CV:松田健一郎
概要
バレンヌ帝国の帝国重装歩兵の一番手であるキャラクター。
ゲームスタート時にメンバーの1人として加入しており、陣形「インペリアルクロス」で最も攻撃の集中するポジションを担当する。強力な全身鎧と大盾で物理攻撃に高い耐性を持ち、序盤からひらめくことができる防御技パリイがそれを補強する。
…のだが、このパリイ、常時発動ではなく、防御などのコマンドと同じく「パリイをコマンド選択して敵の攻撃に備えなくては発動しない」という性質を持っている。
そのため、役割は自ずと「毎ターンパリイパリイパリイパリパリパリパリパーリイパリイー」となり、代表格のベアの印象の強さと共に、いつしか「ベア=パリイ、パリイ=ベア」と称されるようになっていた。
(主にベアのおかげで)パリイの代名詞的存在となってはいるものの、実は回避・カウンター技は成功率が素早さに依存している。勿論、帝国重装歩兵は素早さが非常に低い。その為、パリイとの相性は壊滅的に悪い。
そしてインペリアルクロスの先頭は素早さに下降補正がかかるため、更にパリイとの相性は悪い。
ああ、南無三。
ファンからはある種のネタキャラとして扱われており、ベアの存在感の濃さに反し影が薄い重装歩兵を「ベア族」と呼称することもある。
書籍『冒険ガイドブック』によると年齢は28歳。
画集『時織人』に拠れば豪放な性格であり、その巨体を買われてインペリアルクロスの前衛を任されたことを大変誇りに思っているらしい。
また「戦場ではその怪力で不動明王のごとき強さを示す」…とのことだが、実際のゲームでは本クラスの売りは体力であり、腕力はそれほど高くない。不動剣は閃けるが。
ゲーム中でもベアら重装歩兵は軽装歩兵と異なり腕力の高いクラス扱いされておらず、人力風起こしは使用できないしマイルズでいい仕事を引き受けることもできない。
コミカライズ版では後に将軍となっていた。
RotSでは
2D版とは変わり、ジェラールの初陣の時は先遣隊として先に洞窟に入り、後から合流する形となった。
ジェラールに対しては自分の役割を見つけることの大切さを説く。
敵の攻撃が苛烈になった事や、体力が防御力に関わるようになったこと、パリィ成功率が目に見えて向上していること、アビリティ「オートパリィ」の追加など、様々な面で追い風が入り、中盤までの盾役としての地位が不動のものになった。
軽量な全身鎧のスウェットスーツがクジンシーの館で手に入る為、わりと敵の先手を取れる事が多く、なぎ払いのスタンも活用していける場面が多い。
地味にLPが+2されて16に、さらに棍棒スキルを初期習得しており、パリィをしない時は棍棒を振るという選択も出来るように。脳天割りや骨砕きなどのデバフ技でサポートもこなせるようになっている。
攻撃力という面では劣る為、パーティから外しがちのポジションではあるが、いざベアを外してしまうと即パーティ壊滅の危機に陥るくらいにはキーマン。序盤はベアにおんぶにだっこで攻略を進めよう。
なお、仕様変更によりベア皇帝でも人力風起こしで空を飛んだりいい仕事を引き受けることができるようになっている。