「我が『甲龍王』ペルギウス・ドーラである」
CV:小山力也
概要
龍神に次ぐ力を持つ五龍将の1人で「甲龍王」。召喚魔術の権威で12の使い魔を従える。
魔神ラプラスを封印した魔神殺しの三英雄の1人でもあり、現在でもアスラ王国では生きる伝説として強い発言力と政治的な影響力を持つ。
竜が飛び回る人の世界で唯一空を飛ぶ乗り物である空中城塞ケィオスブレイカーから魔神ラプラスを復活直後に倒そうと世界を監視している。
容姿
輝かしい銀髪に相手を威圧するような金色の瞳の三白眼。そして全身から王者の風格が立ち上る。
人物像
気難しいところがあるが性格は基本的に寛大。客人には親切で自分の邪魔にならない範囲なら頼みごとも引き受けてくれる。ただし、魔族は嫌いで空中城塞への立ち入りを拒否するなど関わろうとはしない。
駆け出し冒険者だったころに何度も殺されかけた不死魔王アトーフェラトーフェと、4人の親友を殺した魔神ラプラスの2人を特に嫌っているが、魔神ラプラスに殺されかけた時に助けてくれたルイジェルドには借りがあり、スペルド族の名誉回復活動の人形販売を認めた。
芸術品や食文化に詳しい知識人で、ラプラス戦役でも文献から太古の魔術を復活させるなど戦闘能力よりも研究者としての活躍が語られる。
曰く「知識の探求が我ら龍族の宿命」でナナホシの異世界転移魔術にも協力している。
戦闘能力
召喚魔術の権威で召喚魔術と結界魔術は神級まで使用でき、他の魔術もだいたい聖級までは扱える。
戦闘では自身が作り出した精霊たちと戦うほかに魔力を吸い取る魔道具「前龍門」と吸い取った魔力を使う「後龍門」を召喚し、敵を弱らせて魔力爪で攻撃する。実力は単体で帝級剣士相当で召喚物を含めて七大列強下位並み。
同じ五龍将の「魔龍王」が龍神オルステッドと同格の力を持つのに比べるとかなり弱く、龍神オルステッドのことは「戦ってはならん相手」である上位列強の中でも特に強く容赦がないと恐れている。
作中でも神級剣士の水神レイダと戦うのはキツイと逃げようとしたり、龍神オルステッドに任せようとして、戦おうとしなかった。
三英雄の中でも一番弱く他の2人に助けられる弟分だったが、空中城塞や太古の11精霊、そして対魔神用の決戦魔術「龍神冥葬」を復活させるなど魔神ラプラス打倒に重要な役割を果たす。
12の使い魔
甲龍王ペルギウスが従える12の臣下。初代甲龍王ドーラが残した作り方を元にペルギウスが作り出した太古の11精霊に天族の空虚のシルヴァリルを加えた12人。通常精霊は魔力を使い切ると消えるがペルギウスの改良で、ペルギウスが生きている限り存在でき、倒されても空中城塞で復活することができる。
12の使い魔のリーダー。鳥に似た仮面を着けた天族の女性。優雅で洗練された立ち居振る舞いだが、性格は狭量で気に入らない相手には嫌味を言うことがある。
ラプラス戦役でペルギウスに助けられて、仕えている忠臣で、12の使い魔の中で唯一精霊ではない。
狐に似た仮面を着けた精霊。光に変化して移動する能力を持つ。攻撃の際は実体化する必要があり、実体化した状態では大して速くない。
- 時間のスケアコート
ガスマスクに似た仮面を着けた精霊。触れた対象の時間を止める能力を持つ。時間を止めれるのは魔力が持つ1か月程度。
- 贖罪のユルズ
他者の体力と健康を別の者へと移し替える能力を持つ。
- 洞察のカロワンテ
他人の能力や隠し事を見破る能力を持つ。この能力で病人の診察などもできる。
- 轟雷のクリアナイト
地獄耳の能力を持つ。能力を使って空中城塞内部の音や龍族に縁のある場所で吹かれた笛の音をペルギウスに伝えている。
- 破壊のドットバース
- 波動のトロフィモス
- 生命のハーケンメイル
- 大震のガロ
- 狂気のフュリアスファイル
- 暗黒のパルテムト