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CV:杉田智和

概要編集

異世界ダアトを進む主人公の前に立ちふさがる男。種族は「超人」。

「全ての悪魔を殺す者」を自称し、神や悪魔を嫌悪しており、悪魔に簡単に魂を売るような弱い人間や、戦う意志の無い人間に対しても否定的な姿勢を崩さない。


ベテルの研究施設に侵入し悪魔召喚プログラムの入ったデバイスを強奪し、東京の一般人に渡して回っていた。


地母神ジョカは幼少期から彼と行動を共にしており、彼の目的を崇高なものと称賛しつつ、「自他に厳しいがゆえに誤解が多い」と評し、何かと気にかけている。

悪魔に対する認識も彼女とほぼ同じで、悪魔も唯一神も欲や独善に任せて好き勝手に振る舞い、人間を脅かす無法者として見ている。


真・女神転生VVでは悪魔を排除するために悪魔を利用するという矛盾を突かれてしまうが…


関連タグ編集

真・女神転生Ⅴ

葛葉ライドウ:杉田氏が過去作で演じたメガテンキャラクター。小説版限定だが、ライドウ本来の個人名は「錠平(ジョウヘイ)」と近似しており、服装も似ている。



以下、ネタバレ
















ネタバレ編集

父親は警察官で、母親は霊能者。二人とも悪魔に弱さをつけこまれた人間によって殺された。


八雲の目的は、悪魔をすべて滅して人だけの世を創ること。人々が自分の力で悪魔に対して立ち上がり、戦う世の中を望んでいる。そして、その力を持たぬ人間も同時に滅びれば良いとも思っている。そのために彼はジョカとナホビノになり、至高天の座を破壊することを企む。


至高天の座を破壊した暁に生まれる世界は、悪魔と悪魔に唆された人間が生む悲劇から解放されるが、立ち上がる力の無い人間は生存できない世界である。

ベテルから召喚プログラムを奪ったのも、至高天の座を破壊した後の世界で人々が戦い抜けるようにと考えてのこと。


プレイヤー視点で見ると、NEUTRALルートを代表するキャラと言える(物語中盤で八雲と戦うが、この時に彼の属性が「LIGHT - NEUTRAL」である事が確認できる)。


力を持たない人間への冷徹なスタンスからか歴代のNEUTRAL代表キャラクターの中でもファンからの評判はあまり良くない(今まで評判が良くなかったLOWCHAOSが今作では評判がいいため余計にかもしれない)。


5時点では「弱者は死ね」という極端な思考しか語られずあまり人気が無かったが、5Vにてイベントが追加された。

カディシュトゥがマガツヒを集めるために一般市民たちからマガツヒを強制的に奪う装置を設置しており、マガツヒを回収しに来るカディシュトゥをおびき寄せるために装置を放置させるつもりの八雲と主人公たちが戦闘。結果八雲が敗れ、装置は解除された。


カディシュトゥの計略でティアマトが降臨した際にジョカに庇われる形で生存。知恵を失ったことで東京へ戻る。

ティアマトの降臨後に学校へ行くと、崩壊しつつある東京で力のない一般市民を守るイベントが入り、その後浄増寺でも追加イベントがある。

装置を放置したことで市民が苦しんだり死んだりすることをわかっていながらも、カディシュトュをおびき出す手段のために犠牲を厭わなかったように見えた。が、実際には何の罪もない市民に被害が及んでいる事を悔いていたのか、浄増寺で被害に遭った犠牲者たちに手を合わせて弔っているイベントが追加された。


八雲の過去を調べた調査員たちからの報告も聞くことができ、幼い頃から悪魔が見えたこと、その能力から孤立していたこと、小さい頃からジョカと行動を共にしていたこと。

一度ジョカを殺めようとしたとき、抵抗すらされなかったこと。

おそらく幼少期からずっと一緒にいたジョカに対してはかなりの信愛を抱いていた様子。

弱い人間は死ねという物言いも、悪魔召喚プログラムをばら撒いていたこと、悪魔にも人間にも深い愛情を持っていたことから、恐らく「悪魔の脅威にも人間なら超えられるはず、その力を得て戦えるはず」という想いがあったものと思われる。

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