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「互いに傷つけ合って死ね!」

プロフィール

職業法律家
趣味自分が勝てるゲーム
吸収の対象人形使い(※1)
歴史に名を残す
目標(過去)政界進出
目標(現在)思い通りの生活

(※1)種族属性が植物な為、概ねのファンからは植物系のモンスターを吸収対象にしてると推測されている。

演者

概要

ロマンシングサガ2』の中ボス、七英雄の1人。

語源は新大久保大久保ではない大久保駅はいくつかあるが東京の大久保駅は山手線ではなく中央本線の駅である)の逆読み。

作中明言はされてはいないものの、七英雄を異世界へと追いやった古代人への復讐には然程興味はないようで、自身が支配する立場となるためか大規模な侵略作戦を展開していた。

  • ステップ地帯に巨大な地上戦艦を建造する
  • 遊牧民ノーマッドが採取する薬草を奪って麻薬を製造し、世界各地にばら撒いていた。
  • ヴィクトール運河に要塞を建て、帝国の他領土への侵攻を阻む

……等々、結果として海を隔てて隣国に位置するバレンヌ帝国と、カンバーランドの強国同士の外交を途絶えさせているのに成功すると、悪質ながら有効な作戦を成功させている。

カンバーランドの後継者問題に纏わる内紛を機に地下トンネルを掘ってステップ地帯からモンスターを侵攻させたり、後述するROSでの進化の仕様などからゲーム開始時点では特にカンバーランド制圧に注視していたのでは、と考察するプレイヤーも少なくない。

地域の関係上、早期攻略が多い七英雄であるが、頑張ればラストダンジョン送りも可能。しかしその場合は基本的にステップが併合不可能になってしまう都合上、一種の縛りプレイになるので注意が必要(特にROSではノーマッドに加えて、軍師も選べなくなる)。

貧弱な外見通り他の七英雄と比べてもHPは低いものの、「ずる賢いボクオーン」の異名(悪名?)を持ち、皇帝らが地上戦艦に乗り込み目の前に迫られるや否や命乞いをしてくるが、ここでうっかり許してしまうと背後から不意打ちを喰らう羽目になり、陣形を乱さた上に先制攻撃を受けてしまう。

皇帝「2度目は許さんからな」

ボクオーン「バカめ、甘いわ!!」

尚、この時に皇帝が「2度目は許さない」との発言をしており、2度目に許す選択肢を選ぶと今度は逆に先手を取れる。

ボクオーン「バカめ、甘いわ!!」

皇帝「……2度目はないと言ったはずだぜ?

人形が大好きな七英雄としても知られており、こちらの攻撃ターゲットを強制変更する技《マリオネット》を使うが原作版では術は一切使用しない。

皇帝のHPが700以上になると第2形態となり、ボクオーン自身の外見こそ変化しないものの、マリオネットの代わりにナイフをジャグリングしたピエロのような大型の人形を従えて登場する。

HPも2倍近くになり、マリオネットだけでなく水鳥剣などの剣技を多用してくるが、ソードバリアがあれば怖いのは単体攻撃のふみつけだけになる。

ただし、上記のように不意打ちを受ければ水鳥剣の一撃で即全滅となる。

リベンジオブザセブン

「たった一つ駒を動かすだけで、戦況を優位に導くことが出来る」

現代において皇帝などの敵対者に対しては、粗暴な口調を見せるのはそのままだが、過去の七英雄同士での会話では敬体と常体が混ざった口調だが丁寧主軸となり、他の仲間を蔑むような台詞は無い(過去にも「自分も正式な討伐軍の一員である」と主張するクジンシーに対しても、冷ややかに加入の経緯の事実を挙げるに留まっている)など、派生作品で描かれた過去から地味に設定の変更が大きいキャラクター。

加入順も変わっており、酒場でワグナス・ノエル・スービエ・ダンターグによる『ターム討伐隊』の作戦会議が開かれていた折に、それを聞いていたボクオーンが「その作戦を完璧にする」べく参加の意思を示すと、ロックブーケより前にメンバーに加入した。

