「パンチは ぶきです よろしいですか?」
これは概要です 読んでみますか?
『ロマンシングサガ1』の武器屋にはなんと「パンチ」と「キック」が売られている。
そこで選んでみると言われるのがこの台詞である。どういうことなの…。
実際に武器屋で売っている「パンチ」はメリケンサックのような奴だそうで、攻略本などで確認できるようだ。
同様に「キック」も足裏にくっつける蹄鉄のような武器とのこと。しかし、こっちはあまりネタにされない。ちなみにこのキックは唯一素早さの上昇促進効果を持つ武器となっている。
なお、「○○は ぶきです よろしいですか?」という台詞はパンチとキック以外にも片手剣を購入する際に表示される。
(他の系統の武器だと「ダメージは大きいですが ミスしやすいぶきです」「1つはなれた敵も こうげきできます」などと特徴が含まれた台詞になる)
『2』以降はわざわざ武器屋で買わなくても使えるようになっている。いやそれが普通だ。
『魔界塔士Sa・Ga』と『Sa・Ga2秘宝伝説』でもパンチやキックは武器として店で売っている。
こちらは2の攻略本のイラストでもそのままパンチやキックである。
更に「さんだんづき」や「じごくぐるま」などの体術が武器扱いで登場し、一部非売品を除けば店で購入できる。
(ただし、アイテムとしてのパンチのほかに、特殊能力としてのパンチもある)
『Sa・Ga3』ではGB版だとパンチとキックは武器としては登場しないが、「ドロップキック」や「アクスボンバー」、「まんじがため」などの体術が武器扱いで登場している。この3の体術は獣人に使わせると威力が倍増する特性がある。
DS版のリメイクでは魔界塔士や秘宝伝説同様に店でパンチが再び販売されるようになっているが、獣人の得意武器である傾向だけは一緒。
GB版サガシリーズ3作品においては、身体を使った技は基本的にアイテム扱いだったのである。
なお、GBサガシリーズ1・2においては、体術系の武器は「使用回数の残量に反比例して攻撃力が上がる」という特性がある。このためパンチ(使用回数90回)は最初の頃はノーダメージばかりであるが、「最後の1発」は下手な高性能武器よりもよほど高威力であり、「ガラスのつるぎ」「しちしとう」などと並ぶリーサルウェポンとしてプレイヤーに知られている。
ロマサガのメイジスタッフにおけるファイナルストライクは、このラスト1発のパンチが元となっている。
ちなみにロマサガ1の盾の回避効果は、細身剣・片手剣・斧・打撃武器の通常攻撃を使用した際に有効で、魔法や必殺技使用時には発揮されないが、パンチのクロスカウンターとソニックブーム
は、必殺技でありながら盾と併用可能となっている。またソニックブームは、威力が流星剣より高めに設定されている上に回数の燃費も良く、パンチ自体の弱さとは裏腹に終盤まで使っていける。