概要
バレンヌ帝国皇帝・レオンに対し、七英雄のクジンシーが危険人物であると進言しに現れた謎の女魔道士。
クジンシーと戦おうとする彼に、一子相伝の技『伝承法』を身に付けさせた。
その正体は七英雄と同じ古代人であり、異次元へ追放された七英雄がいつか戻ってくることを予感し、この世界に留まっていた。
レオンによるとまだ若い容姿をしているらしいが、書籍『冒険ガイドブック』によると年齢は公式で「不詳」。また「数千年の時を生きている」とも記述されている。
書籍『ロマンシングサガ大全集』によると、「七英雄を異次元に追放した首謀者の1人」とのこと。
備考
イギリスの作家タニス・リーの小説『冬物語』の主人公である巫女と同名であり、同作には「伝承法」と呼ばれるものも登場している為、名前の元ネタの可能性はあるが、公式には明言されていない。
仮にそうだとすれば七英雄やサグザーと違って駅名の逆読みではない事になる。
パーティに加わる予定があったのか、彼女の仲間キャラクターとしてのデータが没データとして存在する。
しかし早い段階で没が決まったのか、能力値はトーマや詩人と同一で、口調も男性のものである。
古代人
かつて世界を支配し、人間達の先祖を召使いにしていた種族。
高度な術を操る超文明を築いていたが、現在では七英雄追放の首謀者達がトーレンス地方でひっそりと暮らしている程度。
なお「古代人」とは攻略本などの資料上における便宜上の呼称であり、ゲーム中を含めて正式な種族名は明かされていない。
『大全集』及びコミカライズ版では普通の人間(及び亜人)を「短命種」と呼称しているが、やはり彼ら自体の正式名は不明である。
関連項目
エンペラーズサガ - 戦士カードとしても登場している。