尚、その際ボクオーンは自己紹介もせずに話に入って来たためダンターグに槍で遮られ、ワグナスの作戦に異論がある風な言動を「ワグナスを愚弄している」と受け取られ、彼を信頼するスービエと一触即発になり掛かった。

この時のボクオーンは異名に反して堂々とした態度でダンターグ、スービエと相対していたが、これはボクオーンの意志の強さの表現なのか、はたまた「取り入るべきはワグナスとノエルで、それ以外の相手には興味がない」とする無関心の顕れなのかは、判断が分かれるだろう。

討伐隊加入後は策略家として最終的な勝利のための慎重な安全策を立てるが、保身的なわけでもなく第一次女王討伐作戦時には、孤立したノエル救出に自身も共にタームの巣に向かい、再びの女王討伐作戦の途中にワグナス達が「女王討伐の好機」と考え、無謀とも思える行動を取った時も反対はしつつ共に向かい、心にさえ影響を及ぼす吸収の法の乱用をしかねないダンターグを冷静に諭すなど、相応に仲間意識も持っている。

ワグナスに国王暗殺の汚名を着せられた時も他のメンバーと共に救出に来ている。その際にボクオーンは、これが罠であり、密かに開発されている次元転移装置で自分たちを追放するつもりなのではと察しがついていたようである。言い換えれば100%罠と分かっていてワグナスを助けに来たのである。

過去の勇姿と帰還後の凋落ぶりと豹変ぶりから、クジンシーと同様かそれ以上に吸収の法の悪影響を受けた人物として挙げられる。

……もっとも、上記のプロフィールの通り趣味に「自分が勝てるゲーム」、夢は「歴史に名を残す」、目標は「政界進出(過去)」/「思い通りの生活(現在)」と挙げる、ロードオブヴァーミリオンⅡでの他のメンバーを酷評する、ボクオーン(幻影)戦での掛け声の中には「全ては名声のために」 と漏らすetc……から、清々しいまでに功名心と利己主義にまみれた俗物であるのが見て取れ、本質的には自らが「ただのクズ」と酷評したクジンシーと五十歩百歩だったりする(現実的に考えても、麻薬密売で利益を儲けるだけならば、複数のアジトを設け定期的に所在を変えた方が、自分の所在を隠匿するにも都合が良い上、地上戦艦の建造・運用・維持の何れのコスト的にも遥かに安く済む。にもかかわらずそれをせずに地上戦艦に頼ったのは、客観的には「自分は七英雄で強大な力を所持しているから、誰であっても逃げも隠れもしない」と誇示しているようにしか見えない)。

恐らくクジンシーに対する酷評は、自覚の有無を問わない同族嫌悪と考えられ、上記ので触れた過去と現在の人格の大きな乖離は 「既に取り繕うべき相手も居ないから、人から好まれるポーズをする必要がない」 と開き直っただけ等々の見方もあり得る(そもそも、他の古代人から「ずる賢い」と評価されている時点で、元から人間性の低さが察せられてもいる)。

対処法

SFC版(リマスター版込み)

「ずる賢い」と評されるだけあって知将スタイルかと思いきや、搦め手は同士討ちを誘うマリオネット程度で、他は全て物理攻撃で術の類は一切使用しないと中々に脳筋スタイル。

第1形態は同仕打ちを狙うマリオネットへの対策が重要……よりも、極論だが他に挙げるような危険な能力は皆無と断言しても良く、強いて挙げるならフルフラットによるスタン効果くらいか。

