ロマンシングサガ3
本作最強の敵にしてラスボス。
アビスに2人も宿命の子が揃った事で制御不能の破壊の力が具現化した姿。
このまま放置しておけば世界そのものが完全に破壊されてしまうため、主人公たちは2人の宿命の子を援護するべく戦いを挑むこととなる。
残存する四魔貴族の力を行使する「獣魔の翼」やアビスの力を行使する「闇の翼」を使う。
アビスにおいて四魔貴族を倒さずに挑むとステータスが強化されていたり、途中でHPの回復(再設定)がある、通常の破壊するものとは桁違いに強い通称『真・破壊するもの』と戦う事になる。これはオリジナル(SFC)版もリマスタリー版も変わらない。
「破壊するもの」との戦闘は、「強さ」「演出」「音楽」ともに高いレベルであり、SFC後期作品の最高峰として名高い。
それとは裏腹に完全なぽっと出であり正体に関して不明。書籍『ロマンシングサガ大全集』には「分類は『神』」「四魔貴族を吸収した存在で、一説によると死星そのものとされる」と記述されている。
戦いに敗れると世界を破壊されるバッドエンドとなる。
撃破しても世界を破壊されてしまうが、宿命の子の力が勝ったことで死の運命のない新たな世界へと創り直されることとなる。
注意点
実質的なラストダンジョンである黄京に乗り込むと後戻りできなくなり、そのままアビスに突入することとなる。
上記にもある通り四魔貴族を一体でも倒さないと破壊するものが超強化されてしまう。アビスに突入しても四魔貴族を倒せない強さだとラスボスも倒せず詰むことになる。
道具屋の類もないため回復アイテムの補充が出来ない。雑魚モンスターも小粒なのばかりなので閃きがしにくい。強力な装備も手に入らない。
完全回復するポイントがあるのでレベル上げ自体は出来るが、装備やアイテムの不足はどうにもならないので要注意。
黄京の門番であるドラゴンルーラーはかなりの強敵なので、これを突破しないとアビスには進めないようになっている。これに何度もリトライしてギリギリ勝てるくらいの強さだと四魔貴族には勝てない可能性が高いので、装備とキャラを充実させた方がよい。
無論黄京に突入する前のセーブデータを残しておくことが推奨される。
エンペラーズサガ
世界を混乱に陥れた元凶として存在が配信当初から明かされている。目覚めれば世界が破壊されることは周囲の人物にも知れ渡っているが、七英雄そして四魔貴族すらも手を焼いている様子。
それを目覚めさせようとしているのは、なんと最終皇帝だった。