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概要

「詩人」と呼ばれるキャラクターは『ロマンシングサガ』シリーズ3作全てに出演している。

服装も同じだが、3作とも世界観の繋がりは無い為、同一人物というわけではない模様(書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』にも同様の言及がある)。ロマサガ1〜3は同じ姿だが、ミンサガのみ異なる(下記参照)。

以下は個別に紹介する。

ロマンシングサガ1(ハオラーン)

唯一、個人名が判明しているのが本作の詩人である。

詳細は「ハオラーン」及び「エロール」の項目にて。

ミンストレルソング

CV:仮屋昌伸

今回は作中ではハオラーンの名前を名乗らず。OPムービーやジャケットやタイトルロゴに登場している。

オープニングテーマの山崎まさよし「メヌエット」は名曲。

〈詩人がメヌエットを歌いながら歩きその道中に主人公たちが入ってくる、そして終わったらタイトルロゴになるという流れ〉

パーティにも加わるようになり、固有技の「武装弦楽祭」でパーティ全員を強化することもできる。

ほかにも各地の歴史や事件などにまつわる詩を聞かせてくれたりするなど、活躍の幅が大幅に広がった。

姿や性格はどこかサガ1かみを彷彿とさせる。

CV:興津和幸(リベンジオブザセブンヴィクトール陰陽師と兼役)

オープニングとエンディングに登場。本ゲームの物語は、彼が酒場で歌う劇中劇という設定である。最終皇帝と面識があるようだが、具体的に何者なのかは不明。少なくとも退位しても尚、最終皇帝を陛下と呼んだり、「人々には忘れられた歌の中だけの存在」と自嘲気味な彼/彼女に対し「そうでもないと思いますよ」と呟いたりと敬意を持って接していることは間違い無いと思われる。

また本編中、各地を旅しながら楽器を落としていく「詩人さん」の存在が語られるが、こちらの詩人は直接は登場しないため、語り手の詩人と同一人物かは不明。

パーティに加わる予定があったらしく、彼の仲間キャラクターとしてのデータが没データとして存在する。

しかし能力値は同じく没キャラであるオアイーブトーマと同一である。

公式イラストは『1』のハオラーンのイラストを左右反転させたもの。

肩書きは「聖王記読み」。この名前で紹介されている攻略本もある。

本作では仲間としてパーティに加える事ができるが、1度加えると原則的に外せなくなる。

外したければ四魔貴族の幻影を倒した直後にパブに行くか、もしくは謀殺(LPを0に)すること。

HPLP腕力器用さ素早さ
12010201817
体力魔力意志力魅力初期術閃きタイプ
16131422なし1(剣中心)

能力は剣技全てに閃き適正を持つが、初期装備は棍棒で、剣の技能を身に付けていない。

戦闘とは無縁そうだが腕力は高い。

仲間から外すには少々条件が面倒だが、ステータスは決して低くはないのでアタッカーとして採用するのも良いだろう。

彼に話しかけると「新しい詩」か「古い詩」をリクエストできる。

「古い詩」はその地でのバックストーリーやエピソードを聞かせてくれる(ユリアンとモニカの初期イベント時を除く)。

「新しい詩」は四魔貴族の幻影を倒した直後にパブで彼を仲間から外した後に聞くと、倒した四魔貴族に関する詩になる。しかし、内容はどれもツッコミ所が多い。

ラストバトルまでパーティーに加えて連れていくと「来てよかった、最高の詩が書けそうです!」と実に彼らしい台詞で世界の破壊を防ぐ戦いに挑む自分を鼓舞する。

エンディングでも主人公対ラスボスの戦いを詩っている。

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  • 血脈の墓標

    ミンサガの刀の声イベントとロマサガ1の初期設定をもとにわたしなりに考えた、グレイの生い立ちの物語をまとめたものです。 (※本編には登場しないキャラクタが登場します)
  • 異説ロマンシングサガ3 見果てぬ夢

    第36幕 遙けき翠巒に響く哀歌

    「それでは美味しい料理と素敵なワインのお礼に、このルーブ地方に伝わる伝承歌をお聞かせしましょう」 禁足地たるルーブ山地に棲まうというグゥエイン。 ハープ爪弾く詩人が口ずさむ、彼の母ドーラにまつわる哀しげな歌が、夕闇の空に響く、響く。 鴇色のグラスに浮かぶ満月の中、よぎった影は本当に…? 第1話→序幕(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14063432) シリーズ一覧→異説ロマンシングサガ3 見果てぬ夢(https://www.pixiv.net/novel/series/1424464)

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