マリオネットは相手の攻撃対象を変えてしまうため、全体攻撃を使うメンバーが喰らってしまうと、瞬時にパーティを半壊させる威力を秘める。

第2形態では七英雄最高の腕力28を誇り、水鳥剣や落月破斬で斬りかかるから一溜りもない。

ならばどうするか。

ボクオーンより先にこちらの全員が先手を取れば良いのである

そこで思いつくのが防御を犠牲に、全員が確定で先手を取れる陣形のラピッドストリームで、これならマリオネットをいくら使ってこようが、何の脅威にもならないのである。

ついでに記述すると、ボクオーンは植物の属性を持っているため斧技の「大木断」や「マキ割りスペシャル」が使えれば大ダメージを期待できる。

特に腕力のあるサラマンダーがグレートアクスなどで喰らわせたのならば、軽く7〜8000のダメージを叩き出してくれるだろう。

第2形態が相手なら、同じくラピッドストリームで挑み、初手で全員がソードバリアを発動。ふみつけの見切りもあれば人形はただの置物と化す。

リベンジオブザセブン

リベンジオブザセブンでは七英雄共通の仕様で、4人を倒してから第二形態となる。(他、カンバーランドが滅亡するとその時点で第二形態が確定する)

おそらく七英雄のなかでは強化に加えて戦法が大幅に変わったキャラである。

第一形態は戦闘開始から数ターン後に小型人形を2体召喚する。人形が存在する場合、ボクオーンへのダメージが大幅に減少するバリアが張られる。

尚、ボクオーン自身はマリオネットや冥術を主体にし、フルフラットなどは人形が繰り出してくる。

そしてボクオーン本体のHPが半分になると、「奥の手」として第二形態でお馴染みの「大型人形」を召喚し、バリアを再展開。

この大型人形は冥地層時に大幅に回復してくる上に「落月破斬」やボクオーンの冥術で冥地層に書き換えてくる嫌らしい戦法で攻めてくる。オリジナル版で脅威だった水鳥剣ももちろん使用してくる。

バリアのために大型人形を破壊すると、最大奥義と称して破壊された大型人形と同化。その後はひたすら新技・終わりなき人形劇を連発してくる。

バリア中もダメージはそれなりに通るので、同化前に撃破も可能。

第二形態は最初から大型人形を召喚しバリアを展開されてる状態から開始する。

そしてボクオーンを倒すと大型人形と合体し、HPが3割ほど回復して復活。またこの時大型人形の方のHPが残っている分だけ回復するので、ボクオーンを倒す前に大型人形のHPはなるべく削って置くとよい。

「本体のボクオーンを倒せば終わるはず」とその手のRPGに慣れたプレイヤーほど引っかかるだろう(特に第1形態にはこの仕様がないこともあって)。

天術を鍛えて閃かせる必要があるが、「終わりなき人形劇」は斬撃属性=ソードバリアで無効化できることに気づけば合体後も楽になる。

ちなみにリベサガでは初見だけでなく、原作をクリアした人も含めてプレイヤーから「初見殺しを食らった」との声がかなり多い

こうなった理由としては、

  • 単純に第一形態から全体的に強化されてるので、原作と同じ感覚で早期に挑んで返り討ちに遭う
  • 第二形態の出現条件が『カンバーランドの滅亡』と基本的にカンバーランド問題が早期に発生しやすく、何気ない選択等で滅亡する。何気なくやってしまった初見だけでなく、敢えてカンバーランド滅亡を狙ってるプレイヤーもいるので、七英雄の中では第二形態の出現条件が最も容易で、上記で述べたように原作と同じ感覚で早めにボクオーンを挑んだら、すでに第二形態だったとの展開が発生しやすいからと思われる。

一応、原作より戦いやすくなっている部分もあり、例を挙げると『いい仕事』で地上戦艦に潜入した場合、装備を取り返せるようになっている。

他にも腕力を装備で補強すれば、原作では『いい仕事』を受けられないキャラでも、潜入出来るようになった変化もある(前述の仕様変更により、ジェラールでも戦えるようになっている)。

なお、ラスボス戦対策にとマリオネットを見切りたい場合には『敵勢力レベル最大時の第2形態ボクオーンのみで低確率で見切ることが可能』であるのでマリオネットを見切りたい場合はそれなりの下準備等や根気が必須である。ちなみに味方の同士討ちによるマリオネット見切りはリメイクでは不可能であり以下の幻影のほうも不可能である。

七英雄(本体)

