データ
所属 | カンバーランド(第二王子) |
---|---|
年齢 | 不明(少なくとも10代前半と思われる) |
一人称 | 私(わたし) |
CV | 阿部菜摘子(リベンジオブザセブン) |
概要
バレンヌ帝国の隣国であるカンバーランドの第二王子。
国王ハロルドの末っ子(第三子)であり、1番のお気に入りとされている。
自身は優しい性格で国民からも人気だが、同時に遊びが好きであり、よく1人で町外れの森の中にある「秘密基地」に行ってしまう。
家族からも民からも愛されていた彼だが、教育係である宰相サイフリートがクーデターを起こし、父王を暗殺したことで状況は一変する。
その後の運命
主人公である皇帝の行動によってその後は大きく変化する。
皇帝がクーデターの場に居合わせた場合は、彼を助けた上で事件を解決する事になる。
その後皇帝自身の手でサイフリートを倒せばトーマは正式に王となり、帝国にカンバーランドを領土として献上する。そして皇帝からその名代として国を治めるよう命じられる。
皇帝がクーデターの途中で介入を放棄・あるいは途中の戦闘で全滅するか、そもそもカンバーランドを訪れる事なく年代を経過させると、トーマはサイフリートに地下牢へ幽閉されたまま生涯を終える事になる。
その場合は彼の亡霊を成仏させることでサイフリートの居場所へと乗り込めるようになる。
生存したまま皇帝の名代となった場合、以後は年代経過に合わせて「トーマ○世」という子孫が登場し、ヒラガと同じように世代を重ねて行く事になる。
生存させても特にゲーム的なメリットは無いが、彼もエンディングに登場するようになる。(リメイク版では専用のアビリティが入手できる、ボクオーンの進化を遅らせられる(※正確には見殺しにすると進化が前倒しされる)と言った明確なメリットが追加された。)
人物関係
家族
- ハロルド
トーマの父である国王。
トーマの兄である第一王子。
ホーリーオーダー(男)の一番手でもある。
トーマの姉である第一王女。
こちらもホーリーオーダー(女)の一番手でもある。
バレンヌ帝国皇帝
プレイヤーによって誰がそうなのか(性別やクラス)は大きく変化するが、ベストエンド(トーマを生存させた上でサイフリートを撃破した)の場合は国を救ってもらったお礼も兼ねてカンバーランドを領土として献上し、皇帝からは名代として国を治めるように命ぜられる。
「父と兄を殺された王族の末子で皇位を継いだ」という共通点がある。ジェラールにとって王位を狙うサイフリートの陰謀を打ち砕き、トーマを自分のようにさせなかったことで「かつての自分」を救えたのだろうか。
シティシーフ(女)の二番手で、彼女が皇帝の時にプレイした際のカンバーランドのイベントが『おねショタ展開』としてネタにされている。
また、ジェラールとシティシーフ(女)の一番手であるキャットのカップリングと併せる(ビーバーを二人の娘や子孫として扱う)ことで、母娘(先祖と子孫)揃って皇族(王族)男性を落としたというネタにもなる。
その他
トーマの教育係を務める宰相であったが、その本性は国に背いてクーデターを企み実行した逆賊。
備考
初代のトーマは、実は1世ではなく0世である。
世代はヒラガ同様255世でカウンターストップするが、バグ技かデータ改造を使わない限りは88世までしか行けない。
SFCの時にはパーティに加わる予定があったらしく、仲間になった状態の彼のデータが存在する。しかし能力値はオアイーブや詩人と同一である。
戦闘時の各種グラフィックも用意されていたが、没グラフィックはすべて頭身がやや高かった。これは彼がホーリーオーダーになる予定だったため。
以降にて2のリマスターそしてリメイクが出たが、ともに(現状リマスターも)NPCのままで残念ながら仲間キャラにはならず。
関連項目
ホーリーオーダー:ただし前述の通りトーマは仲間にならない。
トーマ王子(ドラゴンクエストX):スクエニ作品における名前・王子繋がり
性癖破壊(性の目覚め):リメイク版でトーマが抱えることになる可能性のある要素。前述の皇帝が女性だった場合、該当する可能性のある女性キャラの殆どがスタイルの良い美女である(中にはイーリスやネレイド、踊り子のようにきわどくセクシーなキャラもいる)ということで、前述のビーバーと併せて一部ファンにネタにされている。