概要
ナホビノは「禁忌の存在」と言われている。種族は「合一神」。
人間である主人公は、悪魔に襲われていたところを神造魔人アオガミから手を差し伸べられて融合を果し、悪魔と渡り合う力を持つ「ナホビノ」となる。
主人公の呼び方
ゲーム発売前、公式から明確に発表されたナホビノは主人公&アオガミだけだった。
その外見は主人公の髪が伸びて髪と目の色と服装が変化した状態なため、主人公にデフォルトネームがないこともあり、主人公を表す言葉としても使用されるようになった。
ゲームが発売され、他のナホビノの存在が明らかになった後も、他のナホビノには固有の名称があるため、主人公の呼び方として「ナホビノ」という言葉を使用する者は多い。
余談
「ナホビノ」という言葉の由来は直毘神(「なほびのかみ」あるいは「なおびのかみ」)ではないかという説がある。
(『真・女神転生V』コラム第1回:“ナホビノ”と“アマノザコ”(famitsu.com))
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以下、ネタバレ
ネタバレ
いにしえの時代、創世するための知恵と永遠の命を持つ神々はナホビノと呼ばれた。
しかし、神の玉座を得た創造主によりナホビノは知恵を奪われ悪魔へと貶しめられた。
創造主は奪った知恵をエデンの園にある樹の実に封じたが、蛇(ルシファー)にそそのかされた人々がそれを口にしてしまう。知恵は人の魂に融合し、その子々孫々へと受け継がれた。
己の知恵を含んだ魂を持つ人間を悪魔は「半身」と呼んでいる。
ナホビノに戻れば本来持っていた強大な力も取り戻せるため、多くの悪魔が半身を求めている。
半身に対して友好的な悪魔もいれば、力を取り戻すため利用しようとする悪魔もいる。
なお、主人公&アオガミのナホビノ形態は人間だった主人公に意思決定権があるが、自分が意思決定権を持とうとする悪魔の方が多い。
いにしえの時代やナホビノを知らない若い悪魔は、人間の魂を得れば強くなれる程度に思っているらしい。
創造主が禁じた(世界にそのような法則を作った)ため、悪魔は半身を見つけてもナホビノに戻れなかった(そのため「禁忌の存在」と呼ばれる)。創造主がルシファーに討たれたことでその禁は解除されており、主人公とアオガミは融合してナホビノになることができた。
ナホビノになれる組み合わせ
人間 | 悪魔 | 融合結果 |
---|---|---|
主人公 | 神造魔人アオガミ | 合一神〇〇〇〇(主人公の名前) |
太宰イチロウ | 大天使アブディエル | 合一神アブディエル |
敦田ユヅル | 天津神ツクヨミ | 合一神ツクヨミ |
八雲ショウヘイ | 地母神ジョカ | 合一神ジョカ |
樹島サホリ | 邪神ラフム | (ナホビノにならなかった。融合失敗?) |
敦田ミヤズ | 魔神コンス | (融合しなかった) |
合一神となった者たちの中で、主人公&アオガミだけは人間側が主体のナホビノとなっている。
人間と悪魔の半身関係は必ずしも1対1ではないようで、主人公はアオガミ以外に幻魔アマノザコ・魔神ゼウス・魔神バアルとナホビノになれる素養がある。