラとはいつも行動を共にしている。
銀髪に黄色の服、シルクハットの方がヴェローチェ。
エクセラと一緒にこだまする様に会話する。歌う事が好きで、歌唱力も抜群だが、アトシュ達に相手にしてもらえない事を不満に思っている。その歌声には魔力が宿っており、聞く者に様々な影響を与える。
敵としては魔法寄りのパラメータ持ち。
以下ネタバレ注意
実は、エクセラとは双子でなく、召喚師と響友の関係。召喚師がエクセラ、響友がヴェローチェ。
そもそも彼女は人間ですらなく、正体は幻獣界メイトルパの深海に住む水棲亜人・ディーパスという種族で、本来の姿はエイやイルカ、人魚を足して割ったような姿をしている。なお、ディーパスは人間に変身する力はない。
ではなぜ普段の彼女は人間の姿なのか。それは、エクセラと契約した際に、「二本の足で陸を歩きたい、世界を巡ってみたい」というヴェローチェの夢を叶えるためにエクセラが「人間の姿」を与えたからである。見た目がエクセラと瓜二つなのはそのため。
真紅の鎖の構成員はこの事実を知っていたが、ギフトにさらわれたヴェローチェを取り戻すためにギフトのアジトに乗り込んだ後に、主人公一行もその事実を知る事になる。
その後、ショックのあまり契約が消滅してしまうも、フローテのアドバイスで再び契約を復活させる事に成功。この後二人で歌を歌って各地を回るために魔力のこもった歌をお見舞いして逃げてしまうが、条件を満たせば残り、主人公一行の味方となってくれる。戦闘では召喚術で登場し、様々な効果をもたらす歌を使う。