CV:石見舞菜香(女)、小林親弘(男) ※リベンジオブザセブンより
概要
カンバーランドの王族からなる聖騎士団。
カンバーランドのイベントを完了させると仲間になるが、進行のさせ方によって最初に仲間になるキャラクターが異なる。
男性は腕力が高く、女性は魔力が高い。男女共通して体力が高く、素早さが低め。
男性は剣と槍、女性は棍棒が初期装備。男女ともに専用装備の聖騎士の盾を装備している。
男性は剣が得意なキャラクターと槍・斧が得意なキャラクターに分かれる。
女性は棍棒が得意なキャラクターと術が得意なキャラクターがいるが、両立しているキャラも存在する。
但しいずれの場合も、男性は剣でシティシーフ、斧で武装商船団、槍でインペリアルガードに適正で劣り、女性も棍棒はサイゴ族に劣るため、閃きに期待するのはやや難しい。
最終盤で入手できる神槍ロンギヌスや聖棍棒ホーリーバスターは名前からしてピッタリなのだが。
男性は腕力だけでなく魔力も安定して高く、(ピーター以外)回復役としてなら十分な術威力を持つ。流石聖騎士と言うべきか。彼らに回復術を忍ばせておけば、攻撃の厳しいボス相手にも押し負ける事なく立ち回れる。
女性は全クラス中でもトップクラスの術威力を持つが、魔力以外が綺麗にことごとく全滅しているので、最終盤では少々問題が多い。
反面、他の術士クラスと比べても、各キャラでの性能差がほぼ無いと言って差し支えない程に安定している。どの世代でも起用し易い、水&天術士として活躍する。
ギャラクシィを使えるまで天の術レベルを上げているなら、かなりの戦力になるだろう。
男女どちらも非常に鈍足。聖騎士の盾のせいで鈍足に輪をかけて鈍足。まず先手は取れないものと思って良い。
鈍足を逆手に取り、ターン最後の回復役としたり、皇帝にして鳳天舞の陣を用いたり、パワーレイズ・フリーファイト-1といった素早さが下がる陣形を使うと良いだろう。
もしくは武装商船団の「ラピッドストリーム」ならば断続に関係なく確定で先制攻撃を行えるので、先手必勝で行くならこの陣形がオススメ。
名前の元ネタはキリスト教(カトリック)の聖人・聖女。
女性の一番手・ソフィアの詳細についてはこちらを参照のこと。
最終皇帝を除けば、ソフト発売当時から公式イラストが男女共に用意されている唯一のクラスである。
なおSFC版のパッケージ裏にはホーリーオーダー男と同名の「ポール」なるキャラクターの写真が載っているが、グラフィックは全く異なっており、帝国重装歩兵の胴体に軍師の顔を組み合わせたような姿だった。
宮廷魔術士やフリーメイジの開発中のグラフィックと違って他の媒体では確認できないので、それらより早い段階で変更が決まったものである模様。
仲間にする方法
運河要塞をクリア後に「王位継承問題」が発生するので、どのルートでもいいのでクリアすると仲間に出来る。ちなみに年代ジャンプを挟まずにすぐにハロルド王と密談し、次の王位にゲオルグかソフィアを勧めるとその後の展開が楽になる(トーマを選ぶと少し大変になる)。
年代ジャンプを挟むかイベント中に特定のタイミングで長城に行くとカンバーランドが滅亡してしまいサイフリートに乗っ取られてしまう。
どのルートでも最終的に皇帝の手でサイフリートを倒すことになり、恩義を感じたソフィアたちはバレンヌ帝国の下に就くことを誓い、ホーリーオーダーとなって皇帝の力となる。
カンバーランド
バレンヌ帝国とはオレオン海を挟んで向かい合っている王国。首都の名は「ダグラス」。
3方を海に囲まれており、残る南方は長城が築かれている。故に他国との行き来が困難であるため、東方にあるフォーファーの町に王女ソフィアが港を開いて発展を目指している。
制圧後に武装商船団が皇帝になると、ここからコムルーン島への航路開拓のイベントに挑戦できる。
通常はステップ、サバンナ、サラマットとモンスターだらけの辺境を越えていかなければ到達できないコムルーン島にアクセスできるメリットは非常に大きいため、確実にクリアしておきたい。
書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』には、「民の上に立つ者は相応の実力を持たねばならないという考えから、王家の者は男女問わず聖騎士団ホーリーオーダーとして戦う」と記述されている。
また同書の「バレンヌ帝国は最盛期は東方以外の全世界を領土にした」という記述が正しいとすれば、かつては帝国の領土であったか、帝国衰退後に勃興した国である事になる。
所有陣形・ホーリーウォール
皇帝と仲間の2人が前列に立ち、後列の残り2人をガードする陣形。
後列の2人は敵に狙われにくくなり、前列の3人は防御力がアップする…という触れ込みなのだが、実際は防御力はアップしていない。
アプリ版ではきちんとアップするようになっており、どうやら設定ミスであった模様
(もっとも、SFC版にはバグがあるため、仮に設定があっても機能しなかったのだが)。