SFC版(リマスター版込み)

ロックブーケ、スービエ、ノエル出現後に残り4人からランダム出現し、ボクオーンが出現した次のターンにマリオネットを使用する。ちなみにスービエとボクオーンが見分けがつかないとよく言われるが、2体目に出現するのがスービエであり、ロックブーケの下もといワグナスの右隣りに出現するのがボクオーンである。

リベンジオブザセブン

七英雄の出現順番が固定化され、ボクオーンは5回目に出現し出現早々にマリオネットを仕掛けてくる。姿は原作と違いボス時とほぼ姿は変わっておらず、違うところは『首と肩周りに歯車状の装飾が追加、胴体が白骨化、身体がやや巨大化してる』ところである。

ボクオーンの幻影

本編クリア後に行ける『恐妃の都』では過去の姿の幻影と戦える。

こちらでは本編の第一形態と同様に人形障壁によるバリアを張る……のだが、なんとボクオーンがクイックタイムを使ってくる。

本人の得意技であるマリオネットも健在で、この幻影戦ではクイックタイムであちらが先行を確定させた後にマリオネットを撃ってくると非常に恐ろしいコンボを使ってくる。なのでこの戦いはいかに早く人形を処分できるかが肝となる。

使用技と術は人形側も込みで、「人形召喚(1ターン目に必ず使用)」「ダブルヒット」「骨砕き」「フルフラット」「足がらめ」「オゾンビート」「地裂撃」「ロッククラッシュ」「削岩撃」「デッドリードライブ」「クイックタイム」「マリオネット」「ウォータームーン」

見事撃破に成功すれば『オールウィーク』(クリティカルを除くすべての攻撃が弱点を突いた状態になる)のアビリティが手に入る。今作は弱点を突くのが重要になっており、忍者の『ウィークヒッター』の効果を常時発揮することにも繋がるなど非常に優秀なアビリティ。

更に5ターン以内に勝利すれば『傀儡の棍棒』を入手できる。攻撃力自体は『胡蝶の剣』や『炎鱗の斧』に劣るが、固有技の『ウォータームーン』は相手の魔力をダウンさせる効果を持つ。原作では序盤で覚えるイド・ブレイクに魔力ダウン効果があったが、リメイク版ではこれが唯一の手段である。そして片手武器なので盾と併用でき、高難易度でも非常に使いやすい

人物関係

七英雄

七英雄のリーダーにして発起人。

リベンジオブザセブンでは『ワグナスの知人』ということもあり、スービエは勧誘したのに自分は何故誘わなかったのかボクオーンが聞いた際には「君は…こういうのには興味がないだろうと思ったから」と返答している。

こちらもワグナスと同じく七英雄の発起人。

ワグナスの返答に「私の知恵は机上の空論…実践では役に立たないと(思ったから誘わなかったのですか)?」と邪推したボクオーンに「キミはこういうことに体を張って命をかけるタイプではないだろう」とワグナスへのフォローも兼ねた返答をした。

ワグナスの従兄弟にしてワグナス・ノエルが勧誘して最初に仲間入りしたメンバー。

後述のダンターグも含めた4人で行われた作戦会議で出たワグナスの案の欠点をボクオーンが指摘した際には「口を慎め!ワグナスへの侮辱は許さない」と食ってかかっている。

強敵との戦いを求める傭兵でノエルの縁ができて仲間入りした。

自分達が作戦会議している所にいきなり近づいて来たので、ボクオーンの首元に槍を突きつけて警告したが、ワグナスの口から彼の知人という証言が出たので、槍を下ろして会話を許した。

ノエルの妹。

LOV(ロードオブヴァーミリオン)のボクオーンのカードのフレーバーテキストでは『ロックブーケの必要性は・・・ ゼロだ。』と彼女を足手纏い扱いしている。

リベンジオブザセブンでは彼女がノエルに食い下がる場面で、セリフこそ無いものの露骨に鬱陶しそうな態度を見せていた。

七英雄最後のメンバー。

LOV(ロードオブヴァーミリオン)のクジンシーのカードのフレーバーテキストでは仲間に入れてもらうようせがむクジンシーに「お前は戦力にならん」とボクオーンは相手にしておらず、リベンジオブザセブンでは『クジンシーがあまりにしつこいからワグナスがお情けで部隊に入れた』という真相を明かすも、「黙れ!オレは今ワグナスと話をしてるんだ!」と逆ギレされた。

