地母神ジョカ
ちぼしんじょか
CV:竹達彩奈
魔界ダアトで主人公の前に突然現れる。
とある目的があり、八雲ショウヘイが幼い頃から行動を共にしている。
初登場時は第一形態である人型をしているが、人外らしい第二形態を持ち、ジョカと主人公の初戦闘は第二形態で行われる。良い戦いをした主人公に興味を抱き、それ以降も主人公に接触してくる。
八雲に限らず、人間が大好きらしい。
真・女神転生VVでは何故か八雲に腹部を刺されてしまうようだが理由は今のところ不明。
第一形態は人型。丈の短い赤色の衣装を着ており、頭には花や蛇などの飾りをつけている。
公式Twitterで公開されたコラムによると、悪魔のデザイン画はスタッフとのイメージ共有のため一定の期間、開発室の壁に貼られており、ジョカは社内で人気が最も高い悪魔の一人だった。
本作のジョカ(第一形態)は必要があって人型でデザインされており、悪魔としての姿(第二形態)も人に近い姿をしている。
第二形態では半人半蛇の姿に変身する。
後頭部から大蛇の体が生え、その大蛇に足を汲んで座る。
見方によっては大蛇の頭部分に人頭がついている神話通りの姿にも見える、おぞましくも美しい姿である。
『女神転生シリーズ』にジョカが初登場したのは『ラストバイブルⅢ』。
「ネレイド」という名の種族に属している。
『RONDE~輪舞曲~』での種族は「龍神」。
星の神話がテーマの一つである『ペルソナ2罰』では、『ペルソナ2罪』の世界のジョーカー様がこの世界に合わせて変化した、ワンロン占いによって語られる存在として言及された。
また、終盤訪れる「珠閒瑠城」の「北斗七星の間」に石像が登場し、反対側の伏儀の像とともにウテナの扉を守る。
ネタバレ
人間が神や悪魔に唆さずに自分の力で立つ世界のため、至高天の玉座の破壊を狙う。
唯一神の秩序を引き継ぐロウルートにせよ、多様性の世界を望むカオスルートにせよ、至高天の玉座による創世が行われることが「大宇宙の意志」であり、それに真っ向から反対するジョカと八雲の思想は創世に導く女神や創世の光の化身にとっては受け入れられないものである。
ロウルートとカオスルートでは最終盤に再戦することになり、八雲と融合してナホビノ「合一神ジョカ」となる。姿は第一形態とも第二形態とも違う第三形態で、種族も「地母神」から「合一神」へと変わる。
ニュートラルルートでは合一神アブディエルにより八雲が討たれてしまい、その最期を看取り立ち去る。第4エンディングの条件が成立している場合は、アブディエル討伐後にもう一度現れ、主人公たちに自分たちの理想を叶える「もう一つの方法」の可能性を伝えて去る。
クリア後のセーブデータでプレイし始めるとジョカの悪魔合体が解禁され、第一形態と第二形態をそれぞれ作ることができる。
第一形態は専用スキル「舞踏撃」を持つ。
効果は「敵単体に3回中威力の物理攻撃。クリティカル率が高い」。
第二形態の専用スキルは本編でも使用する「土偶発破」。
効果は「敵全体に大威力の衝撃属性攻撃。3ターンの間、攻撃力と防御力を1段階低下させる」。