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ルーデウス・グレイラット

るーでうすぐれいらっと

ルーデウス・グレイラットとは、小説家になろう発のライトノベル作品、『無職転生』の主人公である。
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CV:内山夕実 (アニメ版) / 下野紘 (ドラマCD版)

「俺はこの世界で本気で生きていこう。
 もう、二度と後悔はしないように。
 全力で」


概要

無職転生の主人公。前世の日本では引き籠りオタクニートだった。
作品世界全体を通して前世での名前は不明であり、無職転生の舞台となる『六面世界』での名前「ルーデウス・グレイラット」を使っている。愛称は「ルディ」。
余談だが、「グレイラット」という苗字はGlay(=灰色の)Rat(=鼠)だと作中でふれられている。名前は体をあらわすと鼠色のローブを好んで着ている。

人物

前世は日本人であったが、概要にも書かれている通り、前世での名前は出てこない。
その姿も転生して完全に別な人間となっている。
但し、この手の作品の主人公には珍しく、作中で前世での自分の所行や行動を振り返ることが多い。web版の第一話の時点で、前世のダメ人間っぷり、クズ人間っぷりは強調されている。そこから異世界での日々を通して人間的に大きく成長していくのだが、スケベであったり打算的であったりという部分はほとんど変わっていない。

作中世界での人物像


前世の経験から「調子に乗らない」「人のせいにしない」「努力する」を心がけている努力と鍛錬を怠らず、常に誰にでも礼儀正しく、剣術も使える強力な魔術師

と、これだけ見ると完璧超人であるかのようであるが、本質的には女好きなお調子者。油断や慢心も多く、それが時に致命的な大失敗を巻き起こすこともある。表面上は他人を持ち上げてはいるものの、内心では軽く見積もったり、言葉ほどには重く見ていないことも多々ある

ただし、作者によると仲のいい相手だとふざけるらしいので、ある意味相手への信頼(これくらいでは自分を嫌わない)とも言える。

礼儀正しく振舞うのは「人に嫌われたくない」という気持ちからで、親しい相手から突き放されることを極端に恐れ、暴力が苦手など精神的に脆く、打たれ弱いところがある。
何か自分に不都合なことがあっても相手の立場や前世の自分のダメさを思い出してめったなことでは怒らないが大切なものが侮辱されたと思うと周囲がドン引きするほどの怒りを見せる。

高い能力を持ちながらも人の顔色を窺うような態度は卑屈ともとられることがあるが、ロキシーやクリフなど能力の高さから高慢だった相手の改心につながっている。
また、前世で落ちこぼれだったことから、努力を重ねる事の大切さと、同時に、努力を重ねてもできないことの辛さを理解し、弱者や落ちこぼれには本心から親身に対応し真心から他人を助けることのできる人間になっている。

人を殺すことにかけては強い抵抗があり、相手に対して無意識に手加減してしまう。不殺主義とはまた少し違ったもので、しっかり意識していれば戦闘中に手加減することはなく特に問題はない。

なお、性格に関しては単に改心しただけではなく肉体の影響もあり、魂だけの状態になると前世の性格に戻ってしまうこともある。

前世の人物像

三十四歳で死亡した日本のオタクであり、前世はニートで引き籠りだった。

元々は、中学生の時にはパソコンを自作するなど、多少オタク趣味があるだけで寧ろそれなり正義感も強く、どちらかと言えば優秀な人間であり、また美人の幼馴染もおり、これだけを見ればリア充で勝ち組だった。

だが、中学の時に自身の優秀さを鼻にかけてしまい、努力を怠るようになって高校受験で失敗したことで人生が一変。
高校は地元で有名な不良校に入学してしまい、学校でも一番有名な不良が列に割り込んだのを注意したことが切っ掛けで、不良に理不尽にボコボコにされた挙句、校門前に全裸でさらし者にされてしまい、それ以降、不登校の引き籠りになる。
これだけならば同情の余地もあるのだが、それ以降、幼馴染や兄が立ち直れる気づかいや心配りをするも、それらを全部突っぱねて引き籠もりを続行。自業自得の行いで心配してくれる人を徐々に失っていく。

引き籠りになって以降は、オタク趣味に没頭するようになるも、その趣味で上を行く誰かをネットで見つけるとすぐに趣味を辞めるようになっていき、結局何一つ身に着けることなく日々を過ごす。

その後、バイトくらいは見つけようと思い立つことは合ったものの、身に沁みついた外出への恐怖心から結局引き籠る。
兄や姉、弟もいる上で、彼らが自立している中、一人だけ実家の両親のもとで養われて暮らしており、三十四歳の時に両親が死亡する。

しかし、彼はそんな両親の葬式にも出ることなく自室でネットサーフィンを行っていた。これにより以前から迷惑をかけられていた兄弟たちの堪忍袋の緒が切れ、葬式が終るなり袋叩きにされて雨の中追い出された。
行く当ても無くふらついていたところ、トラックに轢かれる寸前の高校生3人を目撃し、彼等を庇ってトラックに轢かれて死亡。

