CV:鈴木崚汰(男)、白石晴香(女) ※リベンジオブザセブンより
概要
初期から仲間にできるクラスの1つ。間違われやすいが「魔術師」ではなく「魔術士」と書く。
バレンヌ帝国諸兵団に属する兵卒の1区分。アバロン宮殿に仕える魔法使いで、男女2名が存在する。序盤のジェラール単独行動時に女性(エメラルド)に話しかけると火術「ファイアーボール」を教えてもらえる事でも有名。
また、レオン死後にパーティに加入する最有力候補として、序盤では唯一無二の回復術『生命の水』を使用できるアリエスを頼るプレイヤーは多いことだろう。
更にライブラは高い風初期レベルと序盤屈指の術威力を誇るため、再序盤に謀殺してさっさと彼を皇帝にさせる/パーティーに入れるプレイヤーも多い。
メイン画像を見て察しの通り、武器を使った物理攻撃よりも術(魔法攻撃)が得意で、性別問わず風術を覚えている。更に男性は水術、女性は火術も覚えている。識者のローブ(鎧)を固定装備としている為に防御力を底上げしにくい点が敬遠されがちだが、中盤辺りまでなら他の装備でもカバーできるし、魔法防御はそこそこ。実はこのローブが割合ダメージ無効という耐性を持っている点も相手によっては有効である。
ちなみに男性の宮廷魔術士は星座、女性の宮廷魔術士は宝石が名前の由来となっている。
男性はアリエス、サジタリウス、ライブラ、タウラス、ジェミニ、カプリコーン、キグナス、クラックス。
女性はエメラルド、アメジスト、オニキス、トパーズ、ガーネット、オパール、ルビー、サファイア。
サジタリウスが射スキルを持っていたり、サファイアが小剣が得意だったりといった小ネタもある。
なお、公式イラストは女性のエメラルドのみ存在するが、攻略本では唯一カバーの下に載っているという謎の扱いを受けている。
またSFC版開発段階では、男性のグラフィックは製品版と髪型が異なっていた。
コミカライズ版ではメインキャラクターとしてアリエスが登場。傭兵皇帝オライオンと共に七英雄やその配下のモンスターと戦った。
リベンジオブザセブン
リメイク版では呪いの装備であったローブから制限が撤廃、アビリティの追加、更に術自体の立場の向上により男女ともにかなりの強化を受けたと言える。
風術技能を持っており、かなり早めに手に入る合成術「太陽風」が強力なため、男女共に殲滅力が高い。
男性はバトル終了後にBPが一定割合回復するアビリティを獲得。BPが枯渇しやすい序盤や、中盤以降に合成術連携を連発してダンジョンを攻略する際に有効。所持術系統は水風で、序盤はサイクロンスクイーズによる単体火力が出るが、中盤以降は補助寄りとなる。火力を重視するなら水を火に入れ替えても良いだろう。
天術を鍛えると全体術の「ダイヤモンドダスト」「太陽風」、今作屈指の有用回復術「レストレーション」(戦闘不能者以外の全員をHP回復+状態異常治療)を使うための下地にもなるので鍛えておくといい。
武器種として弓が強化されたため、弓技能のあるサジタリウスが小ネタの域を超えて使いやすくなったのもポイントである。その次代が高魔力のライブラということもあり、序盤は非常に起用しやすいだろう。
女性は消費BPが20%減るアビリティを獲得。単純に継戦能力が高まる分かりやすい効果であり、どんな状況でも活躍する。
また、女性は火風という属性の取り合わせが優秀であり、天術を加えるだけで序盤から終盤全ての時期で単体・範囲の強力な攻撃を扱えるようになる。
さらに天術を加えるのは回復術「月光」でのフォローもききやすくなり、将来的には火力も高くアンデッド特攻の全体術「フラッシュファイア」、単体最強火力の「クリムゾンフレア」、そして「レストレーション」を使うための下地にもなって攻撃にも回復にも回れるようになるので、是非とも鍛えておきたいところである。
このクラスよりさらに術が得意なキャラもいるにはいるが、アビリティによる燃費の良さも相まって十分に最後まで通用するレベルである。
関連イラスト
リメイク版