CV:清水優譲(リベンジオブザセブン) ※:帝国猟兵も兼任
概要
東方の国・ヤウダ王国を護る、独自の剣術に秀でた剣士。セキシュウサイと戦った場合、同年代に話しかけることで孫のジュウベイがパーティ加入する。
イーストガードと呼ばれているが要するに侍(東方の守護者)。
キャラクターは男性のみとなる。名前はジュウベイ、テッシュウ、シュウサク、ガンリュウ、トシ、レンヤ、ボクデン、ソウジの8人。
キャラクター名は著名な日本の剣士から。
セキシュウサイは自身が死亡したら皇帝に力を貸すよう伝言を残しており、ジュウベイは皇帝を怨むことなく仲間になってくれる。
書籍『冒険ガイドブック』によると、1番手であるジュウベイの年齢は25歳。
また画集『時織人』に拠れば、彼の一族は代々王家の剣術指南役を仰せつかっていたが、両親は幼少期に亡くしているという。
性能
基本的に腕力と素早さが高く、剣・大剣に特化した技能・閃き適性を持つ。反面体力が低くHPが伸び悩む。これを逆手にとって、このクラスを皇帝にして、HPを700手前で止める程度に成長させれば、相対的に攻撃力はかなり成長するため、皇帝のHP値を参照し700以上で強化形態に変わるボス(ワグナスなど)を強化前に圧倒的な力を持って倒すことができる。
が、ステータス的に最も得意な攻撃は実は体術。尤も体術技能を持たず、閃き適性もないので皇帝以外で体術技能を鍛え上げるのはやり込みの域になる。
ただ、アプリ版以降に追加された忍者はイーストガードと同程度の腕力・素早さを持ちながら体術メインのキャラであり、女性で専用装備も優秀と全技能をカンストさせるやり込みプレイ等の際には全く見過ごせない性能を持っている。勿論愛でイーストガードを選ぶのも十分アリだが同時採用も考慮した方がいいか。
イーストガードのひとり、ソウジ(元ネタはおそらく沖田総司)はクラスの中でも一際高いステータスを持つが、LP1(一度戦闘不能になればロスト、蘇生不能。もちろんLPブレイクでもアウト)というゲーム的にはたいへん困った元ネタへの忠実さを見せている。ある程度ゲームに慣れていないと彼は使いこなせない。
リメイク版でも大剣使い・大剣の閃き担当としては適任とも言えるが、その大剣自体に問題が発生。
大剣技はコストパフォーマンスに優れず、かつ搦手や範囲攻撃にも乏しく(特に範囲技は固有技を除けば横一列の「水鳥剣」しかない)、複合技の属性も水と風、そして冥。このうち最強技「無明剣」が冥属性なのは冥地層で大幅に回復するラスボスと裏ボス戦で非常に困ることに。
もちろん大剣と密接に関わる彼らもその煽りを受け、小回りの効かない、扱い難いピーキーなクラスとなった(オリジナル版では剣と大剣は技能レベルが共通となっていたが、本作では分けられたことも原因)。
アビリティは「技BP消費減少(技のBP消費を20%減少)」。地味だが長期戦には向いており、BPが枯渇しがちな中盤までは頼りになる。
また、耐久性が重要なゲームバランスとなったのも逆風。
元の耐久性が低い上、大剣装備により盾を発動できない彼らの脆さが非常に際立つ。
陣形やアビリティ、その他タンク役を作ることなどでカバーしたいところ。
大剣の武器と上位技の威力は高めなので、上手くその利点を活用してあげたい。
中盤から入手可能なアビリティ「不老不死」があれば、戦闘不能になってもLPが減らないため、ソウジをまともに活用できるようになる(七英雄を5人倒して最終皇帝になる前にオアイーブのいる忘れられた都を訪ねることが条件)。
……のだが、「LPそのものを削る」攻撃には無力なため、特に見切りもないライフスティール使いには注意。また貴重なアビリティが1枠潰れてしまうのも欠点。
所有陣形・稲妻
皇帝以外の4人のメンバーをジグザグに配置する陣形。
左上に位置するメンバーが行動すると、敵の行動を挟む事なく残りの仲間3人が連続で行動し、最後に皇帝が行動する。能力アップ効果は存在しない。
格闘家の龍陣とは皇帝の位置以外はおよそ似ているが、最終皇帝がとても素早いため最終的には龍陣の方が使いやすいかもしれない。
見切り集めを目指してパーティアタックを狙っている場合、弓技「瞬速の矢」を見切る際に利用すると効率が良くなる。…敵は使わない技なので見切っても使い道は無いが。
ヤウダ王国
世界の東方に存在する国。近代化前の日本と中国を折衷したかのような独特の文化を持つ国。
チョントウ城に住む王を首長とする。
書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』の記述によれば、この国の存在する東方はこれまでバレンヌ帝国の領土になった事はないという。
なお本ソフトの舞台となる世界は南半球に位置しているのだが、家の北側に窓が存在するのはこの国の町だけである。
リベンジオブザセブンではジュウベイを仲間にする過程でアザミも仲間に出来る。詳細はリンク先を。