部下

クジンシーの片腕を自称するスキンヘッドの戦士で、ヴィクトール運河に建設された運河要塞の防衛を任されている。

ヴィクトール運河奪還で運河要塞に侵入(もしくは侵攻)した皇帝一行と対面した際には「クジンシーなど所詮は小物! ボクオーン様こそ真の英雄よ!」と豪語するなどボクオーンを信頼している。

その他

カンバーランドの家臣だが、その本性は『カンバーランドを支配して、それを献上して七英雄に取り入り永遠の命を得る』という野心を持つ逆賊。

作中では詳しく描写されなかったが、ボクオーンの第二形態の条件で考えて、『サイフリートの取引相手である七英雄』とする説が強い。

ステップで暮らす遊牧民。

ボクオーンは彼らの収入源である薬草を根こそぎ奪い、更には地上戦艦で抵抗すらできなくするなど、生活を脅かしている。

そのため、皇帝がボクオーンを撃破するとバレンヌ帝国に加わる。

バレンヌ帝国に属する軍師。

ボクオーンは彼の策略である『帝国地上戦艦』の陽動に引っかかって皇帝の接近を許す事態に陥る。

人間の頃は軍師として作戦を立ててワグナス達を助けたボクオーンが、今度は軍師の作戦でピンチに陥るのだから、実に皮肉である。

他媒体における扱い

徳間書店より出版されていたコミカライズ版

クジンシーに続いてジェラールによって倒されたが、戦闘シーンは一切描かれず、いつの間にかやられた扱いになっていた。直接の戦闘シーンが描かれなかった唯一の七英雄である。

しかし、後のノエルの回想シーンでは、悟り切った口調でワグナスを諭すと、ゲーム中の印象とは全く異なる役割で登場した。

カードゲームロードオブヴァーミリオンⅡ

他の七英雄と共に登場。

前職は法律家だが、七英雄のブレインになると主張して仲間入りした。

七英雄結成時の会話で「ダンターグとスービエは力が強いだけ、ロックブーケの必要性はゼロ」とノエルやワグナスの人選を批判している。

余談

『ロマンシングサガ2』では異形な魔物と老人が混ざったような姿だったが、以降の作品では色んな姿で登場している

SFC時期には小林智美氏の公式絵では緑基調の老人がおり、漫画版でも似た容姿でボクオーンとして登場していて、漫画版での例の知名度の高さも相まって『ボクオーン=老人』のイメージする人は長らく多かった。

ロードオブヴァーミリオン』にて中世風な人間らしい老人の姿で登場。こちらの姿は後にロマサガRSなどでも登場してる。

更に小林智美女史によって、17年ぶりに『ロードオブヴァーミリオンⅡ』のSPカード用に描き下ろされたイラストでは、当時の小林氏の気分や趣味によって別人のようなイケメンとなっている(詳しくは小林智美女史の公式サイトのページへ)。

このイケメンなボクオーンは『イケメンなボクオーン』を略してか、一部のファンから『イケメーン』と呼ばれてもいる。

勘違いされやすいが、美青年ボクオーンの若い頃の姿ではなく、一種の別Verキャラである。

こちらも後にロマサガRSにエンサガやCDジャケットなどでも出演しており、近年のロマサガRSでも青年ボクオーンの露出が増えている。

一部で青年版は人気はあったものの、ファンの間では青年イラストの初登場がSPカードとLoVのアクティブ勢向けのキャンペーン要素だったのに加えて、老人のイメージが強かったりで舞台化やリベサガが出るまではこちらを公式と扱わない人は少なくはなかった。

