概要
かつてベテルに封じられた悪魔の一体。
東京を守る結界の要・浄増寺が陥落した際の隙を突いて現世に顕現し、主人公と交戦する。
この時点のラフムは復活したばかりで力を十全に発揮できない状態だったが、己の半身である樹島サホリの存在を感知し、縄印学園へ向けて逃走する。
学園へ到達したラフムはサホリを洗脳して非道な行為をさせ、魔界ダアトにさらってしまうが主人公に討たれる。
真・女神転生VVにも登場。真V同様、サホリを苛めた少女達を相手に残虐の限りを尽くした。
外見
頭部にあたる箇所に大量の毛が生え、正面に両目のような穴がある。その他の六つの穴からそれぞれ六本の太い触手が伸びており、禍々しい生首のようにも見える。
公式Twitterで公開されたコラムによると「泥を固めて作った仮面の下から触手が出た姿」。
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以下、ネタバレ
ネタバレ
サホリはラフムがかつて創造主によって奪われた「知恵」を持つ人間であり、ナホビノになるための半身。
古き神であるラフムは、かつて先王が創造主の前に敗れ去って至高天の王座を奪い取られた様を目の当たりにしていたことから、人間が持つ「知恵」の正体とナホビノの意味を記憶していた。そして、創造主がルシファーによって倒されたことを知り、ナホビノとなって王座を簒奪し創世を行うことを画策していた(作中でラフムがダアトの品川区に拠っていた理由は「人間(知恵)が暮らす東京に近い場所」だったため)。
サホリを甘言で唆し融合しようとしたが、主人公と磯野上タオがサホリを救出しに現れると、サホリの意思を無視して強引に体内へ取り込んだ。しかし、ナホビノになることはできなかった。
一時は奇襲によって主人公とタオを殺傷したが、謎の声による呼びかけで覚醒したタオの力によって蘇生した主人公と、ラフムに取り込まれるよりも死を選んだサホリの覚悟の前にラフムはトドメを刺されて敗北する。
ラフムがナホビノになれなかったのは、サホリの合意を得られなかったためだと思われる。