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「すまんワグナス・・・・・・、誓いは、守れそうに無い・・・・・・」


「ひどい・・・・・・、ひどいわ・・・・・・」


「わ、私の作戦が間違っていたというのか・・・・・・!?」


「そんなバカな・・・・・・、このダンダーグ様がこんな奴らに・・・・・・」


「ワグナスやノエルが、負ける訳だ・・・・・・だが・・・・・・!!」


「こうなったら最後の手段だ! 誓いなぞ守ってられるか!!」


「くっ・・・・・・七英雄は最強・・・・・・、最強なのだ・・・・・・!!」


概要編集

「・・・・逃がさん・・・・・・・・お前だけは・・・・」

数々のバックアップ対策を破られた七英雄がとった最後の手段であり、メンバー同士の本体を全て吸収・融合させた融合体。ロマサガ2ラスボス

センシティブな作品

かつてモンスターを駆逐した七英雄は、強大なモンスターを数多く吸収しており、単体でも非常に強大な力を持つ。

それが7体も融合して、それぞれが襲い掛かってくるわけである。

生半可な準備では勝てる道理がなく、多くの挫折者を生み出したみんなのトラウマである。


なお、最後の1人を倒す前に、皇帝自身がプレイヤーへ向けて「この先は引き返せないぞ。」警告してくる。人の話は、よく聞いておこう。さもないと前座の最後の七英雄を倒した後にセーブした為に引き返せなくなり完全に詰んでしまう当時のプレイヤーが多かった。


ゲーム上での強さ編集

ロマサガ2の発売は1993年であるが、30年以上の時を経て未だに日本RPG史上最強のラスボスの一角として語られ続ける存在にして、ゲームバランス無視級の極悪ボスの代名詞として名高い

ぶっちゃけ、発売当時はハメ無し正攻法撃破が普通にやりこみ扱いされたというレベルである。

実際のところ、SFC時代のトラウマボスとしてはメタルマックス2テッドブロイラーと双璧を為す、或いは上回る程の存在感と知名度を誇る。

成長がカンストした状態でも、戦い方が悪ければ、容易に叩き潰される。


具体的に言うと、

「無対策で複数名にダメージ400〜500、単体ダメージ4桁は当たり前のように飛んでくる(HPカンストは999)」

「全体攻撃に麻痺の追加効果まで付いているサイコバインド」

「無対策では男性キャラクターをほぼ100%魅了するテンプテーション」

「無対策で直撃、或いは行動不可能(戦闘不能・麻痺・睡眠等)時に喰らうと以降リカバリー不可能なソウルスティール」

「無対策で直撃すると敵に放つべき技が味方に飛んでくるマリオネット(それが全体攻撃ならば即全滅)」

「錯乱状態になる混乱+透明化(最低でも1ターン治療不可)効果のアストラルゲート」

等々、ぶっ壊れ技のバーゲンセール状態。

それ以外にも凝視(麻痺or魅了)、デッドリードライブ(全体能力低下)、動くな(全体麻痺)、催眠(全体睡眠)、ホラー(混乱)、プリズムライト(魅了)等々、搦め手も満載。