更に『エンペラーズサガ』や『インペリアルサガ』では、古代人として戦っていた時代の姿で登場。老人ではなくオールバックのナイスミドルとなっており、法律家らしく天秤を持っている。何故か半裸だが。

近年にて舞台化されたサガステでは、Lovのデザインをベースに中国の軍師のような衣装での青年姿で登場。そして2024年10月にて発売されたリベンジオブザセブンにおいての人間形態は、舞台版同様にLovのデザインに近い青年姿で登場する。

青年での古代人の姿を公開された際は青年姿を知らないサガファンには大きな衝撃を与えたようでロックブーケ程ではないにしろプチトレンド入りを果たした。

後にスクエニカフェのサガコラボの商品の一つにてジェラール最終皇帝などの主要キャラ等と七英雄たちのアクリルスタンドが販売した際はボクオーンのアクリルスタンドは早期かつ数度も売り切れが発生、更にはネット販売も開始した際にも開始早々に早くも品切れ発生(後に購入再開)とリメイク以前では考えられない自体が起きていた。イケメーンパワー恐るべし。

リベンジオブザセブンのキャラクターデザインを担当したあんべよしろう氏によると “初期には老人の姿で制作したラフ案もありましたが、他のメンバーに比べて貫禄が出すぎてしまう等の理由から、若い姿を採用することになりました” と答えている(出典=スクウェア・エニックス出版『ロマンシングサガ2 リベンジオブザセブン 公式ガイドブック+設定画集 皇帝継承記』)

2月4日にて過去姿の設定画が公開された

氏いわく、「LoVⅡコラボにて小林智美先生の描かれた若者版が、派生タイトル等を通じて浸透してきていることや、他の七英雄たちとのバランスを考慮し、このデザインとなりました。」と語っている。

なお、古代人は元々果てしない寿命をあるうえにオアイーブサグザーは七英雄の記憶の頃と本編で一切衰えない程に若さも保ち、果てには肉体が朽ちる前に同化の法で短命種(本編での人間)を糧に自身の魂を他者の肉体に馴染ませて新しい肉体を得て寿命を更に延ばしている方法をやっているのだが、リベサガでの映像とその設定を踏まえると「オアイーブたちが全く老いてないうえに若々しい肉体も得ることもできるなかでわざわざ老人でいるほうがおかしいのではないか?」と老人のほうが矛盾していることを指摘する声が出ている。

ちなみにリベサガでの七英雄がクィーン討伐から帰還するシーンでの民衆たちのなかに老人キャラは一人もいなかったりする。

リメイク版での声優は前述の通り杉田智和氏だが、LoV2ではクジンシー&スービエ&ノエル&ワグナスの声を担当していたので、同作により総計で七英雄の内5人の声を演じている。

杉田智和氏は伊藤賢治氏へのポストにて「相手を欺く為にあの弱そうな見た目になったのでは…?と想像しながら演じました」と語っている

2024年10月18日より開催された『ロマンシング佐賀10周年記念特別企画 七英雄ふるさと納税セレクション』ではそれぞれの七英雄に対応するように7つの返礼品が設定されており、ボクオーンの関連商品は白川製茶園から緑茶等の茶葉である。

イケメーンが世に出る前は人間の頃のボクオーンは老人として描かれていたことから『お年寄り→お茶』や吸収の法で植物系モンスターを取り込んでいたことから納得のチョイスと思いきや、シナリオ上で薬草から麻薬へと製造して流通させたり更にリベサガでは地上戦艦のなかで如何わしい草を栽培してた彼にはブラックにも程がある組み合わせである

コメント

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  • マヌーバーマリオネット

    1周目裏ボスまでクリアして5ターン以内撃破もクリア記念 強くてニューゲームにそろそろ進もうかと思ってます ちなみに七英雄ではノエルが1番好きなんですけども杉田さんがそもそも好き過ぎるのでねw
  • 思考の火種 絶やすべからず

