曖昧さ回避
- そのほかのゲームにおけるパリィ⇒パリィ
概要
ロマンシングサガ2が初登場となる剣技(片手用の剣の技)。
発動した場合は、自分に向けられた物理攻撃を弾き落とす、強力な防御技である。
詳細
「インペリアルクロス」など、攻撃が1人に集中する陣形と併用すればまさに鉄壁。最序盤から閃くこともあり、パーティを支える重要な技である。
最高最大の使い手はロマンシングサガ2の初期メンバーでもあるベア。
間違ったことは言ってない……多分。
(オリジナル版では発動は素早さ依存なので、実は素早さが低い帝国重装歩兵(そして前衛の素早さが低下するインペリアルクロス)とは相性が良くないというのは内緒である)
この手の防御技はそれまでの作品にも登場しており、魔界塔士Sa・Gaなどのディフェンダーしかり、Sa・Ga2秘宝伝説のレオパルト2しかり。なお、同作品に登場する防御技「ディフレクト」はその後もメジャーな回避技として引き続き登場し続けている。あちらは作品によっては自分だけでなく味方への攻撃も叩き落す。
リメイク版では
ロマサガ2のリメイク版である『リベンジオブザセブン』ではパリイの成功率が『使用者の素早さに比例して成功率が上がる』から『成功率は一律80%』に仕様が変わったことで、帝国重装歩兵が使うパリイの使い勝手が飛躍的に上がった。
更に帝国重装歩兵固有のアビリティとして『行動内容に関係なく40%の確率でパリイが発動する』という効果を持つ『オートパリイ』により、帝国重装歩兵にとっては追い風となった。
ただし、『パリイもオートパリイも片手剣を装備させていないと使えないし機能しない』という欠点があること、さらにオートパリイについては「剣技が使える大剣や小剣」または「風神剣(術で作った剣)」では発動しない点に注意。
余談
ロマサガ2の攻略本の誤植から「パリィ」(ィが小さい)という表記がユーザーの間で浸透していることも多いが、実際のゲーム内での表記は「パリイ」(イが大きい)。ただ、これに関しては公式で誤表記すらネタにしたらしく、エンペラーズサガにて「パリィ」と「パリイ」がバージョンの異なる回避技として別個に存在している。
名前の由来は英単語の「parry」(かわす、受け流すを意味する)だと思われる。発音的には「パリー」であり、これも上記の「パリィ」表記が広まった一因である。
『Wizardry』でも、日本語表記で「みをまもる」と訳されているコマンドの英語表記は "PARRY" である。
裏ワザ・パリイでカウンター
狂戦士状態でパリイを使っているキャラに物理攻撃が来ると、なんと敵に対して反撃を行う。
具体的な方法
狂戦士状態だと通常攻撃しかできなくなるので、パリイで待機している間に狂戦士状態にする必要がある。
- まずは行動順固定の陣形(龍陣・稲妻)にする。(ラピッドストリーム・ムーフェンスは不可)
- パリイを使うキャラ以外は事前に霧隠れで隠れる。(パリイ使用者に攻撃が行くように)
- 最初に行動するキャラ以外が赤水晶のロッドの固有技・火龍出水を使う。(パーティー全員を狂戦士化)この技は通常ディレイアクションだが、行動順固定の陣形の場合はその行動順に行動する。
- そして狂戦士状態で、パリイを選択したキャラに物理攻撃が来ると、カウンターで攻撃することがある。
ちなみにディフレクトでも可能
関連タグ
- 俺は全てを【パリイ】する:パリイがタイトルに使われている小説家になろう作品。