正直、これだけでもお腹一杯なのだが、一番の問題はこれらが1ターン中に最大7連続で飛んでくることである

いくらボスが七人分融合しているとは言え、容赦無さすぎじゃないですかね・・・・・・


もっとも、見切りや耐性等で無効化出来る攻撃も多いので、実際に被害を受けるのはせいぜい3〜4回程度。

それまでの進行にもよるらしいが、7回行動されることはさすがにそうそうない。

だが、むしろその程度まで抑えられるレベルに準備をしていかないと勝負にならないという方が正確ではある。

んなこたァ知る由も無い数多のちびっ子たちが涙を呑んだのもむべなるかな、と言ったところか。


こんな奴どうやって倒すの?編集

A:ずっと俺のターン! ・・・・・・これが一切の誇張も歪曲も捏造も無い事実だから困る。


クイックタイムという術がある。

効果は使用ターンの敵の全行動を強制的にキャンセルし、次ターンに確定で先制行動できるというもの。

後は概ね予想は出来るだろう。毎ターン使っていれば相手は何もできないので、その間に殺っちゃえばいいのである

もっとも、消費するJPは36と莫大なので(JPカンストは250)、それなりの育成は必要ではある。

使い手が1人で足りなければ、2人・3人と用意しておけば、間違いない。

卑怯、邪道と笑わば笑え。当時を知る者なら「こうでもしないと倒せなかったんだからしょうがないだろ!」と口を揃えるだろう。


当時はインターネット等の情報ツールが存在するわけもなく、各種攻略本においてもネタバレとなるラスボスの情報は伏せられているのが常だった。

つまり、七英雄の攻略情報はせいぜい学校内での情報交換くらいしか存在しなかったのである。

そして、実際に七英雄撃破に成功したクラスメート達は口々にこう言った。クイックタイムと。

それを責める者など誰もいなかった。それを使わずに倒せた者など誰も居なかったからだ。

術法研究所を建設しなかった脳筋プレーヤーたちは幾十・幾百と叩き潰され、泣く泣く最初からやり直した。

特に、前作ロマサガ1が、物理攻撃に大きく偏重したバランスで、術法は補助以外に使い道がほぼないものだった為、術の育成を怠るプレイヤーが溢れていたのも原因である。

正面から正攻法で撃破するには、数々の補助術を余すところなく使いこなさなければならないのだが、それまでのボス対策にそこまでの徹底さが必要とされていないため、補助が普段から重要な女神転生シリーズなどとは異なり、補助術の開発がザルだったプレイヤーは非常に多かった。

そして攻撃手段に乏しい水術を、ただラスボス戦の為だけに「生命の水」で鍛え続けた。

「使わずに行けるところまで行ってみよう」と試した奴らは、七英雄が漸く本気を出すか出さないかといった辺りで押し潰される現実に戦慄した。


そして、激闘の果てに勝利を掴んだプレーヤー達は、エンディングで流れる歴代皇帝達の雄姿とアバロン帝国史を背景に感慨に耽るのである。

一部のプレーヤーにとっては「ああ、初見でクリア出来ていたら、あの皇帝たちがこの場に居たはずだったんだな」という、ちょっぴり苦く切ない思いと共に。


実際には編集

と大げさに語られることが多いのだが、実際にはそこまで強くはなく、きちんと対策を練っていれば普通に倒せるレベルである


実際やりこみプレイヤーの中では乱数調整(状況再現)無しで一人旅ノーダメージ撃破可能な戦術が確立されているという(ただしそれでも勝率は10%ほど(ノーダメージを除いた撃破だけならもう少し上がる)らしい。)


ただ、その対策を知らないまま突っ込んでしまうと勝つのは不可能(特にテンプテーション対策)であることも確かであり、またここに至るまでの戦いが基本的に「先攻をとれる陣形を組み、高火力の武器と技を以っての先手必勝」を至上とするバランスだった為に、防御面を疎かにしていた人が多かったのも確かである、なおラスボス突入直前にセーブできるタイミングが存在しており、そこでセーブしてしまうと対策を採るためのやり直しができなくなってしまう。そうするともう最初からやり直しするしか無い。良くも悪くもこのゲームは何回もやり込むことを前提としているのである。




インペリアルサガ編集

第2章で戦うことになる。

しかし、中堅レアリティ以上の家臣が揃っていればこう思っただろう。「弱過ぎではないか」と。


これはワグナスが一計を講じたため。本来は、自分たちの本体ボディを集めてそれらを合体させたのが集合体である。しかし、本体のダミーを用意して合体させ、偽の集合体を作ることで、アルタメノスの皇帝に「七英雄の本体を倒したから二度と七英雄は襲ってこない」と思わせるための撹乱作戦であった。のちに成層圏へ逃げたワグナスが捕捉されたことで、この計画は帝国へ知れる事となる。


関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品

七英雄(ラストバトルver)センシティブな作品


関連タグ編集

ロマンシングサガ2 ラスボス

クジンシー ボクオーン ダンターグ スービエ

ロックブーケ ノエル ワグナス

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