    タームの巣で激しい戦闘を繰り広げていた七英雄。 その最中、仲間とはぐれたボクオーンは窮地に陥り…… バトルシーンの練習がしたくて書いていたら、思いの外ボッコボコしてしまいました。 ごめんねボクオーン。 ※戦闘による暴力表現があります 痛ましいのが苦手な方は注意
  • 人形好きに贈る小話集め

    ギャグという事で色々と突っ込み所があっても許せる方向きの短文詰め合わせです 世にも珍しいボクオーンとコッペリアという二人組みが気になった方はどうぞどうぞ~ そしてコッペリアちゃん好きな方にこの想いが届きますように………精霊よ我に力を!
  • ロマンシングサ・ガ2 七英雄異聞 闇眼の軍師

    七英雄異聞 闇眼の軍師(下巻)

    上巻は七英雄が異空間から帰還し、血の盟約を交わし支配を広げていくまで。 下巻は七英雄と帝国軽装歩兵皇帝が死闘を繰り広げるお話。 ただし主役はボクオーンです(笑)。 設定は基本的にSFCのみに準拠し、携帯ゲームや舞台などで後から明らかになった部分については汲めていません。 [登場人物] ワグナス ・最初の七英雄にして七英雄のリーダー ノエル ・七英雄のサブリーダーにして七英雄最強の男 ロックブーケ ・ワグナスと兄ノエルが大好きな七英雄の紅一点 ダンターグ ・七英雄随一の剛を誇る古代の勇者 スービエ ・冷静な学究でもあるワグナスの従兄弟 クジンシー ・必殺の奥義を振るう七英雄の切り込み隊長 ボクオーン ・朱眼の軍師の異名をとる七英雄の頭脳 ゾンケル ・ボクオーンの人形の右側 ルシオン ・ボクオーンの人形の左側 ステラヴェール ・ボクオーン第2形態の人形 ジェシカ ・水鳥の賢帝と称されたバレンヌの知者皇帝 シゲン ・徹底した合理性で版図を拡げたバレンヌの無情皇帝 ハリー ・歴代皇帝の中でも最強を誇るバレンヌの英雄皇帝
    23,137文字pixiv小説作品
  • 道化師の前奏曲

    わぁいニッチ駄文。とうごニッチ駄文だいすき! という訳で、七英雄のワグナスとボクオーン。 古代人たちに復讐してやるぜオンドゥルルラギッタンディスカー! となったワグナス復活した後、ボクオーンに悪い事を頼むという「でっち上げ七英雄の序章」というネタです。 七英雄の模造ネタが嫌いだという方、美しい七英雄の思い出に浸りたい方向きではないのでご了承下さい。
  • 酔っぱらいのたわ言

    七英雄時代の彼らを勝手に想像して書きました 酔った策士の語る言葉は、本心か嘘八百か…… その判断は、読者にゆだねます ※ボクオーンはじいちゃんの方でなく、赤髪の若い方をイメージしています
  • ボクオーンの人形遊び

    アバロン帝国大学の試験でボクオーンは人形好き という裏設定が判明しなんだか浮かれちゃいました。
  • 【ロマサガ2】その姿、ここに在らず

    バレンヌ帝国と七英雄の長きに渡る戦いの最中、 ボクオーンは本当は『何処に』居たのか? と言うif設定(捏造創作)を基盤とした ボクオーン中心話。
  • 囚われた人形

    囚われた人形 中編

    前回の続きです こちらの中編のみ暗くてちょっぴり妖しい話になる為R-15タグを付けておりますが後編は暗い話になりませんしRタグも付きません(多分)
    16,568文字pixiv小説作品
  • the missing

    これhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23579028のボクオーン編、見たいなと思った景色をいくつか詰めました。カプというほどではない(と思う) ◆ワグボクというかワグナス強火担のボクオーンとワグ⇔ノエのノエルの答えなき解釈バトルになるかと思ったらバトルにはならなかった ◆記憶15から帝国歴1000年+αの間のことを捏ね回しているわりに矛盾もある。ある程度のことは無視できる方向け 素材→https://www.pixiv.net/artworks/52535241(またお世話になってしまった…)
  • 囚われた人形

