「いやー、ごめんね。デートは一度に二人までって決めてるんだ。ほら、腕は二本しか無いし、三人以上連れてあるいたらあぶれる子が出ちゃうだろ?」
CV:興津和幸
概要
アスラ王国第二王女アリエル・アネモイ・アスラの守護騎士。幼少期から常にアリエルと共にあり続けた腹心である。
地方四大領主の一角であるノトス・グレイラット家の次男。父親であるピレモンはパウロの実の弟で、早い話がルーデウスの従兄弟。
父親と違いアリエルを王にして家の立場を上げる事には興味が薄く、アリエル自身に忠誠心を持ち、当初はアリエルと共に享楽的な生活をしていたが、アリエルが王を目指す決意をすると王位争いに積極的になった。
ラノア魔法大学ではフィッツらと共にアリエルの影響力拡大を目的に活動していた。親しみやすさを演出するために敢えて道化を装っている。ただし元々女好きでラノア王国にくる前から複数の女性に手を出すなど演技ではない行動も多い。大国の上級貴族出身という身分というのもあって、常に入れ食い状態であった。
容姿
軽薄そうな茶髪をオールバックにした美青年。中央大陸で人気のある濃い目の顔立ちの美形で、ルーデウスからはパウロに似ていると称される。
この顔もモテっぷりに一役買っている。
人物像
自他ともに認める女好き。女性を見極める目に長けており、この習性から女性に限ってであるが長所を見つけることを特技とするが、「引っ掛けるとまずい性悪女を篩に掛ける」くらいにしか役立てていない。
しかも、「妻は旦那の言うことを黙って聞けばいい」「男は自分が許容出来る範囲で何人もの女を囲える。ただ、逆は無い」など男尊女卑思想が強く、やるだけやって金で解決した事も何度もあり一部の女性からは女の敵として蛇蝎のごとく嫌われている。
仲間からも「女と見れば思う様に犯し捨ててもいいと思っている」「女の気持ちを弄ぶクソ野郎」と言われるなど女性関係は伯父同様クズである。
なお、彼の好みはノトス家の例に漏れず巨乳美女であり、逆に貧乳は守備範囲外。
一方で主君であるアリエルに対しての忠誠心は厚く、男女の恋愛関係を飛び越えた特別な存在として崇拝している。
戦闘能力
古来より有力貴族の見栄の道具で、お飾りの護衛である守護騎士の例に漏れず剣の才能は低く、幼少期から守護騎士になるため教育を受けているが、剣神流の中級と水神流の初級と大した実力はない。
仲間からも「弱い」とはっきり言われていて、護衛としてはフィッツの方が遥かに優秀。作中で魔術を使用していないルーデウスと決闘した際には、魔眼で全ての動きを読まれて瞬殺された(魔眼なしでも楽に勝てるらしい)。
ただし仮にも大国の王女の護衛であるため、装備には金をかけている。
装備
- 斬鉄の剣
鉄の盾を軽く切り裂ける魔力付与品の剣
- 疾風の靴
速度を引き上げる魔力付加品の靴
- 煩熱のマント
熱を遮断する魔力付加品のマント
- 圧倒の手袋
力を高める魔力付加品の手袋
- 防刃性の服