ルーデウス・グレイラットという人間に生まれ変わる。

能力

ルーデウスには転生に伴うチート能力といったものはなく(とある理由により魔力総量の限界値が多い)、手にした能力のほとんどが彼自身のたゆまぬ努力の成果である。

言語

幼児のときに父パウロに本を読み聞かせて貰いながら中央大陸の言語「人間語」を覚え、ギーレヌから大森林の言語「獣神語」を教わり、ロキシーから貰った辞典で魔大陸の言語「魔神語」を学び、文法が人間語に近いベガリット大陸の言語「闘神語」を独学で習得している。
天大陸の言語「天神語」と海の言語「海神語」はマイナーで資料もなかったため勉強できず使えない。「龍神語」など使えない言語はほかにもある。

身体能力

日々体を鍛えているが、闘気(体内の魔力を用いて身体能力を爆発的に向上させる技術)による身体強化ができないので、魔術師にしては身体能力が高いといった程度。闘気の纏える戦士等と比べると体力や反射神経などでかなり劣っている。


剣術

優秀な剣士だった父パウロや剣王ギレーヌから剣術を教わった。しかし、前述のように闘気を纏えないことに加えて、適性に合わない剣神流を主体に教えられていたので(パウロは教師としてはダメでルーデウスの適性に気づかないで自分の好みで教え、ギレーヌはルーデウスに剣神流の適性がないことに気づいて他の流派の教師を紹介しようとしていたが、転移事件が起きてできなかった)、剣神流中級、水神流初級(忘れかけ)。
適性があるのは北神流で書籍版では水神流にも適性がある。

中級で一般的な騎士と互角なので一応一人前の実力と言えるが、上級以上の剣士には相手にならない。
魔界大帝キシリカから貰った予見眼を使えば上級剣士程度なら魔術なしでも勝てる。

剣術で強くなるのは諦めているがトレーニングは続けており、物心ついたころから騎士の英才教育を受けている者よりも長いこと剣を持っている者の手をしている。

魔術

魔術に関しては天性の才能があり、幼少期の訓練で膨大な魔力総量と無詠唱攻撃魔術を習得している。

無詠唱魔術で攻撃魔術の威力や効果を変更でき、膨大な魔力を使うことで低ランクの魔術でも帝級なみの威力がだせる。
この他、一度見ただけの魔術を独学で習得したり、魔眼の制御を短時間で身につけている。

ただし、人族の身体ではその魔力を十全に使用することはできず、魔神ラプラスなど最強クラスの魔術師にはまったく及ばない。

また、無詠唱で使えるのは攻撃魔術だけで、治癒や解毒の魔術は詠唱しないと使えない。

予見眼

数秒先の未来が見える眼。11歳の時に魔界大帝キシリカから右目を予見眼に変えてもらった。
眼の先に魔力を込めることで調節し最長で約1秒先が見える。魔力を込めればそれ以上先も見えるが未来は常に変化しているため複数の未来が見えぶれるだけではなく脳に負担がかかる。
また、相手の動きが速ければ1秒でもぶれる。

主な使用魔術


泥沼(ドロヌマ)
水系統と土系統の混合魔術。その名の通り泥沼を発生させる魔術。相手の動きを封じる目的で用いられることが多い。

岩砲弾(ストーンキャノン)
土系統中級魔術。岩の砲弾を射出する。ルーデウスが最もよく用いる攻撃魔術で、その威力は土帝級とも評される。具体的に言うと魔王の身体を爆散させるくらい。
炸裂岩砲弾など、いくつかバリエーションがある。

濃霧(ディープミスト)
霧を発生させる混合魔術。相手の視界を封じるのに用いる。

豪雷積層雲(キュムロニンバス)
水聖級魔術。広範囲に強烈な大雨と雷を落とす。ルーデウスがロキシーに教わった魔術。作り出した雲に魔力を注ぎ複雑に動かして雷雲を発生させて発動する。
これを一点に収束させて雷を落とすのが水王級魔術の雷光(ライトニング)。

ヒーリング
初級治癒魔術。ある程度の傷は治る。
シルフィエットは無詠唱で使えるが、ルーデウスは詠唱しないと使えない。

乱魔(ディスタブ・マジック)
発動前の魔術に対して対応した魔力を送ることで術の発動を阻害する。魔力を送り込めない距離で発動する魔術は阻害できない。

この他にも、風系統の魔法で衝撃波を発生させて高速移動、といった手法も用いる。

異名


泥沼
ルーデウスの代名詞ともいえる魔術"泥沼"から。

飼い主
冒険者時代に、"狂犬"エリスと"番犬"ルイジェルドとルーデウスの三人でパーティを組んでいたことから。

無詠唱
その名の通り、ルーデウスが無詠唱で魔術を発動することから。

関連項目

無職転生 異世界転生

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無職転生 むしょくてんせい

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