    囚われた人形 後編

    乙女ならぬ漢女な人形皇帝のお話になりますが後編は一番長い話になってしまいスミマセン! そして長い話を読んでくださった方々や前編と中編共にブックマークといいねをくださった皆さまありがとうございました!! これにて一応話としては終わりですが後編に入りきらなかった後日談は少し時間がかかりますがアップする予定です! (もしかしたらコッペリアちゃんの別の話が上がるかもしれませんが・・・)
    40,869文字pixiv小説作品
  • 四つ辻にて

    色々、対照的な二人ではなかろうかと。
  • 身も心も

    気がつけばワグナスがいつもかわいそうな扱いになってしまいます。
  • 喪失の果ての自我

    これは未来の私へ宛てた、いわゆる遺書の様なもの ※勝手な設定の捏造多し・イメージは赤毛の若い彼です ネタバレになっているので注意 ■素敵タグ追加、ありがとうございます!! ※一部、誤字等の修正をしました
  • ロマンシングサ・ガ2 七英雄異聞 闇眼の軍師

    七英雄異聞 闇眼の軍師(上巻)

    上巻は七英雄が異空間から帰還し、血の盟約を交わし支配を広げていくまで。 下巻は七英雄と帝国軽装歩兵皇帝が死闘を繰り広げるお話。 ただし主役はボクオーンです(笑)。 設定は基本的にSFCのみに準拠し、携帯ゲームや舞台などで後から明らかになった部分については汲めていません。 [登場人物] ワグナス ・最初の七英雄にして七英雄のリーダー ノエル ・七英雄のサブリーダーにして七英雄最強の男 ロックブーケ ・ワグナスと兄ノエルが大好きな七英雄の紅一点 ダンターグ ・七英雄随一の剛を誇る古代の勇者 スービエ ・冷静な学究でもあるワグナスの従兄弟 クジンシー ・必殺の奥義を振るう七英雄の切り込み隊長 ボクオーン ・朱眼の軍師の異名をとる七英雄の頭脳 ゾンケル ・ボクオーンの人形の右側 ルシオン ・ボクオーンの人形の左側 ステラヴェール ・ボクオーン第2形態の人形 ジェシカ ・水鳥の賢帝と称されたバレンヌの知者皇帝 シゲン ・徹底した合理性で版図を拡げたバレンヌの無情皇帝 ハリー ・歴代皇帝の中でも最強を誇るバレンヌの英雄皇帝
    19,064文字pixiv小説作品
  • 囚われた人形

    囚われた人形  前編

    人間時代のボクオーンを模した人形とコッペリアのお話となります。 コッペリアが人形好きな方に捕まったらどうなるのか想像してたらこんな話になりました。 腹黒イケメン参謀と口の悪い美少女人形のラブコメ?のようなシリアスな話です。 お爺ちゃんボクオーンとコッペリアのラブロマンスは無いです。ゴメン
    27,064文字pixiv小説作品
  • 囚われた人形

    水月を抱く

    書き損ねた部分を書いていたら後日談とは言えない長文となりましたがこれにて完結です この囚われ人形シリーズにお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございました!
    30,772文字pixiv小説作品
  • ミラクルクロスゾーン

    ミラクルクロスゾーン VSボクオーン (ロマシングサガ2)

    クジンシーとは違った意味で問題児な気がします。 主に人形を動かしてる不気味な老人のイメージがありますけど、近年ではイケメンの姿があるみたいなのでどちらの姿をイメージするかはご想像にお任せします。
  • テンプテーションオペレーション

    髪色変わる前、吸収の法を受ける前ロックブーケです。 魅了系は獣や昆虫のフェロモンを吸収したのかも。もふもふ九尾狐みたいのだったら最高ですね! 七英雄はどのモンスターから異能を得たのか、神話の怪物を稀少な種族を如何して捕えたのか!?それだけでご飯食べれるのに何で話作らないんだよ、自称サガ正統後継者RSお前の事だよ

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