「……今一度、謝らせてもらってもよいか?」
CV:濱野大輝
概要
獣族の王家「ドルディア族」の戦士長。ギレーヌの兄で、リニアの父親。ドルディア族は猫系の「デドルディア族」と犬系の「アドルディア族」の二つの種族からなり、聖獣の守護を使命としている種族で、聖獣警護の責任者を務めている。
容姿
猫系の「デドルディア族」で、獣耳と虎のような尻尾を持つ褐色肌の筋肉質な男性。
人物像
戦士長として人をまとめるのは上手く、ドルディア族の使命である聖獣の守護に対する責任感が強いが、頭を使わない猪突猛進な性格で、物事を決めつける事が多くやや暴走気味。
そうした性格から族長からはまだまだ族長を務めるには未熟だと評されている。
戦闘能力
鉈のような剣を使うほかに、ドルディア族の固有魔術「声の魔術」が使用でき、声の魔術で敵を無力化する。
具体的な戦闘能力ははっきりとしていないが帝級相当のルイジェルドに対しては自分よりもはるかに強いと敬意と恐れを持ち、漫画版では聖級剣士に敗北し、アニメでは当時は上級剣士だったエリスとの手合わせに勝利しているので上級~聖級クラスと考えられる。
関連人物
妹。悪童でさんざん迷惑をかけられたことから現在でも非常に嫌っており、温厚なルーデウスでも怒るほどに罵倒しエリスを泣かせた(手を出すとギュエスの言葉を肯定することになるので殴らなかった)。2人がギレーヌと関りがあると知って謝罪し、現在のギレーヌの様子を聞いて驚いていた。
長女。族長の命令で次期族長候補としてラノア魔法大学に留学しているため長い間会っていなかった。ルーデウスに連れられて再会した際は、使命を捨てて商人になった挙句に借金をしてルーデウスに迷惑をかけたことに呆れて「ドルディア族なら、恩は体を張って返せ」と一喝した。