注意
ゲーム『真・女神転生Ⅴ』のネタバレがあるので注意。
概要
死亡した磯野上タオが女神に転生した存在。種族は「至聖女」。
ナホビノを王座に導き、新たな世界を生むための女神。
主人公ならば真に人の為の世界を創ってくれると期待して、主人公が王座に就くことを望む。
主人公の仲魔になるため、戦闘に参加させることが可能。
「邪教の世界」の悪魔全書に登録されるが、特殊な存在故に全書から召喚することはできず、ラスボス戦前に仲魔から離脱するためクリア後の「転生」で引き継ぐこともできない。
(ゲームをクリアした後のセーブデータから「新生」と「転生」を選んでプレイすることができ、「転生」では仲魔を引き継ぐ)
主人公と再会した際のタオの言動は人間の時と変わりがないように見えるが、悪魔全書の解説によれば人間であった頃とくらべて精神的な変化が大きく、人間のような振る舞いをすることはないとのこと。
しかし、よくよく見てみると事実(他の面子も同様...というよりもこのシリーズでの御約束と言えることだが)かつての仲間や上司に手を下すことにも躊躇いはなく、主人公が東京を棄てることになるが神の秩序を守る事(≒人間の時あれほど求めていた日常の破壊)を選んでも一切反対することなく付き従う。
これらのことから転生以降彼女の目的となっているのは空となった座を埋め、秩序を(維持にしろ変革にしろ)回復させることと推測される。
主人公が創世を放棄し、至高天の王座を破壊することを目指すと主人公のもとを去る。
真・女神転生ⅤⅤの復讐の女神編でも創世の女神編と同じく感情は少なめだが、ヨーコの会話の影響か、ヨーコ寄りの選択をした場合は主人公をたしなめる言動をおこなっている。
また、タオ寄りの感情度でエンディングを迎えた場合は全書から召喚できるようになる。
余談
彼女の種族である「至聖女」は、日本ハリストス正教会において聖母マリアの称号の一つであるパナギア(ギリシァ語で「全き聖」という意味)を訳した言葉である。