概要
語源は新大久保(大久保ではない。山手線に大久保駅は存在しない)
作中明言はされてはいないものの、七英雄を異世界へと追いやった古代人への復讐より自身が支配する立場となるためか大規模な侵略作戦を展開していた
結果として海を隔てて隣国に位置するバレンヌ帝国とカンバーランドという強国同士の外交を途絶えさせているなど悪質ながら有効な作戦を成功させている
貧弱な外見通り能力値は低いものの、「ずる賢いボクオーン」の異名を持ち、皇帝らが地上戦艦に乗り込んでくるや否や命乞いをしてくるが、ここでうっかり許してしまうと背後から不意打ちを喰らうハメになり、陣形を乱さた上に先制攻撃を受けてしまう。
なおこの時は、皇帝が「2度目は許さない」という発言をしており、2度目に許す選択肢を選ぶと今度は逆に先手を取ることができる。
人形が大好きな七英雄としても知られており、こちらの攻撃ターゲットを強制変更する技「マリオネット」を使うが、術は一切使用しない。
皇帝のHPが700以上になると第2形態となり、ボクオーン自身の外見こそ変化しないものの、マリオネットの代わりにナイフをジャグリングしたピエロのような大型の人形を従えて登場する。
HPも2倍近くになり、マリオネットだけでなく水鳥剣などの剣技を多用してくるが、ソードバリアがあれば完封可能。
徳間書店より出版されていたコミカライズ版では、クジンシーに続いてジェラールによって倒されたが、戦闘シーンは一切描かれず、いつの間にかやられた事になっていた。直接の戦闘シーンが描かれなかった唯一の七英雄である。
しかし、後のノエルの回想シーンでは、悟り切った物言いでワグナスを諭すという、ゲーム中の印象とは全く異なる役割で登場した。
カードゲーム『ロードオブヴァーミリオンⅡ』にも出演。CVはダンターグと同じ近藤浩徳氏が担当。
前職は法律家だが、七英雄のブレインになると主張して仲間入りしたという。
関連イラスト
『ロマンシングサガ2』では異形な魔物と老人が混ざったような姿だったが以降の作品では色んな姿で登場しており、『ロードオブヴァーミリオン』にて人間らしい老人の姿で登場。こちらの姿はのちにロマサガRSなどでも登場してる。
更に小林智美氏によって17年ぶりに『ロードオブヴァーミリオンⅡ』用に描き下ろされたイラストでは、小林氏の趣味によって別人のようなイケメンとなっている。勘違いされやすいが、ボクオーンの若い頃の姿ではなく、美青年ボクオーンという、一種の別Verキャラである。こちらものちにエンサガやCDジャケットなどでも出演してる。
更に『エンペラーズサガ』や『インペリアルサガ』では、古代人として戦っていた時代の姿で登場。オールバックのナイスミドルとなっており、法律家らしく天秤を持っている。何故か半裸だが。
近年にて舞台化されたサガステでは小林智美氏のほうのデザインに近い姿で登場した