「ボスはわかってニャいな。組織の序列はしっかりしておかニャいと」
CV:ファイルーズあい
概要
猫系の獣族「デドルディア族」の不良少女。ギレーヌの姪。語尾に「ニャ」とつけて喋る。作中では愛称の「リニア」と呼ばれることが多い。
獣族の王家「ドルディア族」族長の血筋だが、頭が悪く不出来なため幼馴染のプルセナと共にラノア魔法大学に留学に出された。ラノア魔法大学では攻撃魔術を専攻している。
ザノバを倒し、持っていたロキシー人形を壊したことでルーデウスの怒りを買い倒された。それ以来ルーデウスを「ボス」と呼ぶようになった。
人物像
物事を深く考えず刹那的な感情で生きる迂闊な性格。二人一緒のときはプルセナよりも先に行動することが多い。獣族らしく上下関係を気にし喧嘩っ早いが、父親など格上の相手だと非常に脅えて縮こまっている。自然とガラの悪い人間が集まる不良のカリスマの持ち主でラノア魔法大学ではプルセナと共に不良のトップとして君臨していた。そのため2人を倒したルーデウスは番長と認識されるようになった。
戦闘能力
種族特性による高い敏捷性と筋力による喧嘩の強さがある。ドルディア族の固有魔術「声の魔術」の使い手で、他にも火魔術上級と水魔術中級に初級の土・風・治癒・解毒魔術が使える。
戦闘では後方のプルセナのサポートを受けながら体術や魔術で敵を撹乱し、プルセナが声の魔術で敵を無力化するコンビネーションで戦う。一般的には十分強いが、ルーデウスから見れば、いままで見てきた強者に遠く及ばず無駄が多く遅い動きと、あっさりと倒され作中でも戦力に数えられることはない。（怪力と物理防御力特化で敏捷性と魔術防御力がないザノバは相性がよくあっさり勝っている）
余談
もともと大森林でルーデウスが密輸組織から助けた妹のミニトーナがラノア魔法大学で再会し仲間になる予定だったが、距離的に無理があることや誘拐事件の後に留学させるのもおかしいということで姉のリニアが代わりになった。
