概要
ダンジョン「洞窟寺院跡」のボスモンスター。最奥部にある4体の僧侶のミイラに囲まれた祭壇に「死の祈り」を捧げると戦闘になる。
手に赤ん坊を抱えた女性を象った石像(?)で、血の涙を流している。BGMが普通のボスと違うのもあり、かなり不気味。
戦闘では白虎術を主に使用。ストーンスキンでこちらを石化させようとする。ララバイで眠らされている間に石化してしまうことも。
女性の石像なので、スクリュードライバー(女性特効)や削岩撃(地の精霊特効)がクリティカルヒットする。
倒すと武具開発アイテムである「死のかけら」を入手できるが、同時にダンジョン内のザコも全て消滅する。
最強武器である「死の弓」が開発できるが、「死の指輪」も開発できるためどちらを取るかはプレイヤー次第。弓矢なのでサラの最強武器になりうるが、HP回復がしなくなるのでどちらかと言えばレオニードとの方が相性が良い。
同ダンジョンにはパーティ育成に適したモンスター「アスラ」が出現し得るため、ガラテアを倒すには考慮が必要となる。
アスラを利用するプレイヤーには終盤まで放置され、一部では「アスラ道場のオーナー」などとネタにされたりもしている。
セリフは一切なく、それどころか洞窟寺院跡を含めてゲーム中に情報が全く登場しない。
実際、この敵に関する一切の情報を人々は知らない=対処法も知らないことから、強敵に設定されているとのこと(河津氏のツイッターより)。
書籍にて
ファンブック『練磨の書』には「闇の聖母ガラテア」、また手に抱えた赤ん坊は「闇の赤子ピグマリオン」と紹介されている。
しかし設定的な紹介は特になく、宿命の子についての考察において「ピグマリオンも宿命の子を意味しているのではないか?」という一説が書かれているが、結局何者なのかは不明である。
この説については同時に結論として「宿命の子の設定についてはスクウェアでもまとめられていない」と締められているが、この説を膨らませてピグマリオンを魔王と結びつけて描いた二次創作なども存在している。
インペリアルサガによる河津氏の設定によると『死星への畏れが形をなしたもので、みんなが描いた死の力の化身』とのこと。
余談
エンペラーズサガには戦士カードとして登場。
マヒと技封じを覚えるためなかなか使いやすい。奥義のストーンスキンはマヒ技扱い。
彼女を主力にアスラを倒すプレイヤーもいるらしい。
インペリアルサガでは「X’mas in オート侯領!偽りの聖母顕現す!」のイベントにて登場し、カンタールによる儀式によって出現する。カンタールは人々に生きる希望を与えることによって、帝国から独立した勢力を築こうとしたのだが、このような死の祈りの象徴のような存在が出現したことで計画は頓挫。この事件がきっかけで、これまでギュスターヴ13世憎しで行ってきた陰謀にも限界を感じた彼は、復讐を諦めて帝国へ合流することになる。
関連項目
エンペラーズサガ - 戦士カードとして登場。